2024-03-24

現実戦争ゲームに追いついた

かつてPlanetside 2 というゲームがあり(運営ソニーの子会社だった)、その中でFPV ドローンとよく似たミサイルランチャー実装された。一人称視点ミサイル誘導し、戦車や敵兵に衝突させることができる。

まりにも強力だったので、速度、機動性、ダメージを弱体化し、直撃しても歩兵すら殺せないようにナーフされた。

このゲームは、現在世界中縦横無尽使用されているFPV ドローンとその強力さを予測した。

さらに今戦場使用されている対戦車兵器は、その効果の高さから大幅に弱体化された。

コルネットとほぼ同じ誘導対戦車ミサイルがあったが、それを弱体化する必要があった。唯一の対抗策は十分な数の狙撃兵がいて歩兵を阻止することだった。

歩兵なら誰でもそれを設置して戦車待ち伏せし、誰よりも先に破壊できるからだ。

しか事実上その戦術に対抗することは不可能だった。

開発陣はミサイルの射程、ダメージ、速度、操作性を弱体化し、ミサイルをより大きく、より明るくし、発射煙を必要以上に目立たせることにした。

ジャベリンのようなロックオンミサイルも弱体化された。なぜならやはり戦車に対してアホみたいに強力だったからだ。

プレイヤー達は 3 ~ 4 人の小さな分隊に分かれ有利な地点を見つけて戦車を大量殺戮し始めた。

そしてRPG のようなロケットさえも、現実世界と同じように要塞陣地を突破し、戦車を上または横から攻撃するためにバカみたいに使用されていたため弱体化された。

しかし最も面白いのは自爆テロナーフされたことだ。

プレイヤー達は大きな破壊力で掩蔽壕全体を除去するのに使用できる AT 地雷を抱えて戦車や敵の陣地に向かって突進しはじめた。

開発陣はこれに対抗してAT地雷をそのまま投げても爆発しないようにしたためその対抗として粘着手榴弾と組み合わせされた。

これは基本的ウクライナ軍現在、時限信管を備えたAT地雷を使って塹壕撤去していることと同じことをしている。

あのゲームでのゲーマーたちの戦術が何年も前に現実光景模倣しているのには何とも言えない感慨がある。

  • バトルフィールド バッドカンパニーでゴルフカートを戦場で乗り回してたのも、現実に追いつかれてしまった

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