2024-02-21

ボーはおそれている

自分が書いた前回のボーおそ日記

  

いまだに、日々ボーはおそれているについて考えている。

考察サイトとか、ふせったーとか、ツイッター(X)とかも見てる。

モナがボーの男性性を嫌悪しているみたいな考察が多いと思うけど、違うと思う。

モナはボーから欲情が欲しかった。

彼女の夫が彼女に与えなかった(推測)「(性的にも)愛されている」という実感を、ボーから取り立てようとしていたんだと思う。

  

以下論拠

・細かいセリフは忘れたが、クルーズ船の寝室でモナはボーに対して自分男性観(男は鈍感だけどそこが良いのよねみたいな話)を語った後、字幕ではなく英語音声の方で「あなた男性性を誇りに思う/あなたは私の誇らしい男」みたいなことを言っていた。

・↑の間に、モナは一度ボー少年股間に一度視線を向けている

最後裁判で、ボーが思い出の女性セックスしたことを詰めるシーンで弁護士が「ボーはあの女に愛情を与えた、本来彼女(母)に与えるべきところをーーー」みたいなこと言ってた(よね?)

・↑もっとモナが怒った場面(手すりガシャーン

  

ボー少年モナ下着を悪い友達に与えたことに関する怒りも、上記のことが関係してるんじゃないかな。

ボーがモナのことを(性的対象として)愛してるなら、そんなことを許すはずがないから。

さらに言えば、モナクルーズ船で女の子にボーをけしかけたのだってテストだったんだろう。

ボー少年に与えられた正解は、女の子に目もくれずモナを慕い続けることだった。

  

ボーの男性性は許されている、モナに向ける時だけは(しかモナにそれが向かうことは一度もなかった)

(そしてそれが、モナが定めたボーの一番の誤ちなんだろう)

  

もちろん息子であり庇護であるボー少年が、モナ性的に愛する義理なんかないのだけれど。

というか、迂遠性的虐待ですらある。

  

屋根裏の巨大ちんちんに関しては、モナが用意した着ぐるみ的な何かだと思っている。

全てはモナ管理下にある、だからあのちんちんだってモナが用意したものだ。

モナの中の夫は陰茎だけの悍ましい存在であり、それをボーと共有したかった。

そしてボーが父の罪(絶対浮気だと思う)を贖うよう、モナはずっと望んでいた。理解して欲しかった(繰り返すが、ボーにそんな義理は全くないのだが)

  

辛いのは、その狂った論理の中でもモナの悲哀は本物なのだ

モナは本気でボーが「自分を愛する息子」と「自分を愛する夫」にならないことを悲しんでいる。

母親性的に求められたことはないが、この本物の悲哀の迫力はわかる。

  

さぞかし辛かっただろう、今は休んでくれボー。

しばらくしたら深夜のコンビニかいって、肉まんとか買うといいよ。

あったか食べ物って安心するから

記事への反応 -
  • ボーはおそれているを見た    本当ははてな匿名ダイアリーに書こうと思ったのだが、初の試みすぎてどこからいけば入力ホームに飛べるのかも分からなかったので、こうして一旦自分...

    • 自分が書いた前回のボーおそ日記    いまだに、日々ボーはおそれているについて考えている。 考察サイトとか、ふせったーとか、ツイッター(X)とかも見てる。 モナがボーの男性性...

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