2022-12-08

セックス定義できるがオナニー定義できない

セックス、すなわち性交とは男女が性的に交わることである

上記定義は多くの人が同意し、多くの人が追録しようとするだろう。

もはや同性愛が広く認識されている現在においてセックスは男女の営みに留まらない。

しかし、他者との性的な交わり止まりでもある。

性別が何であろうが、相手が単数だろうが複数であろうが、セックス他者との性的な交わりであることに変わりはない。

私はセックス快楽とは他者の不在化による自意識の安定化だと考える。

愛撫などのコミュニケーションによる関係構築は他者自己組み込み受動的な快感享受他者機構的にし、能動的な快感供給が全能感を与える。

交わることによる一体感他者を不在にする。一人じゃないと確認することが一人にしてくれる。セックスしてる相手が実際どう思ってるかどうかなんて関係ない。だって自分が思い込むのがセックスから

なんてつまらないんだろう。

ではオナニーとは何なのか?

自分性器を刺激して性的快感を得る行為

上記定義に多くの人が同意するだろうが、私はそうは思わない。

刺激する部位は性器でもなくてもいいし、触覚ではなく聴覚などでも性的快感は得られる。そもそも性器をいじって得られる快感性的だと表現ことはオナニーセックスの類に含めているからではないか

かに性器快感に与えるとこでセックスは促進されている。淘汰によって作り出された厳然たるシステムだ。しかしそれに従ってオナニーセクシャルだとすることは、セックスとは子孫繁栄のために行われる男女の交わりとするのと同レベルの追認ではないか

ではオナニーとは何なのか?

快感を得る行為か?自意識を安定化するための行為か?

そのどれでもない。いや、そのどれでもいいのだ。

なにを縛られる必要があるのだろう。自由でいいじゃないかオナニーセックスとは別物なんだから

かに現時点ではオナニー性的と見なされても仕方ないのかもしれない。しかし、この先もそうだとは限らない。

技術進歩文化の発展。私たち未来可能性があるように、オナニーには可能性があるのだ。(セックスにはない。)

無限可能性があるもの定義名前必要ない。その志を込めて、今日から私はオナニーを「」と呼称することにする。

今日、私は「」をした。

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