親へ
なぜ私を産んだのですか?
生まれてから誉められたことはありませんでしたね。いつも「もっとできる」と言って私を上へ上へと向かわせようとしていましたね。
なぜそんなに上に向かわせたかったのですか?私のためですか?上に行かず私が行きたい道を進むことはそんなにだめだったのですか?
中学生の頃の私は、私を学力でしか見てくれないあなたたちに絶望していました。
「お金がない」というならなぜ産んだのですか?私が何を言うにしても「お金がない」と言い続けたのは私に対する嫌がらせだったのでしょうか。
知的障害持ちの兄を含めて3人育てるお金がないなら産まなければよかったのではないでしょうか。
父親に3万円ほどの出費をお願いしたとき、「お金がない」と言われ、暗に諦めろと言われた私の絶望はわかってないでしょうね。母親は「一度で諦めないで言い続ければ意思が伝わるから」と言いましたが、お金がないと言い続けている人に意思をどう伝えればいいのですか?
「言い続ければいい」と言われ、ほしいものを毎日欲しいと言ったときに、買ってもらった後「ノイローゼになるかと思った」と言われた私の気持ちはわかりますか?
私の気持ちはわかりませんよね。だから私を産んだんだと思います。
「祖父母の目があるから」と言って私を犠牲にして姉の苛立ちを掻き立てた貴方達を許しません。
(血縁上)姉と呼ばれる人へ
私はあなたのことを憎みきっているのであなたのことを姉と呼びたくありません。
あなたと同じ血が通っていることが気持ち悪いです。法律上縁を切れないこともおぞましいです。
知的障害持ちの兄と年齢が近く、いじめられていたフラストレーションを全て私にぶつけて気持ちよかったですか?
「死ね」「気持ち悪い」「ブス」「ぶりっこ」「大きなお世話」と言い続け、わたしの一挙一動に舌打ちするのはさぞかし楽しかったでしょうね。
私はそのおかげで性格が歪み、10年もの間心療内科に通院して薬を飲み続けています。おそらく一生病院に通わなければいけないでしょう。
あなたはのうのうと実家で部屋をもらい、30歳を超えてなお子どものように過ごし、自堕落な生活を過ごしている中、私は家を出て必死にお金を稼ぎ毎日を生きています。
自分は偉いと思っているでしょうね。そんなことありませんよ。気持ち悪い。
私はあなたのせいで自己肯定感を一切得ることができませんでした。あなたのせいで私の性格は歪みました。あなたのせいです。得ることができたはずの幸せも、あなたが私をいじめ抜いた結果できた私の性格で全てだめになりました。
あなたには分かりませんよね。私の中には、私を罵倒するあなたがいるんですよ。毎日毎日「死ね」「気持ち悪い」「カス」「なんで生きてるんだよ」って私に言い続けてるんですよ。
そんな中で私は必死に生きて仕事をしてるんですよ?なんでだかわかりますか?仕事を辞めたらあなたがいる実家に帰らないといけないからです。
あなたと一緒に住むのなんてもう勘弁です。私はあなたの全てを拒絶します。
私が死ぬときは出来る限りあなたが苦しむようにします。私がどれだけ苦しんで生きてきたか理解してもらうために。
おかあさんへ
こんなことたくさん言ったけど、おかあさんだけは私の唯一の味方でいてくれました。
こんな汚い感情を家族にぶつけないのは、おかあさんがいるからです。おかあさんを悲しませたくなんてないからです。
おかあさんだいすきだよ。しあわせになってね。