不在時に来客があると撮影されて、室内インターフォンのボタンが点滅する
留守番電話みたいなやつだ
今日も昨日も一昨日も来客を示すランプが点滅していた
色んな人がうちの呼び鈴を鳴らしていた
老若男女
俺は帰宅後にそれを見るのだ
不気味だったが、ある日ようやく自分が在宅の時に「彼ら」が来た
たぶん平日だったと思う
動画をONにした瞬間に俺に対する来客じゃないのは風貌からわかったが
訝しげに「はい?」と言うと彼は「◯◯さんですか?」と言った
「違います」「あ、間違えました」
それだけだったが、彼らがどうやら俺に用事があったわけではないとわかった
どうやらA棟とB棟に同じ304号室があって
彼らはB棟に用事があるのだろう
そこまでわかるのに3ヶ月位かかった
一応このマンションはおしゃれで有名な駅チカだし家賃も1LDKで25万円程度みたにな帯域だし
もし彼らが全員男だったらそういうお店かと思ったのだが残念ながら女性も来ていた
逆に全員女性だったら習い事の線が濃厚になるのだが残念ながらおっさんも多かった
何か仕事の絡みだろうかとも思った
もしそうだとしたらB棟304号室の奴は何度も仕事仲間に呼び鈴を間違えさせていることになるので非常に腹がたった
抗議に向かおうと思ったこともあるが結局しなかった
もし同じ人間が何度も間違えていたら抗議しただろうが
本当に毎回違う人だったんだ
そういえば彼らは決まってスマホを見ていた
何かを持ってスマホを見ている
てことは仕事仲間というより何かの客なのでは?と思った
例えば病院の患者とか、なんちゃらセラピーやマッサージかもしれない
ふと自分の住所のB棟304号室になにがあるかググったことがあるが何もなかった
闇営業だろうか
それは録画なので「あなたは間違えていますよ」と教えることができない
見たこともないB棟304号室の住人とのその後の密談を夢想して変な気分にさせられる
昔警察が家に来て家宅捜索していった記憶がトラウマになっている
Amazonだとホッとする、ダンボールを持っていたら宅配便だ
「彼ら」は本当にやめてほしい、不気味すぎる
俺に対する来客10人に対して、この間違えている謎集団が30人くらい来ている
鬱陶しくてしかたがないし怖い
だったのだが
ふと、ようやく、今更、ついさっき彼らが何者か理解した
何で気づかなかったんだろう
いや、これはB棟304号室の住人にやはり知らせたほうが良いのかもしれない
追記:
一人正解した
NHKだろ
ウーバーだろ
ハァー貴様よもや1325文字も読ませておいてオチを明らかにせず自分だけ答えを独り占めする蛮行をはたらくつもりであるか?天に処されようぞ?
結局なんだったのかが気になりすぎて眠れない
特集詐欺の受け子?
(^^)https://www.irasutoya.com/2014/10/blog-post_26.html?m=1
はえー …これ、「かゆ…うま…」的味わいな増田文学やねえ!
最後の段落でフィクションだとはっきりわかって興ざめ 全編ウソ松臭がふんぷんとしてるけどダメ押しはいらない
のちの集団ストーカーである。
1LDKで25万円程度、どこだろ