2022-01-02

日本人の働き方について大きく気づいたこ

会社という家族の中にいる一員としてのプロ

家族を保つ(ハウスキープ)のプロ

ということが分かった。

会社家族と同一視しているからこそ、外注=血のつながっていない他人、のような見方になって、見下したようになる。

実際は外注も内注(?)もなくて、

貨幣経済システムの上になりたつ、契約関係上のビジネスパートナーしかないわけだが。

それをあたかも血のつながった家族のように錯覚させるのが、日本的経営者の手腕というわけである

メンバーシップ雇用とはつまり家族雇用ということなのだろう。

さて、家族の中でどんな働きが求められるかというと、家事育児である

それはそのまま社内手続きだとかほうれんそう雑務であり、人材育成である

家族の発想を会社にもちこめばよいのだから特別スキルはいらない。

しろ家族と仲良く関係キープすることが最も求められる。

庭の木を切ったり、屋根を修復してくれるのは外注さんでいい。

家族の一員が、突出したスキルをもってしまったら、家庭のバランスが崩れてしまう。

まり適度に、平均的に馬鹿で、ノースキルであることが求められるのだ。

「出来の悪い子供ほどかわいい理論である

まさにこれが昭和会社形態だったといえる。

それを令和まで引きずっているかどうかは、経営者次第ということである

正社員の人が「外注」だとか「派遣」「バイト」という言葉に込める区別意識とはつまり

「オレは家事プロだ。家族を守るためのプロだ。」というプライドなのである

しかし、残念ながら会社家族ではない。経営者にそううまく思わされている奴隷なのである・・・

ここにいる何人かの正社員であろう人の思考を見てきて気づくことができた。

反面教師になってくれてありがとう

  • 会社がつぶれない、解雇されない、同僚のことを嫌いにならない、仕事が自分に合っている、っていう前提であればメンバシップ型でもいいけど、そんな人、現代では稀じゃね。幸せと...

    • 若い人を中心に、そういう人が増えているんだろうね。 だからジョブ型雇用が本格化している。 メンバーシップ型もあと5年ってとこかな。

記事への反応(ブックマークコメント)

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