2021-08-30

保育園ガンダムギロチン

鬼滅を子供に観せんな!って日記に触発されて、オッサンの子供の頃の話をするよ。

 

オッサン保育園児の頃、帰りのお迎えが遅い子たちは男女に分けられてテレビ鑑賞タイムだった。分けられてる理由は単に趣味趣向の問題。(男の子でも希望すれば女児向け部屋に行けたのかとかは知らない)

で、男の子の部屋、つまり幼稚オッサンのいた部屋は基本的ロボットアニメが流されてた。

オッサン母親はそこの保育士だったので、自動的に帰る時間子供の中でも最も遅い時間帯になっていた。

そうなると、毎日夜7時台までのテレビを観ることになる。

突然だが、オッサンは今32歳だ。これでピンとくるオタもいるかもしれないが、当時放送されていたロボットアニメの中でもガンダムシリーズはやはり金字塔だった。そしてこの頃に放送されていたのはVガンダム

 

ガンダムなんてよくわかんないよって人にザックリ説明すると、Vガンダムガンダムの中でも特に戦争ダークサイドスポットを当てたヤツなんだ。割と当たり前のように人がバラバラになり、主人公母親が頭だけになってたり、大人エゴ暴走して主人公相手児童虐待したり、差別的ニュアンスが仄めかされたり、やたら主人公(たち)が理不尽な目に遭ったりする。正直言ってとにかく暗いんだ。

製作者(脚本家だったか責任ある人)があの頃はおかしかったと述懐するくらい悪趣味作品なんだ。一応言っておくと、視聴に耐えられるなら駄作ではないらしい。オッサン大人になってからも耐えられずロクに観れていない。

 

そして、中でも多くの視聴者に印象を残したとされる要素の一つがギロチンだ。完全にヤバイ顔とファッションをした女の人がおじいさんをギロチンにかけていた。

その時、首が落ちるシーンが明確に描写されたか覚えていないが、首が落ちたらしき音が流れたのは覚えている。「ゴト、ゴロ」みたいな音だったはずだ。

 

オッサン自身としては、子供に残虐描写を見せるなとか、昔はもっと酷かったんだよとか言う気はない。

これを見たか人格が歪んだとも、見ない人はもっとまともだろうとかは思わないからな。案外、幼い頃に観るアニメの影響なんてそんなもんだと思う。

ただ思い出したら書かずにいられなかった、それくらいのトラウマアニメだった、これだけは事実だ。

  • 久しぶりに会えたお母さんが……ってのを親の迎えを待ってる子供に見せるのは確かに鬼畜だな

    • 言われてみればシチュエーション相当キツいな。 そういう意味ではオッサンは親がその施設内に居たからこそなんともなかったのかもしれない。 思い返せばお迎え待ちの時間はほとんど...

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