うちはぶっちゃけると会社そのものは報連相が出来ていない人が多くて、そういう意味では働きづらい。
ただし所属する部署によっては、仕事量も少なく、それでいてゆとりがあるので比較的のんびりと自分のペースを崩さずに仕事ができる。要はスケジュールが緩やか。
で、私の部署は緩やかな職場で大抵の人は所属すると長期勤務出来る人ばかりだったりする。
そこに新人が入ってきたのが嬉しかったのだが、今まで働いたことがほとんど無いと言う。俗に言うニートだ。
二十歳になって1年だけ警備員をやった事があると言っていたが実際調べた所3ヶ月もっていない事がわかった。
30になるまでずっと家で作家の真似事をしてきたのだそうだ。
そんな彼が働く気になったらしいので、ウチにきた…という事らしい。
ずっとニートだったろうが、こちらとしては普通に対応するのだが研修3日めにして音を上げた。
理由を聞いてみると、会社に来るのが面倒くさい…という実に馬鹿らしい理由だった。
前もそんな事で辞めていたの?と聞いたら、警備の時は周りの人があれこれ難しい事ばかりいうので辞めたとの事
難しい…?疑問に感じたが、軽く聞いたら巡回する道順がいくつもあって覚えられないという。
「あ、これ駄目だな」と思ったが、一応説得してみることにしたが駄目だった。
最後の面談で「そんなくらいで辞めていたら、どこも雇ってくれなくなっちゃうよ。作家活動だってうまくいってないんじゃないの?」と伝えたが懲りてなかった。
そんなわけで喜んで迎え入れた新人が辞めていった。他の若い子たちは「えー…ここ、楽なのに」と残念そうだったが、こちらとしてはやる気がない人は不要なので諦めたのだった
何しに来たのか聞いてみたら呆れた。
「コロナでどこも雇ってもらえない。就職がうまくいかないのでもう一度働かせて欲しい」
まあ確かに今は雇ってくれないところも増えている。
それにしたって自分の勝手なわがままで辞めたのに、また自分勝手な考えで来られても困る。
ということで断った。
それというのも1ヶ月前に雇用した新人くんがかなり当たりだったのだ。
教えればスポンジのように知識を吸収するし、この元新人君とは雲泥の差だ。
人手も足りているのに雇う必要はないし、また自分勝手な都合で辞められても困る。
だが、面倒くさかったのはこれからだった。
断られたら「駄目ですか…?」くらい言って駄目って言われて諦めるくらいが大体の普通じゃないかと思ったのだが
「もう辞めません」「大丈夫です。しっかり覚えます」「一度雇ってくれたじゃないですか」としつこい。
その活力があるなら、もっと他の場所でアピールすればいいのにと思うのだけど。
とにかく断った。というのも「大丈夫です」と軽く言う人は信用しない。
それに「一度雇ってくれたじゃないですか」という言葉が不誠実にしか聞こえない。
おおよそ20分くらいやりとりをしたが、断った。無理。ありえない。
ウーバーイーツで頑張ったらどうかな?配達員の人すごい頑張ってるよ?と伝えてみたら…
「配達するのは面倒なので…」と恐ろしく呆れることを答えたのが印象強い。
こういう人は何をやっても面倒だと言って続かないんだろうなと思いながら、彼の後ろ姿を見ていた。
という感じで、実際にあった事をノベルっぽく書いてみた。
貴方に不幸が訪れますように
まさかのご本人様降臨()
もっとふみこふみお先生みたく
文末に所要時間たすんだよな ハヤイハヤイミコスリハン!!!
本人の意思で再訪したわけでもなさそう アタッチメント障害ぽさもある
実家子供部屋住まい童貞アルバイトのぼくと同年代で勇気づけられますね
自分もその職場で働きたい ブラック労働はもういやだお
世間とのかかわりを持たずに生きてきたならそもそも増田が思うような感覚がわからないのではないかと思うので、ちゃんとその辺を教えるのが親切なのかなーって思った。 まあ、そこ...