2021-03-17

付き合って数日でフラれた結果、友達がいないことに気づいてしまった

彼女ができた。職場の年上の女性で、以前から関わりがあって素敵な女性だと思っていたし、これほどまでに気が合ってなんでも話せる女性に初めて出会ったと思っていた。

こういう人と付き合えたらいいなと半年以上想い続けていた。そんなとき趣味の繋がりで一緒に出かけるというラッキーチャンスが訪れた。

それがきっかけでデート?に出かけることとなり、トントンと話は進み自分から告白、付き合うことになった。


恋愛経験の乏しい自分は、とにかく舞い上がったし、これから先一緒にやりたいこと・いきたいところなんかを考えているだけで仕事が驚くほど頑張れた。人生最高!くらいのテンションだった。


そんなテンションで過ごしていたある日仕事終わりに電話で連絡がきた。自分に否は無いが「やっぱりなかったことにしたい」そんな感じで切り出されてしまった。

心当たりがなさすぎて動揺した。聞くと、数日考えたが彼女恋人という存在必要としていないと思い、中途半端気持ちで付き合うわけにはいかないからなかったことにしたい、そんな理由だった。恋人に頼ったり甘えることの幸せよりも、申し訳なさや違和感が勝ってしまうと。

もちろん自分としては、”してやっている”という感覚はなく、彼女に何かしてあげることそのもの幸せだった。

でも受け入れてもらえない以上、自分恋人として彼女に関わり続けることは難しいし、そのせいで彼女に負荷をかけてしまうなら本望では無いと思い、付き合う話はなかったことになった。


電話では終始明るく振る舞ったが、電話を切った途端にいろんな辛さが襲ってきた。

まず、いろんな妄想が一瞬で砕け散った絶望感に襲われ、次に自分恋人としていることの価値が認められなかったことに悔しくなった。もっと魅力のある人間だったら違う結果だったのか?そんなことを考えた。

ただ絶望していても仕方ないとも同時に思った。ここで逃したら本当にもう終わりだと思った自分は、なんとか逆転できないかということを必死に考えた。


それを考える過程で、恋人というのはどういう存在だったら価値があるのか?というのを考えた。

いろいろなことを考えたが、自分の中での定義は「無条件に自分の味方をしてくれる存在」「気兼ねなく自分の嫌なところや暗い部分を打ち明けられる存在」なのではないかと思った。

自分彼女にとってそういう存在でいることは、彼女にとってもメリットなのではないか、そう考えた。


それで、少し時間をおいてその考えをぶつけてみた。(今この文章を書いている段階では、そこから日経っているので少し思考が整理されて洗練されてるかもしれないが)

そうしたら、「それって友人でもできると思う」と。


この言葉に先ほどとは違うずしーんとした絶望感を感じてしまった。

かに職場という狭い世界でみても、彼女の周りにはそういう味方になってくれそうな友達がたくさんいるように見える。

自分はどうだろうか?元々たくさん友達がいるタイプではないという自覚はあったが、深く狭くでいいと思っていた。

ただ、いざ振り返ると深い関係友達なんて一人もいないということに気づいてしまった。


そんなことを考えていたら、やっと付き合えた憧れの人を失ったことに対するショックと、人間としてまともな交友関係を築いてこれなかった自分人間性に対する絶望感で何も手につかなくなってしまった。

こんな時、彼女のいうような友達(多分こういう人のことを親友とか言ったりするんだろうか)がいたら、彼女と付き合うことは叶わなくてもこんな絶望に襲われることはないのだろうか。


ほんとは誰かに話してパーっと忘れたり、気が済むまで話できたらいいんだろうけど、そんな友達はいないし、そもそも社内恋愛なので会社の同僚には喋れないしもうどうしたらいいんだろうか、どう気持ちを整理したらいいだろうかと思って書き殴ってみた。

本人に見られたら解っちゃうくらいの感じで書いてるけど、誰にも話せなくて辛かったので許してください。

  • あなたに魅力が足りないのではなくて 彼女のほうが自信がないのでは。 好きって、相手を幸せに出来るといいなという気持ちが強いので。

  • 飯食って寝ろ、お疲れさん

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