自分は分譲否定派ではないんだけど、分譲派の人が良く言う「マンションの価値は上がっていく、値下がりしにくいマンションを買う」というのはもう結構限界にきてるよね?
都内で家族で住む3LDKを買うとなると山手線駅は1億超えてくる。普通の会社員にはまず買えない。ペアローンで夫婦で定年まで働く前提なら子供を私立に通わせて旅行なし贅沢なしならまだギリ買える、かな?これができる人はたぶん価値の落ちないマンションを買える。
ただこれができない人はキツい。
山手線の外側や隣県で駅徒歩10分以内の3LDKは7千万円~ぐらい。20年後に売るとしたら平均して6千万~ぐらい?賃貸よりお得と思うけど、次に住むところを買うためにまた頭金が必要になるので、売却益とは別にお金を貯めておかないといけない。30代だった自分は50代になりローンもきつくなる。
子供が自立してるから夫婦二人で2LDKで少し安い物件をと思っても、買い換え論の前提として「マンションの価値は上がり続ける」ので次に2LDKを買うときはいまの3LDKの値段になってる。もしそうなってなかったら売却額が下がってる。
じゃぁどうするのと言われれば、今より不便な立地でグレードの落ちる少し狭い物件に住むことになる。
そもそも論として分譲信仰が生まれたのは湾岸のタワマンだと思ってる。初期に買った人は5000万で買ったマンションが10年後に7000万で売れるような状態だった。1軒目を買う元手さえあれば引っ越しするたびにお金が増えいった。
加えて共働きが増えて職住近接や戸建ての煩わしいメンテナンスが不要ということで都会のマンションがもてはやされていった。
ただその湾岸のタワマンも曲がり角にきていて、価格は1億超えるのに居室の形が歪だったり天井が凸凹で実際の広ほど開放感を感じられないような粗悪なものが増えてきている。
新築の販売価格が暴落するとは思わないが売却時に値上がりしてる、または同額で売れるようなマンションは限られる。
なのでこれからマンション買う人は次に住む家のことをよく考えてから決めることをおススメする。なんかネットでは「資産価値の落ちないマンションを買う」ということばかり語られてるけど、初期の湾岸とはゲームのルールが変わっているので鵜呑みにしないこと。
1億超える?超えないよ。超えるのはステータスゾーンだけ。そこから外れれば無理せず買える。急落はない。大事なのは「値上がり狙うぜ!」じゃなくて「下落しにくい」なんだよ。家賃のつもりでローンは払おう。
ちゃんと文章読んでます?山手線駅で3LDKで1億超えないところあれば教えて欲しいです。下層階北向中住戸60平米3LDKとかですか?
それに「価格が下がりにくい」マンションを買っても、「周辺の新築が値上がりするので住み替えられない」ということを書いてますよ。
追記2
「中古価格が下がらない」というのは「新築が上がり続ける」の前提がないとありえないですね。新築が下がったら中古も下がります。
大阪の山の中にある絶望が丘とか言われているニュータウンも、当時買った人は夢があったんだろうな。未来は分からんな。
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20年後30年後に誰が買ってくれるのかって話だわな。こんなのただのギャンブルだよ。 東京が魅力的な都市であり続ければ中国人やインド人が買ってくれるだろうけど。 日本の経済が停...
20年後6,000万は無理だろ せいぜい1,500万くらいじゃね
投資目的の家と家族のよりどころとなる家は違うよなーっとこの手の話を見ていていつも思う。 投資目的なら値上がりしそうなところを狭い、高いところでもステータスが高そうなとこ...