2021-01-03

地位能力の相関

大手企業定年退職したおじさん?おじいさん?(以下Oさん)と一緒に働いているのだけど、ああこんなもんか、と思った。

この程度の能力であの地位に就けるのか、という希望と、いや実は私に理解できないだけでやっぱり凄い人なんじゃないか、という疑問とを整理するために書く。

Oさんについて

定年退職前のOさんと会うとしたら、いやな言い方だけどなんというか、「格上」として見て接すると思う。言っていることがよくわからなくても自分理解不足を疑い、反論せず、尊重すべき相手として遇するというか。なぜなら彼は「上の立場」にいるから。

でもいま彼がしている仕事は、そのほとんどが私にもできる仕事で、私の方が高い精度で効率よくこなしている(と一方的に言うのはフェアじゃない気もするけれど、周囲も認めてくれている)。それはまぁ単純に私の方が経験が長いし、若い時期に始めたから吸収もしやすかったし、それを理由能力云々を言うものではないと思う。

それでも思う「こんなもんか」ポイント

下3つは、高い地位にいたゆえの負の遺産なのかもしれない。

大卒英語が話せるということの価値は、彼の現役時代にはもっとずっと高かったのかもしれない。

私があの大手企業海外駐在できるかといったらハードルはかなり高い。

あーでも、こんなもんか。なんだろ、釈然としない。Oさんはあるべきところに収まったのか、いま地位のある人たちは能力が高いのか、能力ってなんだ?

かに気に入られるとか、勢いのある会社部署を見つけて滑り込めるとか、それも大事能力だ。運も実力のうちだ。相関関係は当然あるんだろうな。必ずしもイコールではないだけで。でも私が思っていたほどにはないのかもしれない。世の中にはいろんな能力の組みあわせがあって計り知れないし。

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