これってマジであるよね。
プロが素人に技術を教え、スタジオで素人どうしで競わせるって番組。審査員はMC陣、プロ数人、観客数百名みたいな感じ。
大体こういう番組の料理対決の先生役は、一方が普通の料理人で、もう一方がとんでもない頑固オヤジ料理人。
普通の料理人のほうは普通に進んでいくが、頑固オヤジのほうは罵声を浴びせながら(最悪手も出す)進んでいく。
番組では素人の成長過程も見せるため、そういう場面もガンガン見せていく。
(やはりAさん(頑固オヤジに育てられたほう)の料理は美味いな!)
(Bさん、いまいちだな…やっぱAさんでしょ!)
みたいなバイアスがかかるんじゃないかなと。あれだけ厳しくやったんだから美味いに決まってる!みたいな。
かわいそうだから票を入れてあげようとはまた違う感じ。
そんなシーン見せて飯がまずくなる人もいるだろうと思うが、そこはテレビの腕の見せ所。飯がおいしくなるように見せるのだ。
つまり、頑固オヤジの経歴紹介で「たたき上げ」「苦労して育った」「必死に食らいついて生きてきた」みたいな紹介をする。
素人がへばって泣いている場面で、頑固オヤジが思いを語って、素人がエーンエーンと感動の涙を流して、いい場面を作る。
頑固オヤジが病気持ちだったら効果上昇。「命を懸けた全身全霊の~」みたいな展開にも持ってける。
大体こういうのを見て、「そんな綺麗事ー」みたいに思う人は少ないだろう。
テレビ前では否定していても、スタジオで見せられたら、周りのそれって素敵やん雰囲気にのまれていい話だなーと思ってしまう。
それで、審査するときには情報というふりかけがかかってよりおいしく感じるんだろう。
途中の取れ高がなくなっちゃうけど、そういった前後関係見せないで作りました!ハイ実食!だとどうなるんだろうね。
なーんか罵声があったほうがよさそうみたいになりそうだけど、実は教えた内容自体に差はなくて、方法に罵声があったかなかったかぐらいだったら、本当にフラットになりそうだよね。
剛腕コーチングではいろいろな種目で対決があったけど、料理に限らずいろんなところであると思う。
情報がギターの演奏を上手く見せ、ダンスを上手く見せる・・・という感じで。
ちなみに、「情報を食ってる」は科学的に証明した番組がnhkである。
https://togetter.com/li/1474698
より美味そうな料理名のほうが美味く感じるって。
「シェフが怒鳴り散らす調理場からおいしい料理は生まれない」 全員追っ払って、 シェフが1人ですべてやるのがいちばんうまい
アイドルが生き様を切り売りしてたのはそういう理由だよな
テレ東のモー娘。以降の企画とかさ。 名古屋テレビ?のラストヒロインとか、ブラック・パワハラものだったよね...。
情報を…食ってる! ドーンドーンドーンカッカッカッ
50コンボだドン!
オーガニック・〇〇不使用・100%自然由来の類も、情報で食品市場を活性化させてる例だな。