2020-08-31

一次創作へのコメントが無理だった

数年前から一次創作が好きで、某サイトで細々と小説を書いている。あまり反応は多くないが、それでも完結したときに貰える感想はとてもありがたかった。コメントしてくれた人の作品を読んでこっちからコメントする等を繰り返していたら、いつの間にかコミュニティが出来ていた。

はじめは進捗や新作への悩みを載せるツイッターを数人からフォローされたことだ。作品コメント欄よりもツイッターの方が声をかけやすいのか、そっちでは色々な意見を聞けて面白かった。

最近一年ほど連載していた小説が完結した。プロットを書き終えてから本編を練るため、進捗やちょっとした悩みを呟いたときに貰える意見を少し参考にしつつ、自分の書きたかったものを満足に書けた。

その作品には結構な反応が来ていて、応援リプや考察ツイートまでしてもらっていたので、「応援してくれていた方々、ありがとうございました」と作品あとがきだけでなく、ツイッターの方でも書いた。

そうすると、「完結おめでとうございます」や「面白かったです」という社交辞令じみたリプライや、内容に触れつつ感想を述べてくれるリプライが来た。どの作品よりも多い反応が貰えて、私は有頂天だった。

そこで一人から、よければ人物相関図やプロットがあれば見せてほしい、という言葉を頂いた。無論作品を書く前にそういったものは予め作ってあるので、書き込みが多く汚いけどと断りをいれて公開した。

すると、その人物相関図を見せてほしいと言ってきた人とは別の人から、「◯◯と△△ってお互いにこう思ってたんだ!さすが推しカプ」と言われた。(原文ママではないが、まあこういうニュアンス

ん? ってなった。◯◯と△△はどちらも男。それも、恋愛関係ではなく、ありきたりだが互いに切磋琢磨していける関係に過ぎない。(だが途中で△△の方は死ぬ

人物相関図にもそのような旨だけが書かれていて、どこにも付き合っているなんて書いてない。カップルじゃない。

ツイッターほとんど自分からの発信しかしておらず他人投稿はあまり見ていないため、その人が腐女子だと気付いていなかった。というより、腐女子だという旨がどこにも記載されていなかった。ツイートも遡ったがどこにもそんな雰囲気もなく、作品にもそれらしい表現はなかった。

私は同性愛者への偏見はないが、腐女子は正直に言えば苦手だ。それは確かにツイッターにもサイトプロフィールにも書いていないが、誰が自分作品を腐フィルター越しに見られると想像するのだろう。

これから作品にそういったコメントをしないでください、と言った方がいいのだろうか。腐フィルターを通して作品を読むのはその人の権利なのでそこを責める気はないが、私には伝えないでほしい、と思った。

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