アラサーの既婚女。元彼がどんどんどんどん人生失敗していくのですごく楽しくて嬉しい。
今は私の半分の年収で実家暮らしで独身らしい。そして不満を抱えているらしい。それを聞いてシンプルに笑えてしまった。
元彼とは大学〜社会人最初の方にかけて付き合っていた。大学は早慶、入社した会社は日本で知らない人がまずいない大企業。もちろん給与も高い。だが元彼は「合わない、もともとやりたい仕事じゃなかった」と言って1年未満でその会社をやめて、やりたいことができるらしい小さな会社Aに転職した。
私は会社を辞めなかったので給料の差ができた。それからはしばらくデートやお泊まり代をおごるなどしていたが、元彼はまた半年も経たないうちに「給料が低い」と言ってグチグチグチグチ言い出した。
あまりにもうるさいので、元の会社に近い仕事の会社Bならワンチャン転職できるんじゃないか、給料高いし、と言ったらその気になって転職活動をし始めた。ここ数年で気づいていたが、元彼は勉強はそこそこだが地頭が悪く調子だけいい体育会系だった。採用試験のための勉強をみてやった。実技試験中にも電話をかけてきたのでアドバイスしてやった。元彼はその会社Bに受かったが、私たちはそのあたりでうまくいかなくなり別れた。
その後何年も経って、私も別の会社に転職した。給与は据え置きくらいだが休みの多いいい会社だ。結婚もした。
そんな中つい先日、元彼から電話があった。会社Bの忙しさや転勤が嫌で、地元の市の公務員に転職して1ヶ月だが、給料が低いからもう辞めたいという。私はそれを聞いて何故だかとても嬉しくなった。なんというか、自分が着々と人生のコマを進めている中、付き合っていた頃と全く変わらず、同じような愚かなことを続けている元彼のこれまでとこれからを想像すると、暗い喜びが私の中を満たした。
元彼は何のために連絡してきたかと言うと、私が今勤めているか会社に紹介をして欲しかったらしい。「助けてくださいっ!」元彼は電話越しでもわかるヘラヘラした声でそう言った。会社Bへの転職を手伝ってやったから今回もいけると思ったのかもしれない。私は「あなたこの会社に向いてないからやめたほうがいいと思うよ」と伝えた。これは本当のことだった。ここまで考えなしな人、これまで他に見たことがないので……。
粘られたが、バカと一緒に働くのも嫌だったので断り続けた。元彼は諦めた。最後に何故か近況報告になり、元彼は「結婚したんでしょ?おめでとう」と言った。「ありがとう、あなたは?」と聞くと、「俺は会社Bの7つ下の後輩と付き合ってる」と言った。少し誇らしげだった。7つ下といったら新卒入って2〜3年目の女の子。うげー。
新卒に手を出すおじさんは女性界隈では大体地雷扱いをされているので、元彼はとうとう地雷おじさんにまで降格したのかーと思うと何だか感慨深かった。自分もおばさんになるはずだなあ。
だからしつこいんだよ。左足壊死ニキに生ハメ中出しされろ
どうでもまきぐそ