2020-05-15

アイカツっぽい」からぐるぐると巡り巡った思考について

ラブライブ!」の新シリーズビジュアルが発表されて、ラブライブファンたちが熱く盛り上がっている。

アイカツ!ファンの私はそれを横目に見ていたが、その中で「ラブライブというよりアイカツっぽい」という意見がある程度シェアされていることが気になった。

私のようなアイカツシリーズをずっと見続けている人間からすると、その意見は全く予想外の方向から飛んできた不意打ちのような言葉であった。

私はそのビジュアルを見てアイカツっぽいとは微塵も感じていなかったかである

私の身近なアイカツファンもその新シリーズアイカツっぽいと言われることについて違和感を覚えている人が多いようであった。

「似てると思ったらキャラデザ斎藤敦史さんはアイカツオンパレード!で原画描いてた人だ、そりゃ似てるわけだ」という意見も見たが、原画マンというのは基本的自分の絵柄を出さずに設定に従って描く仕事で、何なら自分の絵柄を出したら作画監督修正されてしま仕事であるそもそもつの話数に参加する原画マンは10人以上いたりするわけで、この論理は少々厳しいというほかない。残念ながら。

スタートインクプリキュア」が発表された時もアイカツっぽいとは言われたが、「スタートインクプリキュア」のキャラデザ高橋晃さんで、アイカツシリーズの多くの話数で作画監督を務めていた人物である。絵柄や作画の質の統一を担う「作画監督」であれば、絵柄が似ているとの指摘はある程度筋が通っているものである。(そもそも高橋晃さんプリキュアシリーズの方が長いので、アイカツ高橋作監回がプリキュアっぽい、と言ったほうがよい)

とまあ、ぐだぐだ書いているが、結局は主観問題であり、他人感性否定しようとすることはナンセンスまりないものなので、ことさらに主張しても意味がない。

そして、プリキュアにまで思考が広がったあたりで「アイカツよりもプリキュアのほうがよっぽど“プリキュアっぽい”って言われてんだろな」と思い至った。

カラフルかわいい絵柄の女の子に対して「プリキュアっぽい」と言われるたびに、プリキュアファンはなんともいえぬ思いを抱きつづけてきたのだろう、と。

人間自分の好きなものに関することにはとことん敏感でこだわりが強いが、専門外のことについてはテキトー認識になりがちなものなのだ

これはアイカツファンである私の自戒も含めたものである

アイカツっぽい」に対して反発する私も結局同じなのである

この件については「全然アイカツっぽくねーよ!」と反発するよりも、「“アイカツっぽい”というあやふや認識がある程度通じるほどにはアイカツ!世間に浸透している」と考えてうんうん頷いているほうがよい。

  • うんち

  • それ🗿カツ

  • アイカツもプリキュアもちゃんと見たことはない俺でも、初見で「なんか違和感ある…女児アニメっぽい?」と思った。 色使いなのか? 目の間隔がほんの若干狭くなった?なってない?...

  • ラブライブだと3DCGとの親和性があるので CGをどこがやるのかでキャラデザの雰囲気にも違いが出そう アイカツっぽいとは感じないけど サンライズCG班がラブライブやるってよってなっ...

  • 結局『アイカツっぽさ』ってどういうことを指すのか

    • どんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんがどんが

  • 原画は個性を出せない仕事だから、原画マンのキャラデザも個性が出ていないはず これは間違いだろ 原画とキャラデザは別な仕事だから、当然別なクライテリアが適用される バーカ

  • 原画は個性を出せない仕事だから、原画マンのキャラデザも個性が出ていないはず これは間違いだろ 原画とキャラデザは別な仕事だから、当然別なクライテリアが適用される バーカ

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