今からみれば,まだ閉塞感が少なかった当時から結婚・妊娠・出産・子育てにおいて若い世代をなりふり構わず優遇していれば,国内需要と勤労人口が維持でき,赤字国債を乱発していてもまだ望みがあったかもしれない.年金や医療等で老人の切り捨ても行ったかもしれないが.
実際には延命処置を続けたあげく自らの借金の利息を恣意的にゼロにして凌ぐ始末.円に対する謎の信頼が決壊してハイパーインフレになるのを待つばかり.
財政が崩壊し,貧困国家に転落して福祉も年金も一般生活も瓦解する未来に対して,受け入れて行こうという提示を与野党ともに出来なかった.
希望はもとよりないので,野党も選挙のときも希望的かつ現実的な政策は提示できず,悲観的な未来も提示できず,政権担当能力もないので与党が勝利する悪循環.
空気や波が支配する選挙で,何も預託されていない政権により,延命が更に行われる.
予想されるカタストロフィは大きくなり,そのことを国民には言えず,更に延命する悪循環.
現政権はカタストロフィを隠そうと嘘と詭弁を重ねたあげく,財政以外のマターに対しても詭弁体質になり,それに迎合する高級官僚が長期政権の間に残った.
そのような組織が新興感染症に対処できるはずもなく,謎の無謬性と相まって組織としての思考能力が停止.病原体を自らの組織の中枢部に持ち帰る.
自らに働いたテロ行為.大きなクラックが入った今は,終わりの始まり.
すべてはつながっている.