非正規やってて「どうしてこの立場にずっといるんだろう、恐慌ツレぇ、お金もってる企業うらやましい内部留保くれくれ」って2008年ぐらいに思った人は多かったと思う。
非正規に金が回らない→株主には利益が降りてんじゃね? と気付いていた人も多かったように思う。
a.不当! 課税! 株主から金とりあげろ! 企業は金を回せ!
aを選ぶのはまっとう。だが、個人レイヤーで考えると何も行動しなくても何かが得られる道を夢想してる。
考えることがノーリスクローリターン。その合意が国内的に達成される見込みは見渡しても皆無だった。
bはハイリスクだけど「何かが動く」。マイナスかもしれないし、プラスかもしれない。
金融要因で下がった株価が上がる可能性は想像できたし、実際、悪い賭けでもなかった。
aを選んでネットで何か書いてもデモに出てもリターンはなかった。私がこっちをとっていたら、少々預金口座に金は植えても、10年前と同じ愚痴を今も言ってる人になってたろう。人生は70~80年しかないのに。時間を無駄にしなくて済んだことがうれしい。
bを選んで楽しいことは多かった。心臓が冷えたことは何回もあったけれど。
アベノミクスは大ラッキーだったが、耐えて、変わらず一定額を投資にまわしてきたから得たリターンだ。
私はチキンなので、預金口座って精神的な安定度に正相関しちゃう。そういう弱みも分かった。
今は、だいぶ余裕が出来た。仕事をしていても精神的に人に優しくできるようになった気がする。
「とても悪いニュース」に見えるものも、打開するあてのないように見える自分の境遇も、状況をよく考察すると、裏側に道があったりして、解釈一つで人生が変わっちゃったりすることもあるんでないか・・・。
そう考えると、世の中って面白いよね。
bを選んで種銭がちょっとした株価変動で吹き飛んでも同じこと言えたのか考える頭もない。 元々幸せなヤツじゃん。
吹っ飛ぶのが「種銭」だったら外しても致命傷にゃならんでしょ?(笑) という程度の割り切りは投資には必要だとは思うし、そういうものじゃない?
「種銭が吹き飛ぶ」を「種銭だけが吹き飛ぶ」に勝手に読み替えてるのを自覚してないんだからやっぱり幸せだよ、お前
信用取引でしくじったり、消費者金融やローンに頼って投資資金を捻出してしくじったりしてないことをもって、「幸せ野郎」と言われるのは何かヘンでは・・・?(苦笑)
20年前ならその認識でいいんだけど、今となってはその程度で十分幸せなんだよなぁ そこまでこの国が落ちぶれてきてるって現実を見なくて済んでるんだからおとなしく自分の幸せをか...