川崎の岩崎容疑者や、京アニを放火した青葉容疑者といった「無敵の人」をこれ以上出さないために、社会は何が出来るのか。
この一週間、青葉容疑者のような凶悪な犯罪者を二度と日本の社会から出さないような社会システムの構築について考えていた。
生活保護などの経済政策をどれだけ進めても、無敵の人は出現してしまうことは、青葉容疑者自身が証明してしまった。
こうなると無敵の人の出現を阻止することは事実上不可能であり、国民一人一人が自己防衛するしかないという結論になってくる。
ここで一つ思い出したことがある。
2001年6月の大阪池田小学校の宅間の事件が起きた時、マスコミが事件関係者にインタビューした時のことである。
約20年ほど前のことなので詳しくは思い出せないが、その時のインタビューされた遺族の言葉をよく覚えている。
「精神障害の犯人を野放しにしてきた警察や病院も許せない」と。
実際には宅間は精神障害ではなく、責任能力が認められて死刑判決を受けたけど。
しかし、2001年当時にしろ2019年現在にしろ、問題を起こしそうな「属性」を持つ人間は監視するか隔離するべきだ、という意見は社会から常に出てくる。
特に大阪池田小事件や京アニ放火事件など、非常事態が起こったときほどそのような本音が顔を見せやすくなる。
精神疾患を持っている多くの人々の大部分は、まじめな人達であることも、よくわかっている。
たったひとりのキチガイの出現によって、その属性を持っている全員を隔離することの理不尽さもわかる。
痴漢被害は男が悪いから男全員は反省しろ、などと叫んでいるバカの異常さと同類であることもわかる。
しかし、この20年間で何一つ変わらない(それどころか死者数では京アニ事件が最多)となると、本気で監視・隔離の是非について議論するべきではないか。
人間を地球に隔離すべき 人間のいない宇宙には差別も戦争も犯罪もなくて平和そのものじゃないか
難しいな… いくら差別的とはいえ、あの植松だって措置入院がずっと続いていれば物理的に事件を起こせないままだったろうしな 青葉植松で平成以降の大量殺人事件の1番と2番だし…