ついこの前18になり、選挙権を持った高校生が日本の政治について思うことを書いていきたい。
ここ数週間、ワイドショーは年金2000万の話や、イージスアショアの話など、選挙を前に政権批判を強めている様に感じる。
国会でも、野党は予算委員会を開いて「徹底的に追及する」と意気込んでいる。
小さい頃からニュースを見ていて、「批判と議論を混同していないか?」と思う。
国会の様子を見ていても、野党の発言は批判、追及ばかりで「議論」と呼べるようなものは少ない様に感じる。
「○○はおかしい!!」、「○○は○○が困る!!」など批判しかしていないのに、「議論の時間がまだ足りない」と野党がコメントしているのを見ると、「議会で批判しかしていない人間が議論という言葉を盾にしている」ようにしか思えない。
与党も与党で、「議論する気」は感じられない。「批判をされないように物事を淡々と進めれば問題ない」と思っている様に感じる。
結局は、与党も野党も議論する気などなく、自分達の支持率、支援団体の意見を国会で話す事で、議論した気になっているのではないか?と思う。
政治や政治家や国家は、既得権益や利権を握っている個人や団体のサポートがないと成り立たないという現実がある以上、「政治家が議論なんかしない」というのは自然かもしれない。
「日本のために」、「日本の未来を」などのキャッチコピーを使っている政治家が、日本の未来を考えているかと言われれば、100%違うと思う。
日本の未来を真剣に考えている人なんて、日本に1人いるかいないかというレベルだろう。人間なんて、結局は自分の利益しか考えていない、というか考えられないのだ。来年ですら、どうなっているかなんて、誰も分からないし、50年後なんて分かるはずがない。
だからと言って、分からないのだからどうしようもないと投げ出すのではなく、短いスパン、極端にいえば明日が少しでも良くなる様に議論していく事が大切なのではないかと思う。
政治家が国会で、本当の意味での「議論」を行えれば、日本の未来は良くなっていくと思う。
少子高齢化も年金も何十年も前から正確な未来を予測されていること
政治不信と人間不信