2019-06-19

自分に都合よく物事ねじ曲げるヤツが嫌い

SNSでたびたび見かけるマタニティマーク論争。最近では「つけていると意地悪される」「危険な目に遭う」などといった理由からつけない妊婦が多いらしい。

いっぽうで、いついかなる時も堂々とカバンにつけている人もいる。そもそもマタニティマークは、自治体によっても違うと思うが基本的には母子手帳をもらうのと同じタイミングで入手する。公式に渡されているのだから堂々とつけて何の問題もないのだけれど、SNSを見ていて首を傾げてしまうのが、マタニティマークを堂々とつける派が語る“マタニティマークをつけるべき理由”。

多くの人が声高に語っているのは、「万が一体調が崩れたり事故に遭ったりしたとき妊婦であることをいち早く気づいてもらうため(赤ちゃんを守るため)」という意見だが…

マタニティマークをつくった厚労省によると、マタニティマークとは

1. 妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの

2. さらに、交通機関職場飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの

引用https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-hoken/maternity_mark.html

である定義している。これを見てみると、前述の「万が一体調が崩れたり事故に遭ったりしたときに〜〜」などという定義はまったくないように思う。

しかに、妊婦身体に何かあったときすぐに周囲に気づいてもらえるのもマタニティマークの利点だとは思うけれど、そもそもマタニティマーク誕生の経緯から鑑みるにただの後付けでしかないんじゃなかろうか。現に、公式である厚労省ホームページでもソースが見つからない。マタニティマーク本来意味をきれいねじ曲げている人があまりにも多くて、気になってしまった。

事故が起きたときに真っ先に赤ちゃんを助けてもらえるように」貼っているという人が多いらしい“「赤ちゃんが乗っていますステッカー”にも言えることだが、この定義裏付けソースはどこにもない。それなのに、使用者側にとって耳障りの良い「万が一〜〜〜〜」という定義けがどんどん広まっているのには疑問を抱く。

もちろん時代も変わってきているので、もしそれらのグッズの定義が当初から変わっているのであれば、認識の差が生まれないためにも厚労省などが公式アナウンスすべきだと思う。

ただ、マタニティマーク赤ちゃんが乗ってますステッカーも、周囲からすれば「配慮せねば」と思わされてしまものであることは間違いない。厚労省も「周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの」としているのだから配慮してほしいという気持ちでつけるのは当然だし正しい。第三者からすればそんなことは百も承知なので、さも「配慮なんか求めていませんよ」みたいなことをSNSで大々的に発信されると大きな違和感を覚えてしまうのは私だけだろうか。

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