性自認と身体&戸籍の性別が異なり、かつ性自認と逆の性別を恋愛対象と認識するトランスジェンダーです。
しかし、必ずしもこのような説明がすべての人にとって腑に落ちるわけではないので、
相手の理解に応じて、非性別違和の同性愛者である、といった認識をしてもらうことを落としどころにすることも多々あります。
自分が何を好きだか、を誤解されるのは面倒ごとが増えるので、そのあたりは説明しますが、
自分という総合的な存在を、他の人がどう認識するかをあまり重視していないので、そのあたりは柔軟にケースバイケースに対応している感じです。
なので、時と場合によって自分は男性だったり女性だったりするので、個人的な経験則による体感としては、性別って割と適当にいったり来たりしてても案外問題は起きないんだなあ、という実感があります。
何で今の所これに落ち着いているかと言えば、これが自尊心を失わず、かつ、社会から異物扱いされて不利益を被らないギリギリのラインだからという感じですね。
ジェンダー規範がかっちりしているところにお邪魔する時は、それなりに(折り合いが付く範囲で)あわせつつ、
基本的には自分の認識するジェンダーで過ごしている感じになります。
まあいろいろな人がいるとは思いますが、そういう人間もいますということで、一例としまして。
追記として、個人的なライフハックとして、(バーチャルの世界ではなく、リアルの世界のほうで)一日ぐらい逆の性別や異なる性志向の人間という設定で生きてみるみたいなのをみんなやってみたら面白いかもしれませんね。案外誰も気にしてないのがわかるかと思います。
(ここでいうのは女装して女子トイレにはいるとかそういう話ではなく、性別違和の人間のロールプレイをしてみるということです。)