2018-09-06

日記

漫画アニメの『普通の家庭』が普通ではなくなった」とか言う話が人気だが

常識で考えれば大学進学率が右肩上がり現在50%程度の日本

大卒ホワイトカラー家庭」がマジョリティだった時代なんぞハナからないのである

それどころか文科省学校基本調査を見ると90年代は40%も越えてないことが分かる。

しろ昔のアニメから読み取るべき時代の変化は「子供の進学意識」であり、

子供の進路として「大学へ行くなんて超エリート」という感覚が感じられなくなったのはそれこそ

(よりリアルな『普通であるとされる)あたしンちみかんくらいからではないだろうか。

 

たこれに関連して「少年漫画に出てくる家がデカい」ことも言及されるが

あれは家について勉強したことがあれば分かるが、ほとんど有名なハウスメーカーモデルまんまである

ハウスメーカーモデルハウスというもの普通の家の2、3倍のサイズで作るもの

「こういう多目的室も作れますよ」「こういう豪華なキッチンはどうですか」というショウルームなのである

漫画家なんてそれこそ世間知らずな賃貸暮らしが多すぎるので、むしろリアルサイズの家が描けないだけである

もしくは自分漫画家として成功してこんな豪邸に住むぞという夢をそのまま書いているだけである

 

かつてオタクというものはむしろこういう創作事情を穿ってこそ深い読みが出来ていると思われたものだが

今どきはただ単に創作現実混同して「こんなリッチ時代があったのだ」とアホみたいなことを言うばかりが

オタクになってしまった。

まんがの深読みなんて気持ち悪いというのもまた一理ではあるが、

良い年をして深読みも出来ずにこどもまんがにただのめり込むようでは気持ち悪い以前にまるきりただの白痴である

オタク白痴化を憂う。

  • ほんこれ。 やっと誰かが言ってくれた。 ブクマカよホットエントリにいれてくれ。

    • はてな界隈は「誰が書いたか」「指摘する根拠は何か」の二点を重視するからどちらも欠けているこの増田はブクマされにくいと思う おそらく後続がソース持ってきてきちんと反論した...

      • この記事でソースがいるような部分って百歩譲っても 「大学進学率の低さ」「ハウスメーカーのモデルハウスがどんなものか」という部分くらいだと思うが それくらいも自分で調べたり...

  • ふっつーに都内・首都圏では普通というだけの話では

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