エントリをみて、「あ、母だ」って思った。
母以外にもこういう人、いたんだ って感動した。
うちの母は結構有名なモデルでめっちゃ美人で死ぬほどモテてた。
父も超美形というわけじゃないが金持ちでそこそこ見栄えのする顔をしていたためモテてた。
姉も二人いるが、二人とも美人で二人ともモデルをやって、周囲の人からも美人だ美人だともてはやされていた。
そのなかで、私だけ血がつながっていない並みに顔面偏差値が低かった。
目を背けるほどのブサイクではないが、10人中7~8位くらいの感じ。
「整形する?」って何回もきかれた。
聞かれるたびに何とも言えない気持ちになった。
なぜかというと、美人であることに全くメリットを感じなかったからだ。
それどころか美人であることが価値のすべてみたいな脳みその母はなんてかわいそうなんだろうってずっと思ってた。
そんな劣化確定(努力すればある程度は頑張れるかもしれないが、たぶんそれはかなりの努力を要する)の能力に傾倒するなんて頭が弱いんだろうなって。
母は仕事柄もあってかセクハラパワハラをうけまくってたしレイプ手前みたいな事件にも何回か遭遇してた。
姉たちはその美しさのせいで変な奴らにストーキングされたり待ち伏せされたりセクハラされたり修羅場に巻き込まれたりして生きるのが大変そうだ。
ついでに外側だけ美人だった母は、年を取った結果 母の見た目を愛していた父に愛想をつかされ浮気されまくった。(離婚して慰謝料ぶんだくったのでそれはそれで幸せなのかもしれないけど…)
顔面の偏差値が低いからといって、負けたと感じたことは今のところ生まれてから一度もない。
そもそも勝ち負けとか何に対してなのかもよくわかんないけど。
むしろ彼女たちが自己防衛やら美の追求に使う金と時間を他のことに使えて最高なのでは?って感じだ。
二次元には傾倒してるけど、その結果いまその技術で手に職をつけ同年代の男性よりも断然に稼げてる。
結婚に興味まったくなかったけど、同じ趣味で知り合った人といろいろあって結婚した。
友達もたぶんそこそこ多いほうだとおもう、来月も聖地巡礼しながらうまいものを食べる予定、最高に楽しみだ。
美が幅を利かせる世界で暮らしてるとそれがすべてだと思いがちだけど、ブサイクになってみればそれがすべてじゃないってわかる。
あなたたちからみたら私たちは不幸せそうに見えるかもしれないけど、私たちからしてみたらあなたたちも不幸せそうにみえるから、まぁたぶんどっちも幸せだよ。
めんどくさいんで二行で要点を頼む
「お互いに気の毒と思っているが、美人にも不細工にもそれぞれ利点はある」と読めた
なるほど まあそりゃそうやろうな、で終わる話やな
行数は空間変換すればどんな文章でも2行に収まるぞ低能
バカは口挟んでくるなよ、死ね
え
お前のその強かさは母親譲りだったりしてねw