■ジャンプつまんない

ジャンプって新しさというか事件性というか、そういうのが魅力だったのに

今のジャンプってサンデーみたい

内容も演出も安全牌ばかりで刺激がゼロ

とくに信念がなく、常にネットや上司の顔色をうかがって

失敗しないことを目標にした編集者の集まりなんじゃないだろうか

キャラクターの絵柄や頭身も似たようなものが多い

ちょっとデフォルメされてて「いかにも少年漫画」みたいなものばかりだし

キャラの性格もあたりさわりがない

キャラクターとしてのキャラクターでしかない

ジャンプってそういう雑誌じゃなかったよ

北斗の拳、シティハンター、ドラゴンボール、ジョジョ、ブリーチ、ワンピとかって

「こうなりたい」っていう憧れを抱かせる、現実の束縛から自由なキャラが主役なんだよね

キャプ翼の場合はそういうの超越した謎の存在だったけども

一方でダイの大冒険、ナルト、るろうに剣心、ヒロアカはキャラの魅力よりはストーリーで動かすタイプだけど

世界観に強烈な魅力があった

今の漫画はどっちもないから面白くない

あとさ、相撲漫画なんかさ、あれはおっさん向けの青年誌でやるタイプだよ

編集者は楽しんでるかも知れないけど、そんなん売れるわけねえじゃんバカかよ

今ジャンプの漫画家や編集者がやるべきなのは新時代の「ジャンプのヒーロー」のあるべき姿の類型を作ることだろう

昔の人気キャラもゼロから作られたわけではない

ケンシロウはブルース・リー

冴羽獠はルパン三世

悟空はジャッキーチェン

空条承太郎はケンシロウや剣桃太郎の二番、三番煎じ

黒崎一護はキムタクや（メン・イン・ブラックの）ウィル・スミス

ルフィは悟空＋次郎長

しっかりモデルがある（あるいは類似する存在がある）

そうやって考えると、今の時代に求められている実在の人物、既存のキャラクターを洗い出すところから始めるべきだろう

今の人気者は誰か？　皆、どんなキャラクターが好きか？

考えればそこら辺にヒントはあるはずだ

漫画家や編集者はもっとジャンプらしい、「憧れる」キャラを作って欲しいと心から思う

Permalink | 記事への反応(1) | 20:32

ツイートシェア