2017-09-24

映画エキストラを夢見て大変なことになった話

体にいいこと何かないかなー、なんて探してたら「ジョギングしながら映画エキストラ出演」っての見つけてしまって。アラフォー差し掛かった独身のオッサン健康面を気にしてやることとしてはちょっと張り切りすぎかなとも一瞬考えたものの、好奇心が勝った。

で、応募したら当選して、約一か月後ですよーとか書いてあって。集合日時とか注意事項とか意外とちゃんとしてて、しっかり読んで対応

それで当日、集合場所の隣県の河川敷に向かったのね。到着して、土手から河川敷を見下ろしたら現場を見つけたんだけど想像よりは人が少なくて、スタッフ5人くらいかな?っていう。で、到着して挨拶して色々見たり聞いたりしてたら、女優さんが3人、エキストラ側も自分含めて3人といった感じで。

スタッフから出た自分への指示も「カメラが遠くから狙うんで、遠くで笛が鳴ったら走り始めて、前を走る女優さんをこの場所で追い抜いて下さい」っていう結構しっかりしたディレクションを頂きまして。

そしてその一緒のシーンを走る女優さん、名前分からんけど超美人かわいい女優さんで。なんか舞い上がっちゃって。いざ笛が鳴ったら、最初なんかニヤニヤしてしまい、俺のせいでNG。

その後何回か取り直すんだけど、意外と女優さんの走りが早くて、追い抜くタイミングで追い抜けず何度もNG。何度もやってたらバテてNG。さすがに女優さんも若干バテて、休憩。

スタッフがこっちまで来て、おまえ素人かとメッチャ怒られ、凹まされる。他のエキストラと交代したら、その人は一発OKで、俺さらに凹まされる。

気まずくなって小さくしてたらその後ほとんど出番なく。終了。

撮影は一応終わって解散になったのだが、一緒になった女優さんと一部のスタッフさん達と帰り道が一緒で「ほんと自分のせいでご迷惑かけてすみません」なんて低頭にしてたら「仕方ないっすよ、折角なんでメシ行きません?」ってなり飲みに行くことに。

店に付いたら、居酒屋ってよりはバーっぽい雰囲気で、座席関係で「スタッフ役者で別れて座ろか」ってことになり。その結果「かわいい女優さんとサシ飲みするオッサンの俺」という空間が生まれた。

ここから記憶あやふやだが楽しかったはず。もう俺デレッデレだったと思う。そんで、トイレに立って戻ってきたら、誰もいない。いい時間からみんな会計かなと思い、自分も帰り支度してると、店員「お会計ですねー」と16万円の伝票。

は? なんで? 全部俺がもつの? って聞いたら「お支払いまだなんで」って。んなアホなと思い店員と少々モメるも、「とりあえずカードでもいいんでお支払いだけして頂けませんか、後日お仲間さん達に請求してもらえませんか」と言われ、しぶしぶ支払って店を出て。

それ以来スタッフには誰とも連絡取れず、なんなら映画の話自体どこ検索しても出て来なくて、やられた最初からハメられてた。

っていう新手のぼったくりを喰らったリアルな夢を見てしまい震えが止まらない。

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