2016-09-10

アイヌ問題を、他人を殴るための武器として使わないでほしい

はてこさんのアイヌ問題への言及

はてこさんの次のブログが人気です。

ナコルルが強すぎてムカつく人たちによるアイヌヘイトスピーチ - はてこはときどき外に出る

概要は、ナコルルというゲームの強キャラ侮蔑するのに、「アイヌ死ね」という言葉を使うことはヘイトスピーチにあたるという話です。私ははてこさんのブログ結構読んでいて、最初「あれっ」と思いました。彼女アイヌ言及したことなんてなかったからです。

気になって調べてみましたが、彼女は、2009年からブログを始めて、大体500件位エントリーありますが、その中でアイヌ問題について論じたのは次の4件だけです。

すべて今月に入ってからのものです(過去エントリー編集して書き加えたりしないでね)。

2014年金子快之市議アイヌ問題侮辱を繰り返していた時もその年に49本もエントリーを上げたのに、アイヌ問題言及することはありませんでした。

今まで無関心だったのに急に糾弾を始める

はてこさんはなぜ今、突然アイヌ問題に首を突っ込んできて、他人罵倒するのだろう。

はてこさんは、他人差別偏見に対する無知無関心を責めるが、はてこさんもブログを7年間500本も書いているが今年の9月に入るまで、一度も主題として取り上げるどころか言及すらしなかった。

はてこさんのアイヌ問題へのエントリーに対して、「「言ってることはわかるがお前のことが気に入らない」を軽視しすぎたらあかんのちゃうかな - あとのまつり」というエントリーを書いて、諌めた人がいた。

そのエントリーよりも、一番人気のブックマークコメントが一番腑に落ちた。

主張内容の正しさは態度の正しさを保証しないという話。ホントコレ。勝利条件は人権擁護に対しての理解と実現だと思うんだけど、こんな具合にその場その場の議論での勝利だけを見てると詰む感あるわよね。

はてこさんの勝利条件は、アイヌの人権擁護じゃないんじゃないか?そもそも、興味があるなら昔からアイヌ問題に対して言及しても良さそうなものですが、彼女9月まで何も言わなかった。何か喋ったと思ったらいきなり罵倒したうえ相手twitterアカウントの凍結を呼びかけた。この行為って勝利条件は、「人権擁護に対しての理解と実現」にしてないよね。。単に相手を殴る武器としてアイヌ問題を使っているだけだよね。

アイヌ問題なんて、ブログを500本近く書いてきて、始めて言及するくらいの興味だから、はてこさんはすぐ興味を失いだろうし、アイヌ問題に対して何か尽力することも無いでしょう(興味が無いか言及しなかったんだし)。

でも、アイヌ問題はこれからも続く、彼女が引っ掻き回して湧き上がった憎悪は、今後、残された人達が引き受けることになる。

興味が無いのに差別構造武器として利用しないで

自分が身近に感じない問題に興味を持てないのは仕方ないことです。何年もブログをやってきて言及が無いのも当事者じゃないし、そういうもんだろうと思います。でもだったら、差別構造他人糾弾する武器に使わないで欲しい。

アイヌ問題は、はてこさんが他人をやり込めるために存在するんじゃない。粘り強く人権擁護の理解と実現を進めている隣で、武器として振り回すのはやめてほしいと思っています

この文章で言いたかったこと

勘違いする人がいそうだから、まとめますね。この文章は、「アイヌ問題が無い」と訴えている文章ではないですよ。差別はあるし、改善すべきだと思っています。また、「強く言わないとやめない」ということは理解しているつもりです。長年アイヌ問題に関わっている人なら、いくら訴えても差別がなくならない現状に苛立って、声を荒げることもあるでしょう。

でも、はてこさんの場合はそうじゃないよね。9月になって突然言及した挙句、この問題を単に、他者攻撃する武器として使っているよね(何回も書くけど今まで全然言及してなかったよ)。

そういうことはやめてほしいと思う。

この文章反論したい場合に、どうして今まで言及しなかったのか教えてほしいな。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん