そりゃ金はないよりあったほうがいいし、容姿はよければそれに越したことはないし、仕事ができればかっこいいだろう
でもそういうのって過剰に持っていてもしょうがなくて、自分のキャパ以上のものを持っていても無駄だし下手すると害もあったりする
こういうのはミニマリストの思想にも近いんだけど、維持管理の能力・スキルを越えるものはたとえ金やモテであっても捨てたほうが楽なんだ
例えば金であれば預貯金・株債権・不動産含めて億以上の資産を持っていればおおよそ金持ちのレベルに入るだろう
ただその資産を運用し続ける気力はあるか?運用だけじゃない、賢く消費できるかと言われれば多くの人間には無理
金は単なる選択肢を増やす手段でしかなく、効用を得るにはその選択肢を正しく使うスキルがいるのにそっちを軽視する人間が多すぎる
そういったスキルがないのであれば選択肢なんてないほうが幸せだ
選択肢といえば容姿・モテも同じ。どんだけ女にモテても交際とは最終的には一人の妻を選ぶプロセスにしかすぎず
モテはその一人の選択肢を増やすのみ。結婚してしまえば後は無駄な交友コストがかかるだけの重荷だ
何もしてないのに勝手に異性から好意を寄せられたり、それが理由で他の異性と人間関係がギクシャクしたり、
なるべく相手にダメージを与えないようにやんわりと好意を拒絶したり、こういう本来不要な精神的コストは結婚期間が長いほどマイナスの影響を受ける
上2つに比べると仕事ができることの弊害はわかりやすいかと思う
組織に適切な制度設計がなされていなければ、できる奴に仕事が大量に降ってくるだけで何も得しない
うまく設計されていれば責任に比例して裁量も与えられるようになるはずなんだけど
そうなると今度は抜擢されることによる嫉妬が発生したり派閥争いに巻き込まれたりして人間関係で疲弊する
とはいえ、こういうことはまず金も容姿も仕事能力も持っている人間が言わなきゃ説得力がないわけで
そういうものに
私はなりたい