2016-07-12

銀英伝ネタ現代でルドルフ・ゴールデンバウムたり得るのは

選挙教科書として、銀英伝を薦めるのが話題になっていたのを見て、しばらくその事が頭から離れなかった。

なので、今の日本状況や人物を銀英伝に置き換えてツラツラと考えていた。

そして、ゴールデンバウム王朝を成立させてルドルフ・フォン・ゴールデンバウムのような人物が登場する前段階は、今のような閉塞して明るい未来が描けない日本のような状態なんではなかったのか。

政争に明け暮れる碌でもない政治屋ばかりで、公費を流用して私腹を肥やすような老害や、具体的な代案もなくただ闇雲に反対や批難を繰り返すしか能がない烏合の衆野党

景気は一向に回復せず、格差貧困は日に日に深刻になっていくが、有効な手立てを打てずにいる政府

国民は、現状に満足しているわけではないが、まともな対立候補がいないという消極的理由からしかたなく現在首相を支持しているだけ。

「他にもっとまともな政治家はいないのか?」と国民全体が呆れながら、悲嘆に暮れる。

国民清廉潔白で有能な指導者がどこから現れないかと渇望する。

そんな現在日本に、ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムな人物が登場したらどうなるか?

銀英伝の読者だと後期の暴虐無人のルドル大帝の印象が強過ぎて、若い頃の絶大なカリスマ性を持ったルドルフを想像しにくいが、若い頃のルドルフはラインハルト・フォン・ローエングラムのような清廉潔白で有能でハンサムな人物だったはずだ。

だが、現在日本にそんな人物が現れたかと言って、そう簡単国民が喜んで、民主主義を投げ出すとは思えない。

が、ルドルフやローエングラムのような仮想の人物ではない現実の人物に置き換えたら、どうなるか?

清廉潔白で有能で、賢くてハンサム指導者

昨日の池上彰報道特番を見ていて思った。

小泉進次郎ならどうか?

現在ではない。5年後、6年後の小泉進次郎が、現在のまま実績を重ねて、40歳になったら、どうなるか?

その時の日本状態がどうなっているかからないが、現状より格段に良くなっているとは到底思えない。

高齢化は一層深刻になっているだろうし、格差も格段に進んでいるだろう。

そんな中で、小泉進次郎総理立候補したら、国民はそれこそ諸手を挙げて喜んで迎い入れる。

恐らく、父親の人気など霞むほどの絶大的な人気になるはずだ。

だって都知事選立候補したら、圧倒的な支持を受けるはずだ。

さて、総理大臣になった小泉進次郎に、日本国民は、どう接するのか?

正直、現在安倍首相の人気など、恐れるに足らない。

国民の大半の安倍首相の底の浅さ、低俗さに気が付いている。だが、まともな代わりがいないから、消極的に支持しているにすぎない。

絶大的な人気を持つ指導者が現れたら、日本国民民主主義を手放さずにいられるだろうか?

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