差別や偏見と戦いマイノリティだって自由に自分を表現していいんだ
こんなにそれらに配慮した内容が盛り込まれている!いった旨のRTを連日沢山見るようになりました
小さくてかわいいウサギは警察官になれないのか?いやそんな事はない!
決めつけてはいけない!差別はよくない!だって努力すれば夢は叶うのだから!
といった主旨をどうこう言うつもりはまったくない
だがなぜそんな中で、なぜ『肉を食べること』は悪としこれを排除したのだろうか
そこがずっとひっかかっていて、素直に良い映画だった!と言えなくなっている
(世界観の設定上やストーリーの進行上そうせざるを得ないのは理解できるのだけれど)
誰だって望んだものになれる!と謳っておいて肉食獣のそれは奪うのか…と思ってしまって
肉食獣だってただ趣味で殺すのが目的ではなく生きるために肉が必要でそれを食らうのであって
それ自体は悪ではないはずだ
野生に戻ったら凶暴になったと本編で言われていたが
何かを襲う時はそれを食べる必要がある時か自分の身を守る必要がある時だ
むやみやたらと目の前のものを殺すものがイコール肉食獣ではないわけで
差別なんかダメッて言ってるんだ!!ともてはやされている映画が
素晴らしい!と言われていれば言われているほど複雑な心境になる
こんなところを気にしてしまう私の感覚がズレているのかもしれないけど
そりゃあいつ食われるかわからない恐怖と戦っていた草食動物から見たら
捕食者である肉食獣は天敵になるわけだけれども
『狩りをする必要が無くなる』のを仮に利点とするとして
かわりに与えられるものが肉でなく虫などで代用されたものでそれで本当にWin-Winなのか
肉を食べる事はこの先(この理想郷に居を構える限り)永遠に諦めないといけないのか
(昔は食べていたという肉を食べてみたくなった、という理由で
狩りをするために牙が鋭くなったもの
動物の特徴になる部分はおおよそ『狩るため/狩られるのを防ぐため』、
それらの器官ももしかしたらどんどん退化してしまうのではないだろうか
服を着て脳が発達し、特徴のある器官が退化していったらどうなるんだろう
みんな人間になるのかもしれないですね
極端な書き方をすると、自分には肉食動物=男性、草食動物=女性、の暗喩に見えた。 男性性の攻撃的な側面と、その攻撃性を必要以上に怖がって規制・抑圧しようとする一部の勢力と...