31歳童貞。恋愛経験はあれど女性と付き合ったことはいまだなし。
童貞が心理的な障壁になって良い雰囲気になっている女性にアタックする踏ん切りをつかなかったので、風俗に行ってみることにした。
行ったのはホテルヘルス。本番ありのソープにしなかったのは、初めての相手が風俗嬢と言うことに抵抗があったのと、意中の女性に対する最低限の誠意だと思ったからだった(結局セックスしたんだけど)。
指名した女の子は本当に素敵な嬢で、緊張している俺に優しく手ほどきをしてくれ、流れでそのまま童貞を卒業することになった。
初めてのセックスはまあ色々あったのだが、今回はヘルスでの童貞卒業が、こじらせた自分の承認欲求を大きく満たしてくれた事を書きたいと思う。
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今まで女性に踏ん切りがつけられなかったのは、童貞の他に客観的に見て自分が社会的な成功者であることも大きかった。
誰もが名前を知っている企業で同期の中で出世頭の俺は、単純に結婚相手という商品として見れば魅力的だろう。実際、声をかけられる機会も増えた。
だが、今でこそそんな人間ではあるが、学生時代の俺は声優好きの、スクールカーストで言えば下位の人間だった。
未だにそのコンプレックスを抱えている自分としては、「今の自分」が肯定される一方で、「過去の自分」との落差に戸惑いがあり、その二つと折り合いをつけられないでいる。
下流社会の道を歩んでいる学生時代の同級生と自分がそこまで違うとは思えない。一つボタンを掛け違えただけで、俺が彼らに、彼らが俺になっていてもおかしくないと本気で思う。
だがそんなことを今の知人・同僚たちに言うわけにもいかない。めんどくさいやつになるだけだし、エリートの彼らには理解できないだろう。
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初めて会ったばかりのヘルス嬢は俺のことを何も知らない。
風俗客の中では清潔でまともな方かもしれないが、社会的な地位を取り去れば俺は顔もよくないただの中年童貞である。
そんな自分を笑顔で「ヘンじゃないよ」と言い、リラックスできるようにちょっとした冗談も交えながら、キスの仕方や女性が喜ぶポイントを教えてくれ、丁寧に愛撫してくれた。
そして、一通りの事が済んだ後、
「他になにかしたいこと、ない?」
と潤んだ瞳で俺を見つめ、セックスを受け入れてくれた。
セックスという行為そのものよりも、そのことの方がずっと嬉しかったし、興奮する。
たぶん、ソープで童貞を卒業したとしてもこんな気持ちにはならなかっただろう。
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俺が肯定してもらいたかったのは、自分を好きになろうと努力した結果の今の自分ではなく、それよりも前の、自分が嫌いでしょうがなかったあの頃の自分であったのだと思う。
初めて会うヘルス嬢と触れ合い、本来禁止であるはずのセックスを許されたことで、社会的な鎧を脱いだありのままの自分が肯定された気がした。
童貞とか、素人童貞とか、こだわり過ぎ。 他人なんて風景なんだから、他人とのかかわりも全て書き割りなんだよ。拘泥する価値はない。
さらりと書いてるけどこれ非合法で万が一特定されたら店潰れちゃうからね? セックスしたいならソープ行けよ。お前の自己満足で嬢に危ない橋渡らせんな
大人の男女の売春は違法ではない。 どんな出会いであれ男女の自由恋愛も違法ではない。 違法なのは管理売春だかこれは本件はそうではない。
身近に、風俗とギター、パチスロに関しては、やたら魅力的に語れるしょうもない友人がいる。 そいつの語る「愛のないSEX」とやらに魅せられて風俗に行ってみた。 しかし、なにも魅力...
http://anond.hatelabo.jp/20160508114345 G.W.は暇人が多いんだろう。5月病になる前に、スッキリしようー。 増田文学だね。 未だにそのコンプレックスを抱えている自分としては、「今の自分」が...
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