2015-07-27

GATEから見えてくる未来 - 我々は自衛隊と如何に向き合うべきか -

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えりというアニメが今期放送されている。


日本国内(銀座)に突如開かれた門から世界住民日本へ侵攻を開始し、多数の民間人の死傷者が出ることになる。

それに対抗し、自衛隊を異世界派遣

そしてその自衛隊と異世界住人との交流と、政治的闘争そしてそれに伴う自衛隊員と異世界住人の奮闘を描く


というのがGATEの主な内容だ。

現在4話まで放映中だが自衛隊という特にデリケート話題を扱っているだけあって、あちこちでやれ正しい、正しくない、いや気持ち悪いだのと紛争になっている。



http://togetter.com/li/850772


http://togetter.com/li/851078


http://togetter.com/li/808103


http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1848180.html


http://anond.hatelabo.jp/20150717111517


http://h.hatena.ne.jp/yellowbell/11539586800175745164



さて、問題になっている部分の多くが政治的な部分と自衛隊の心理的描写に関してである

作品としては賛否両論有るだろうしここで具体的言及は避けるが、今回の騒動を一通り確認した上で現実シミュレーションとして考えた時恐らく似たような反応であふれるであろうことを想像した。

もちろん現実自衛隊員日本国外特定地域派遣されるというようなことになるのであればこの比ではない規模の騒がれ方はするだろうが。


しかしながら自衛隊員の心理に関する部分に関しては特筆に値する現象だ。

今回、自衛隊員の人たちをサイコパスのように見えるとした方達がいたが、おそらくこれはほぼ現実適用されうるのではないかということだ。

まり何らかの事情により戦地派遣されてしまった自衛隊員達はほぼほぼ同じような精神病質であるとみなされることが容易に想像できる。


いくつかの情報を参考にしたところPTSDになる確率は全体の15%。

これは相当多い数字のように見える。実際日常生活を過ごしている人と比べた場合特筆して高い値になるだろう。

しかし、これは残り85%はPTSDにはならないということをも示している。


まり戦地からPTSDにならずに済んだ85%の人たちは一部の人から人殺しサイコパスであると叩かれるということである

当然自衛隊員あくまで平静を保とうとするので一見すると非常に冷静に見えてしまう。これはゲートで描写されている自衛隊員を見てサイコパスであると感じたのと全く同じだ。

PTSDとは言わずとも自衛隊員それぞれに思うことや考えていることは有るはずでしかしそれは表に出すことは許されない。


このアニメは図らずも自衛隊派遣した場合(いやあるいは何らかの敵対勢力日本領土に迫り撃退した場合と考えてもいい)の我々日本人の反応の未来予測しているように見えてならない。

我々は自衛隊とどう向き合うか、そして戦闘戦争防衛とは何なのかをもう一度考えても良いのかもしれない。

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