今時は珍しくないのかもしれないけど、まあまあ複雑な環境で育ちました。片親、親戚に預けられる、義理の親などなどは体験済みである。
辛気臭いことこの上ないので、子供の頃から自分の家族話は人様に言えるものではないのだという自覚があったため他人に相談したり話したことはほぼありません。でもやっぱり、吐き出したいので増田になります。
経済的には良くも悪くもなく、人間関係がこじれた系家族です。親はお金を出してくれる人くらいの感覚しか持たずに育ちました。この感覚はは世間一般に好まれない感覚だろうというのは想像できます。いくら複雑だったとしても養われてきたのだから感謝の気持ちを持つ方が美しい心根というものだろうとわかっていても持てません。
そんな身の上だったからか生来のものなのか、根暗に性格悪く育ったうえ、特技もなく、就職活動時期はリーマンショック直撃で面白いくらいに面接に落ちまくる。
そのため自分には絶対に向いてないと避けていた教育系の仕事に足を踏み入れました。それがもうショック療法かなというくらいに自分のコンプレックスを激してくるんですね。結局は家庭教育が全て、問題行動を起こしたりするのは家庭環境が複雑な子供が多い、エトセトラエトセトラ。そんな話題が出るたび、自分のことを話してるのではないとわかってても動揺するよわよわメンタル。
しかも周りは大体がお育ちの良い方々ばかりですので、ますます育つコンプレックス。
あなたには想像できないかもしれないけど、大変な家庭も多いのよ、と言われるも、むしろ大変な家庭に親近感を持っていた。これは人によっては強みになったかもしれませんが、いまだその壁を乗り越えられていない私は強みにはできませんでした。
暴力を受けた訳ではないし、学費も出してくれたけど、家族はみな不器用で余裕がなく常に誰かが誰かにやつあたり怒鳴り散らし喚く家庭で育ったやつが、他人の子供を良い方向に導くことができるだろうか?いや、できないだろうと日々育っていく劣等感。
子供の頃は、この家さえ出れば何とかなるのだと思い生きてきましたが、家を出て一人暮らしを始めても、この育ちの悪さとそれによって形成された私という人格からは逃れようがないのだという確信を強くする日々です。
でもこの精神不安定さは、大人になった私にとってはもはや家族のせいにはできない、自分の問題なのだというのはさすがにわかります。理由はどうあれこの非常に個人的な問題を解決できるのはやはり自分だけなのですから。どうしたらこの劣等感を受け入れてることができるようになるのだろうか。家族のせいにしても意味ないし、ただつらい。
別に、分かる分かる、と書くつもりも、上から目線のつもりもないんだが、自分も親戚をたらい回しにされて育った。しかも、姉はずっと親の下に居て、自分だけたらい回し。 自分の場...