2015-01-08

性犯罪者再犯率は高くない」という話について

最近極楽とんぼ山本関連が発端となり、様々な議論について議論がなされている。

職業柄と関係もあり、興味深く読ませて頂いているが、

性犯罪者再犯については統計解釈を含めて、

「さまざまな立場の人の言い分はそれぞれ理解でき、どれが正しいか断定できない」というのが私の立場である


その前提を踏まえて頂き、次の3点について主張したい

1.「性犯罪」の認定は表になっていないだけで、本当は性犯罪とは言えないもの、罪名のインパクトと実際犯した内容の乖離があるものもある

 (特に恋愛のもつれなどの男女関係性風俗関係で)

2.準強姦強姦強制わいせつ迷惑防止条例違反青少年保護育成条例違反等さまざまな罪種・法律違反存在する

 (=セクハラなどのモラル違反から強姦まで、一概に大雑把に性犯罪という括りで再犯率を出すことが、統計として正しいのか)

3.1の一方で、本当に被害にあっており、泣き寝入りをしている被害者も巷で言われているようにいる

 (よく知られているように、親告罪であることも関係あるね)


以下は、私の考え(ちなみに私は男なので、あくま被害を受ける女性立場のついては、想像


  • 1の「風俗」に関しては、山本にも該当するが、そもそも法的に黒に近いグレーで、風俗をつかう者にそもそも隙があると私は思う。
  • 2に関しては、罪によっては、「性犯罪者再犯する恐れが高い」というのは正しい事もあるかもしれないと思う。
  • 3に関しては、2にも関連するが、性犯罪に近いまたは該当するモラル違反セクハラを、嫌な思いをしつつ許容(泣き寝入り)している人も多いのでは?


で、ここからが一番言いたいことだが、私の感覚として、

「未解決性犯罪事件犯人証拠不十分等で逮捕できなかったもしくは不起訴処分となった者、示談を含め被害申告が取り下げられた被疑者の余罪率」

は高いと感じている。

再犯統計はしばしば見ます

一方、「逮捕し余罪を追求した結果、認知されていなかったもしくは未解決事件の余罪をもっていた」という余罪率の統計は見ないので、

そのようなデータを知っている人は教えて下さい。)


から性犯罪の防止で大切なのは

犯人を捕まえて、適正に処罰を受けさせる(=痛い思いをさせる)こと」だと考える。


まり、要は


警察はしっかりしろ

検察は頑張って起訴しろ

被害者安易示談で済まさないで欲しいということ

世の中の面々は被害者への配慮警察検察活動監視しつつも支援すべき


だ。


ああ、それと、

山本はアホだと思うが、本人もそれ以上に自分のアホさを後悔しているだろうと思う。

社会罰を受けたことで、山本再犯する事はないんじゃないか?

復帰が不快な人の気持ちは分かるし、許せない人は許さないでいいさ。

ただ、芸能界に戻りたいっていう本人の自由意志くらいは許していいんでないの?


復帰=生き残れるということではないし、復帰しても即死は大いにあるし・・

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