振られるかな〜って予兆はあったので,心の準備はしていたつもりだったが,いざ伝えられるとかなりの喪失感に胸を抉られた。
理由は相手の心変わりの模様。3年目のジンクス。とはいえ去年は遠距離のようなものでこちらは会える日を待っていた。
しかし告げられたのはもう昔のような気持ちではいられないとの言葉。
新しい気持ちで行こうよ,とか,あまり会えなくてもいいよ,とか自分の有限な時間を注いだにも関わらず無碍に振られる事に対する
恨みの気持ちは欠片も見せないように振る舞ったが,あらゆる理屈付けをして説得を試みたが,最初から決心してきたようで,
冷めた気持ちを温め直すことはできなかった。とりあえずこの何年かありがとう,と心にあるのか無いのか分からないフレーズ,
こちらもあらかじめ用意してきた言葉を交わして,彼女との繋がりは消失した。
一体何が彼女をそう思わせたのかははっきりとは分からない。きっと,会えない時間が俺の馬鹿な言動の記憶を醸成し,
失望感を深めたのだろう。それから若い彼女の価値と,もう若くはない俺の価値が釣り合わなくなったことを彼女が無意識に感じたの
だろう。新しい生活は彼女の最も魅力的な時代を歓迎しているはずだ。恋愛は暫くはいい,といいつつ,ちゃっかりモテ系団体に
所属するあたりが白々しい。何をやっても俺の力が及ばないのを感じた。いっそ糾弾してやろうとも思ったが惨めなだけだから
やめた。おそらく経験豊かな女の先輩(余計なアドバイスするフェミチックな想像で)が「自分の時間,大切にしなきゃ」とか
「相手のためにもならないから」とか「そんな彼なら捨てちゃいな」とか無責任に言い含めたのでしょう。会ったことないだろ!
まあ,話をしたことでこちらもすっきりとはしたが,逃した魚は大きすぎる。一生の不覚である。本当に俺は愚かだ。
失敗するまで学習できないのは昔からだが,容量の悪さに今回は本当に嫌気が差した。
最近昔好きだった後輩も最近結婚したが,ありえない程幸せな生活の報告をFacebookで受けた(勝手に見ただけだが)。
彼らは努力したのだろうか。こんなにも欲している俺が手に入れられず,彼らは自然に,まるでドラマのように手に入れる。
俺の何が悪いのだろうか。最近妙に老けてきたルックスか?でも嵐よりも若いし。それともこうやって増田に書く精神性だろうか。
もう少し頑張るけど,そろそろ辛い。幸せ,どうしたら手に入るのかなぁ…