今日、仕事を辞めたくなって、半泣きでお袋に電話してしまった。
いわゆるジョブホッパー。
零細企業の営業。
フリーターから正社員になったはいいけど、30代後半で3社目。
独立でもしないかぎり、もう次の仕事を見つけるのは無理だろう。
バイトではやりたい仕事をしていたものの、正社員は営業でしか雇われなかった。
社長は二言目には結果を出せと唱える。
それはわかるが、起業して5年以上ずっと借金をためてきて、その返済が求められている現状、結果なんかすぐ出るわけがない。
普通に営業に回っているが、買い手が即決まるわけでもない。
社長は自分の開発した商品に無駄な自信があって、売れないのは営業の個人能力のせいだと言う。
それも信じられない言い分だが、仕事なのだから責められても仕方ない。
問題はその責め方だ。
あるとき「きみはどうも愛想がよくない。取引先の○○さんもそう言っていたよ」と言ってきた。
実際、取引先の人がどう思っているのかはわからない。
不満を漏らしたのかもしれない。
だから真摯に受け止めて反省していたのだが、だんだん違うような気がしてきた。
……これって、まるで毒親みたい、じゃないか?
それに取引先が不満を漏らしたなら、わざわざ名前を出して明かすのはどうしてだ。
関係が悪化するぞ。
……社長自身が不満に感じて、取引先の会話から引き出しただけなんじゃないのか?
ちなみに社長は「ぼくは開発者で、営業はやりたくない」と公言している。
そのわりには営業手法に細かく口を出してくるが。
(ぼくのやり方を真似しろとか言って。)
半年ほど前、いろいろ苦労して大学と顧客の橋渡しをして、ようやく1つ売ることができた。
2つ目の発注を機会に、この商品担当を外れ、外部のコンサルタントに委託して販売することになった。
一安心していたら、別の商品のテコ入れをせよと厳命を受け、それも売れないのに模索していた。
営業を開始して2週間。
そこに社長が「結果を出せ」としつこい。
社長の求める結果とはなんですが、顧客はいくらでもいるというけどどこにいるんですか。
新しい顧客を探さないといけないでしょう。
と逆切れ気味に言ったら、ため息まじりに「そんなことも教えてやらないといけないのか」と言う。
こちらからすれば、借金を積み重ねているやり方で、通用するはずがない。
「(共同研究した)○○大の○○先生も、きみは頭がそれほどよろしくないと言っていたよ。ぼくとちゃんとコミュニケートしていくしか君には(生きる道が)ないんだよ」
と言われる(カッコ内は筆者追記)。
なんで四十路を手前にして「頭がよろしくない」なんて言われないといけないんだ……
嫁がいないので(給料も激安だし)。
個人的には「誰かがこう言っている」という伝え方をする奴は、人として信じない。
いままで自分の上に立つ人だし、起業家だから、どこかで尊敬したいという気持ちがあった。
それを捨てた。
でなければ食えない。
うつ病になるのと、次が決まるの、どっちが早いだろうか。
ひどい文章だ 確かに頭悪そう