生物には本能がある。それは 役割のことであり 生きる本来の目的である。
苦しみや悲しみを無くして
直感としては 多分そうだ。
人間っていうのは おそらく 地球の脳であって、 その力で 地球全体を統合しなくてはいけない
脳は 脳だけでは生きられない。 体があって 初めて成り立つ
体は 能が無くては ただの烏合の集 限りなく無秩序なものだ。
「地球を美しいものにしよう」 という本能が おそらく人間にはある。
人間の行動の核は これだと思うんだよ。
それが 変形して 「自分なりの 美しいものにしよう」 になる。
人との和があれば 勇気と行動力があれば 卓越した技術があれば 限りない知識があれば
必ずこのどれかを 人は欲しがる。 本音では欲しがっている。大抵はこれがさらに変形したものである。
人は本当に力を得ることが出来る。
人本来の目的である 地球を美しいものにしよう という欲求が満たされる。
ここまでは 非常に単純なんだけども。
じゃあ 美しいとはなんなんだろうかという問題になる。
タナトー欲求というものがある 破滅願望や悪に憧れる心のこと。醜いものに心奪われることというのが人間にはしばしばある。
これらは 単に昇華されてない 美意識なんだろうか。 ただの気の迷い 間違いなんだろうか。
病気というのは 体に免疫をつけるために起こる。 悪の心に惹かれるのは 精神の病気で 人間が試されているということ。食うか食われるかの戦い。
SM という言葉と 僕はよく使うんだけど、 これは 単にセックスの形態のことを言ってるんじゃなくて
人の闇を昇華させる 奇妙な営み 全般のことを言っている。
オタクがエロ漫画を描くのも ヤクザが任侠に寄るのも 宗教も 異常な権力欲求も すべてSMだと思っている。
これらの営みって言うのは、SMっていうのは 美しくないものなんだろうか。
世の中が 人類が望むような天国 になったとき、 無くなってしまう物なんだろうか。
だとしたら 名残惜しい気持ちがある。
悪の心を消し去ったとき、 人間は果たして幸せになるんだろうか。地球は平和になるんだろうか。
それは本当に天国なんだろうか。
悪って言うのはなんなんだろう。
日本刀にある美しさは 拷問器具の美しさは コロッセオへの憧れは
消せるものなんだろうか そうは思えない。人間の営みの一つじゃないのか
それを含めて 美しいものであるという価値観こそ 真に美しいものなんじゃないだろうか。
じゃあ 悪が断ち切れないものなのだとしたら。 今のこの状況が完全であって 新陳代謝はあっても 根本で成長が無いものなのだとしたら
一体人間は 何のために生きているんだ?
人ってのは何がしたいんだろう。 地球が生まれて それで一体何だったんだろう。
空に投げたボールが飛んでいって それから落ちていく それと全く同じことなんだろうか。 意味は無い 現象があるだけ。
こういうことを考えさせられて 自分は何をさせられているんだろう。 どこに行くべきなんだろう。
何も考えないことが正解なら なぜ考えてしまうんだろう。こんなことを考えていても 損をするだけなのに
いや 現実逃避することが目的なのか。 だから考えるし、答えが無い。
現実で戦わないと。 具体的な何かをしないと。思うままに、感じるままに。 考えたってしょうがないじゃん。
ああ、いいまとめだ。 ほんとうにつまらない。回りまわって チンケな自分が見えるだけ。 いや 自己否定すらもしょうがない。
やる。ただこの一語。