2013-04-25

http://anond.hatelabo.jp/20130425110129

から恋愛観を語るには社会からどのような影響を受けて意思決定したのか話さないといけないんですが

元増田の主張は「ホモソーシャルから同性愛回避のために男は体目的で女と付きあう」なんですよw

二者間の作用反作用しか言ってないし、お前ホモソーシャル概念がわかってないだろwと、同じことを言い続けているわけです。

この理屈づけって何のために必要なの?

元増田は「男性恋愛観」を語っているんです。その論拠が無茶苦茶です。ざっくり説明しますね。

元増田の主張。

元増田はまず、ホモソーシャルホモセクシャルに由来する言葉だと説明。

・その誤ったホモソーシャル解釈を元に

 「男は本来、同性愛である同性愛回避するために、女とは体目的で付きあう。女を愛さない。これが男の恋愛である」と主張

・男は皆、アッー!だけど、そうならないために女と付きあう。

・男が体目的から、女も体目的の男に媚びる

→フォモフォビアとミソジニーを、文字訳通りに受け取り、ホモソーシャルホモセクシャルを混同している。

 実は、ホモソーシャルの説明のなかに「女性貨幣と同じように交換する」という一文があるんですが

 これは、社会組織継続する目的で、女性存在が手段として扱われていることを説明したものなんですよ。

 具体的には家父長制や政略婚で、女性が使い駒にされてきたことを話しているんですが、元増田はこれを「体目的」だと解釈して誤った主張を繰り返しています

 

ホモソーシャル概念が、観念に置き換わっているし、なぜ性愛の話にすり替わるのかも意味不明

また、ホモフォビアミソジニー単語レベル解釈していて、概念中の意味無視している。

私の主張は、

ホモソーシャルは、男性の同胞社会男性権力社会のことを言う。ホモは「同一」という意味の接頭語であり、ホモセクシャルと混同すべきではない。

ホモソーシャルの成立要件に、ホモフォビア同性愛嫌悪)とミソジニー女性蔑視とある

 社会化していること(性愛とは別ですよ)をホモフォビアとし「社会を維持継続させる目的の中で、女性を手段として扱うこと」がミソジニーである

ホモソーシャル概念を「ホモソーシャルから、男はこんな恋愛観だ」などと、心理学の原型のように使うものではない。

・「◯◯観」は個人的なもの見方である。「ホモソーシャル」で語れるのは関係性まで。概念観念的に使えない。

・そもそも恋愛観は近代化過程啓蒙されて広がったものであるジェンダー用語を用いるなら、社会背景と絡めた説明が必要

・にも関わらず、意思決定の根拠が「男女二者間の作用反作用」で説明されている。

あ、追加でレスがついてた。

それこそこの増田作用反作用しか論点にしていないし、「社会からどのような影響を受けて意思決定したのか話さないといけない」は蛇足しか見えないのだが。

元増田は、ジェンダー用語を用いながらも、生物学的な話をミックスした持論を展開しているんですね。

にも関わらず「こうではないか?」「僕はこう思う」という話ではなく「男性はこういうものです(キリッ」と断言しています

ジェンダー用語を用いるなら、社会学的に(近代化恋愛啓蒙した流れなど)語らなければおかしいでしょ…という話です。

蛇足というか、話の階層ひとつ違うと言ったほうが近い。君の話は、たぶんこの増田ひとつ奥の階層の話。

いえ、階層にすらなっていない話です。元増田の話はトンデモです。

生物学的には男性は体目的であり、女性恋愛依存症であるとされています

ただ、恋愛依存症女性男性モテないので、体目的になります

これが社会学です

と言っている。どうして体目的で、女も体目的の男に擦り寄るという話になるのか意味不明

  • ジェンダー用語を用いるなら、社会学的に(近代化で恋愛を啓蒙した流れなど)語らなければおかしいでしょ…という話です。 これは、理屈として違うよ。 君自身が 元増田は、ジェ...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん