2012-07-03

精子バンクを利用した人工授精にかかるお金

女性男性恋愛結婚をせずに子供だけ作り育てるにはいくらかかるのか試算してみました。

 

アメリカから精子を輸入する際にかかるお金

Recipient registration(精子バンク登録料)7700円

Donor Sperm(精子代)2万円~3万円

Shipping Fee(日米往復送料)4万円

Tax(入国時の税金)2万3000円

 

日本での人工授精にかかるお金

人工授精 6000円

 

合計すると約10万円。

1回で妊娠するケースは少ないので、多めに見積もって5回人工授精したケースだと、約20万円。

安くはない金額ですが、男性卵子を購入し代理母出産を依頼する場合費用が平均1600万~1800万円であることを考えると、まあ出せる金額かなという感じですよね。

卵子提供を受けるには一回100万円ほどかかりますし(摘出するのが本当に大変なのだそうです)、他人の子宮を10カ月借りるわけですからやはり相当な金額がかかります

出産には危険も伴いますから代理母への危険手当的な意味も含まれたこの金額なのでしょう。

精子の値段に幅があるのは、洗浄処理などの加工を行った精子場合や、詳細プロフィール付きでの精子提供場合、それぞれ料金が上乗せされるからだそうです。

また精子アメリカから輸入するのはその方が却って手続きが簡単である日本精子バンクは未婚女性精子提供しない)のと、

値段が安価である日本精子を購入すると値段が5倍になる)ことを考慮した結果です。円高が追い風ですね。

同性婚などの議論がさかんな北米では精子バンクを気軽に利用するレズビアンカップルもおり、需要は多いそうですよ。

精子バンクではドナー学歴容姿などでどの精子を購入するか選ぶことができます

ハリウッド女優ジョディ・フォスターが、精子バンクで学才・運動能力容姿にすぐれた男性ドナー精子を購入し、子供をもうけた話も有名ですよね。

彼女レズビアンだそうです。

 

ここからは一般的な養育・教育にかかるお金です。

子供を22歳(大卒年齢)まで育てるのにかかる養育費は、食費や医療費など全て合計して約1700万円だと試算されています

それと別にかかる学費が、全て国公立でも幼稚園から大学までで約1200万円。

合計すると2900万円です。

 

男性恋愛する、男性結婚する、という道を選ばずに一人で子をもうけて育てるには相当な経済負担がかかります

普通女性」が実現するのは難しい生き方であると言えます

外資系エリート女性など、飛びぬけた高収入の一握りの女性けが実現できる夢なのでしょうね。

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