寿司なら認定出来るんじゃね。
そういや、こんな記事があったな。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20091127/210774/
アメリカに住む友人で「SUSHIが好き」というひとに、なにがいちばん好きか? と聞いたときに「マグロ」「トロ」「イクラ」のような答えが返ってくることはまずありえません(ニューヨークやサンフランシスコ、ロサンゼルスなどの一部ではそうした「知日派」寿司ラバーが存在しますが、それは非常にわずかです)
はたまた筆者がシアトル、テキサス、シカゴ、デトロイト、ヒューストンの街角のSUSHIレストランにふらっと入り、筆者のようなアジアの顔の客がウェイターに「この店のSUSHIは何がお勧め?」と聞いても、答えは同じです。
1位は、圧倒的に「Spicy Tuna」です。さきほどのサイトのSUSHIメニューの下部Hand Rollsのリストを見てください。Spicy Tuna, Spicy Shrimp, Spicy Scallop, Spicy Yellowtailと「スパイシー」モノが最初に4つズラッと並びます。友人に尋ねても、ウェイターに尋ねても、「スパイシーツナ」を最初に言わないヤツはむしろSUSHIのモグリと断言しても良い(笑)。
実はこのスパイシー&クランチーな「他者」、アメリカに住む日本企業の駐在員(こうした方々は、こちらのSUSHIレストランに入っても敢えて日本流の握りや新鮮なネタを選び出して食します)も見向きもしないうちに、さらに妙な「進化」の現象を見せているのです。
それは、メニューが「世界共通」に出来上がりつつあるという事実です。
(中略)
アメリカの大都市やロンドン、パリ、シンガポール、香港、上海などのSUSHIレストランにおいて共通で見かけるメジャーのロール、トップ5は下記です。
(中略)
このようなメニュー名がどこから発信され、いかにして七つの海を渡って人口に膾炙し、多少のアレンジはあるにしても各メニュー共通の具材が使われるようになったか、興味をもつ考古学者の方の登場を待ちたいと思いますが、ビジネスマンにとって大切なのは、少なくとも日本人抜きでこの「デファクト」スタンダードのフォーマットは成立し、市場を流通しているということです。
日本だって西洋料理といえば日本風にアレンジされた洋食で、本場の料理なんてごく一部の高級店のものだった時代を経て いまや路地裏のちょっとした店でも、本場家庭料理を食わせた...