2023-04-30

感想自分語り】実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました

https://kuragebunch.com/episode/10834108156703394859

私自信が強烈に女性差別していた」

子供の頃は自分が男だと確信していて」

「男友達と一緒に女の子達のことを悪く言う側」

「男から「女に脱落した」と思って生きてきた」



思い当たる節が多すぎて、自分のことかと思った。

今も、「自分は男になり損なった」と思っている感覚がある。


国立大学に通っていた時、同級生男子が「国立大学での教育って、かなり税金が投入されているのに、女性結婚したら仕事辞めちゃうんだよなー。勿体無い」と言っていて、

私は心の底から「確かに勿体無いよね」と同意していた。

でも今は、家庭の事情による失業構造的なものだってことが分かる。


私の周囲には、子供習い事病気不登校を原因に、やむなく仕事を辞めたりセーブする女性達がいる。

資本主義社会において、経済的不安定立場を喜んで選ぶ人はそうそういない。

親の介護で離職する人には「税金が勿体無い」と言われることはなかなか無いのに。子育てに関する様々な事に関しては、女性が責め立てられる。

産むと責められるし、産まなくても責められる。

名誉男性になることで、それらの誹りを回避した気になっていたけれど、結婚して出産を考え始めた途端に向き合わなくてはいけなくなってしまった。


子供がいるのに、スポーツ大会/趣味の集まりに毎週末参加している男性達も周囲にいる。そういう人達の話を聞くと、女性妊娠した瞬間に人生終了だなと思う。

そう、妊娠した瞬間に人生終了です。大事ことなので、二回言いました。

いや、結婚して名前を変えて心が死んだ時から人生が終わっていたのかもしれないし、

この社会女性として生まれた時から終わっていたのかもしれない。

好きな人結婚して子供が欲しいと言う気持ちは男女共通だろうに、どうして不要な改姓の不便を被ったり、単身の子育て責任者にならなくてはいけないんだ?


こういう、女性としての振る舞いに馴染めないことを自覚する度に、本当の自分男性なのではないかと考えた。

そして、本当の自分女性が好きなのではないかとまで考えたこともある。

でも、何度考えても自分性自認女性異性愛者で、

ただ”女性扱い”されたくないだけという結論に至った。


‥そんな色々な感情がぶわりと沸いてくる漫画だった。

この社会理不尽過去の私に対して、「普通の女を何だと思ってんだ」と抗っていこう(むりやりなまとめ)。

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