2022-08-30

心理士の向上のため、臨床心理士はgルート合格者の手を取ってほしい

心理資格者について

公認心理師国家資格されて5年が経った。

今まで心理の中心だった臨床心理士が「心理支援知識技術がない人間資格を取って公認心理師を名乗っている」と文句を上げている。

主にTwitterで主張している。不毛すぎる。

公認心理師について、ご存知ない方に説明すると、要は新しい国家資格公認心理師」(以下CPP)ができた。

受験資格が非常に面倒くさいので、移行期間として

仕事心理支援をした実績があるものには今だけ受験資格をあげますよ」と銘打って講義を受ければ受験できるようにしたのだ。

対象は主に教師看護師リハビリスタッフ介護士臨床心理士で、直近5年の実務経験がある者だ。

CPP本来受験資格は文末に載せるので興味がある方は目を通してほしい。

心理支援者たち

教師看護師はこれまで心理学を履修しているし、業務でも精神状態留意して対応してきたからその資格はあるという建前である

しかしこれまで心理職として活動してきた臨床心理士面白くない。

心理を専門に学んでいない人間心理国家資格を持たせるのは面白くなかろう。

そもそも心理状態を正しく観察して分析できるのかという尤もな疑問がある。僕もそう思う。

しかし如何せん、この臨床心理士がしょぼすぎる。職能集団として無能と言っていい。

臨床心理士そもそも民間資格である病院学校が働き場所になるが治療費ほとんど取れないので利益を上げられない。

非常勤が多い彼ら彼女らの平均年収は350万円で、福利厚生に至ってはペラペラに薄い。多分ない。

1988年から試験を行っており、これまで国家資格にしようという動きがあった。

しか派閥が多く、全く結束できないまま別の団体がCPPの資格を作ってジャンジャカ合格者を輩出してしまった。

ちなみにこの臨床心理士受験資格が厳しく、資格取得したとしても活動を続けなければ失効するアホ仕様だ。

金もない、仕事もない、頭数がない、結束力もない、それが臨床心理士ってわけだ。

資格者の背景

話を戻す。

2022年現在である

CPPは資格制定の混乱をまとめて国家資格化し、この5年間で取得したものは5万人を超える。医療教職保育士など資格者が多い。

心理学の知識評価分析一定ではないが、仕事を持ち家庭を築ける程度の年収はあるものが多いと思われる。

臨床心理士は制定から30年経つもの民間資格で、資格者は4万人を超える程度。

設立30年も経つの統一学会はなく、資格者仕事不安定である

学会所属して会費を収めなければ資格も消えてしまう。

まともに稼げる人間であれば資格を維持する必要がないので優秀な人材ほどいなくなる。

これはあまりにも政治力がない。

心理職の職務向上

公認心理師はその政治力で頭数を増やし、しか臨床心理士と協力するのでなく部分的に取り込む形であるえげつない

心理職を向上するためには学会統一し、データを蓄積して診療報酬を設定する必要がある。

そうすることで心理士の生活が安定し、組織力の向上に繋がりひいては資格者職務向上につながる。

臨床心理士はgルート合格者を敵視するのでなく、協力者だと思ってほしい。

受験資格

公認心理師(CPP)の受験資格

対象となる心理学の大学大学院を6年通う

・在学中、臨床実習に行く。

臨床心理士受験資格

心理系の大学院にいき、修士論文を提出する

大学院のみ臨床実習に行く。

心理資格に憧れる物が多いので心理学部の倍率はイタズラに高い。でも就職は厳しい。

蛇足であるが、臨床心理士学部や院に在籍している者の一部は、公認心理師受験資格を得られない。絶望的に政治力がない。

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