2020-11-29

Vtuberの人気、活動について

たくさんのVtuberが増えてきて、色々と見る機会も増えてきたけど、やっぱり人気の差は色々と理由があるなと思う部分が多い。

そこで自分なりに人気や特徴の有無について個人的な雑感を書いてみた。

 

この説明をするにあたってVtuberを「中の人が判明しているVtuber」と「中の人がわからないVtuber」、この2種類に分ける。

実在するVtuber中の人名前を出すと荒れるので出しません)

 

1.中の人が判明しているVtuber

有名人」が2Dモデリングなどを使って姿を替えて配信している、中の人がこのVtuberをやりますor企業がこの人をVtuberとして採用しますと公表して配信しているパターン

企業Vtuberにじさんじやホロライブといったものではなく、一般的会社Vtuber宣伝活動などの一環としてやるもの定義する)

 

前者は「有名人」を見に来ているのであってVtuberを見に来ているわけではないのでVtuberとしての人気というよりは中の人の人気によって人が集まる状況が多い。

顔を出して活動をしている場合Vtuberとしてのモデリングも本人をアニメ化したようなデザインになることが多く、結局2~3回使って終わってしまう事がある。

絵師作家などの有名だが顔出す機会があまりない人はモデリング理想キャラor自分イメージを可愛くデザインしたキャラといった感じになるため、本人が顔を出すよりも受け入れられやすく人気を得やすい傾向がある。

 

後者中の人基本的芸能関係にいることが多く、そっちもやりながらVtuberもやりますという二足のわらじ状態、この状態で人気が出ているVtuberほとんど見たことがない。

理由中の人イメージを保ちながらやらなきゃいけない、プライベートなことを簡単に話せない、中の人スケジュール次第で全く配信がなくなる、企業がやる場合企業イメージにも縛られる等、制限が多すぎるのである

この状態Vtuber活動をしても無難トーク企業側の都合に振り回されてしまう為、たとえキャラが可愛くても面白さはそこまで得られない。

 

上記のような理由から企業Vtuberで「新人声優新人アイドル等」を起用した中の人がわかるVtuber継続的活動は大半が失敗している。

大人声優大人アイドルなどがやるVtuberそもそも期間限定案件ほとんど、これをVtuberの人気と捉えるのはちょっと違うのかなと感じる。)

 

2.中の人がわからないVtuber顔バレ程度のVtuberこちらに入る)

Vtuberとして中の人を出さずに活動している、企業Vtuberでも中の人がわからない場合パターン

 

前者はホロライブにじさんじといったいわゆるメインの活動Vtuber、もしくは本業芸能活動などをしておらずあくま一般人として学業仕事をしているパターン

人気が出ているVtuberはこのタイプが多く、キャラを作って活動しつつも自分プライベートな部分や過激な会話をある程度自由に行うことができるため、そこからくる面白さや可愛さでファンの心を掴みやすい。

人気を得るにはこのパターンが一番得やすいと思うが、この手のVtuberは既に飽和状態であり、個人新規ファンを獲得することや、今から始めて人気を得ることは非常に困難な道のりである

 

後者は読んで字の通りだが、企業等がVtuber宣伝目的で始める場合中の人社員ですというパターンが多い、もちろん社員なので個人情報などはほぼ伏せられている。

あくま宣伝活動の一環として行っているため、面白さや楽しさと言った部分では前者に劣ってしまうが、歌がうまいリアクション面白いといった部分で一部の動画再生数が伸びることがある。

宣伝目的なので儲けや利益などはある程度度外視されていることが多く、再生自体はそれほど気にせず活動しているVtuberが多い。

 

 

正直、既に飽和状態で現状も今いるファンの奪い合いにしかなっていないと思うが、もし今から始めようと思う人や企業はこのあたりを考えて活動するのがいいと思う。

  • 何事にも「今から始めるには遅い」って言う人湧くよな もう上がり切ったと思った株が後から見ればまだ上がり始めなんてことよくあるし 長い目で見たらVtuberなんてまだ黎明期かもしれ...

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