空前の大ヒットに至る理由がわからないと言われているので、自分がどうして手を出すに至ったかの理由を整理してみた。
イッテQの中で椿鬼奴さんが水の呼吸を使ったことがきっかけだった。
すでにそのときには世の中では流行っているという扱いで、たしかに、その放送のあとに鬼滅関連の情報がやたらと目につくようになった。(今まではあっても気にとめなかった。)
いわれてみればはてなでも耳飾りが旭日旗だなんだって問題になったことがあって、その時も流行ってるっていわれて自分の知らない世界線だなって思っていたことを思い出した。
だからその頃は、流行っているといってもコミック・漫画界隈の話で、世間一般まで浸透しているというレベルではないという認識だった。
そこまで流行ってるなら手を出してみようかとその時思ったのだけど、まだ完結していないという話を聞いて、いつ終わるかもわからない話に今から手を出すのは嫌だなと思って見送った。
それが去年のこと。
それからも話には聞くもののなかなか手が出せないでいた自分にとって、一番の大きなきっかけになった理由はこれ。
・ちょうど完結した。
理由は97巻(今調べて驚いた。80巻くらいかと思ってた)と聞くと、金額的にも時間的にも手が出ない。無理。
読んでも最初のストーリーを覚えてられる自信もないし、途中から読んでストーリーが中途半端にわからないのも嫌。
だからワンピースを読むことはこれからもほぼ絶対にない。たとえ完結しても無理。
でも鬼滅の23巻ならなんとかなる。
ストーリーについてはさんざん語られているので、特に自分からはないです。
しいて言えば誰しもが鬼になる可能性があって、それに対して思いやりを持てることは大事だよねっていう部分にえぐられるほど共感した。
・ちょうど名シーンが映画化された。
この漫画が映像化されたらすごいだろうなって思いながらずっと読んでた。
その反面、1からアニメを追いかけるのはだるいなって思ってた。
漫画は自分のペースで読めるし、大体一冊15分もあれば読み終わるので割と負担にならない。
でもアニメは集中してないとどんどんストーリーが流れてしまうし、それでいて1話の尺が20分以上と長くて、その時間を捻出することを考えるだけで足が遠のいてしまう。
そこで映画化の話。
しかも全話無理やり詰め込んだようなテレビ版の焼き直し総集編でもないし、かといって原作と整合性の難しいオリジナルストーリーでもない。(もともと原作にないキャラがでるオリジナル映画が嫌い。)
さらにある意味一番男臭い煉獄と猗窩座のやり取りが映像化されるというのだからこれは見たい!ってなった。
多分、鬼滅の刃の導入部分の映画化だったら見ないし、最後の戦いだったとしても見なかったと思う。
アニメ全話を追いかけられない自分にとって、ピンポイントで見たい!ってなった。
ちなみに、無限列車編が映画化されるって聞いて、自然とそれなら「那田蜘蛛山編」も映画でみたいなって思った。
これって割と自分の中で新しい感覚で、全話アニメと言われると腰が重いけど、ハイライトだけ超絶力入れて映像化しましたので2時間付き合って!と言われたら割とすんなりと受け入れられるなって思った。
全話アニメ見たい人もいるだろうからその気持は否定しないけど、作画崩壊とか予算とか聞くと悲しくなるので、名シーンだけ映画化っていうのは今後も増えていいのかもって思いました。
わりとダラダラと書いてしまったけど、自分にとっての決めてはこの2つ。
・ちょうど完結した
多分、今の段階で映画化3部作!といわれたらめんどくさい虫に負けて見ようという気持ちにはならなかった。
これって現代人に特有の時間感覚かなーって思ってたりもするのだけど、それはまた別の話。
がっつりハマってる人=時間を犠牲にする感覚のない人には想像しづらいかもと思って文字化しました。
こういう意見の人もいるよという程度でどうぞ。