2015-08-20

子供を作るつもりの女性は早い段階で検査だけはやっておくべき

子供はまだいいや」とか思っている人。

「将来的には欲しい」と。かすかにでも思っているのであれば、早い段階で各種検査だけはしておくべき。

何故か。

いざ作ろうとしたタイミング不妊の要因が見つかり、不妊治療といわれるような対処必要になると、結構時間がかかる場合が少なくない。

なんだかんだやっていると、気が付いたら2年経つ、ということも珍しくないのだ。

体の周期に合わせてのことなので、なんらか治療検査など、一回のトライが最低でも一か月単位になると思っていい。

人工授精体外受精になると、一回のトライが2~4か月単位になることも普通にある。

途中で流産などが挟まるとさらに数か月のインターバルが空く。

そもそもこの『不妊治療』に踏み込む前の段階で、半年~1年くらいかかったりする。

そうこうしていると、特に女性の体には年齢という重い壁が迫ってくる。

年齢が上がると成功率は下がり、体の負担などからも一回のトライインターバル時間必要になる。

ますます時間の壁が迫ってくるのだ。


そこで。

私としては、子供を作ろうとする前に、事前にある程度の準備は終わらせておくこととお勧めしたい。

以下は20代の早い段階からでもやっておくことを強くお勧めしたい。


なんだかんだ基礎体温の把握は基本になる。

最近婦人体温計はメモリ機能があるのは当たり前、PCスマホと連動するものもある。

基礎体温計を付けて不審な点があればそれも婦人科相談してみるといいと思う。

生理不順や生理痛がひどい場合は、何等かホルモンや卵巣などに問題がある可能性がある。

日常生活に差支えばなくても妊娠という面では障害になることがある。

医者妊娠という観点でも相談くらいはしておくと良い。

もし検査で経度の子宮の病気等が見つかった場合、もちろん医師との相談の上ではあるが早めに対処を考えてほしい。

例えば通常は医者も「気にすることはない」という軽度の子宮の変形でも、不妊治療に何度も失敗すると「着床しない原因」の可能性を疑い手術することはある。

もちろん不妊治療中にそういった外科治療をすると次の不妊治療まで大きくインターバルが空くことは言うまでもない。

まとめ


何が言いたいかというと、

ということ。そして

ということ。そのため

  • 事前にできることは全部やっておく

くらいの気持ちでいることを、お勧めしたいのだ。

くどいようだが。

子供が欲しいと思ってからトライ検査自然妊娠トライ人工授精体外受精』と一通りやってみるだけでも、すんなりいって2年はゆうに経つと思っていい。

時間との戦いを制するには事前にできることをやっておくに越したことはない。。

パートナー男性

そしてパートナー男性へ。

妊娠出産だけでなく、むしろそれ以上に、不妊治療には肉体的も精神的にも女性負担がかかる。

ぜひ支えになって上げてください。

仮に自分が今は子供が欲しくなくても、パートナー検査治療を行うことに嫌な顔はしないでほしい。

トラックバックを受けての追記

基礎体温について。

病院医師によって差異はあるかもしれないが、診断の最初データとして利用されるケースが少なくない。

そのため基礎体温を全くとってない状態で婦人科にかかかっても「とりあえず1周期分基礎体温記録してきて」となり初回診断は何もできずに終わることもありうる。

所詮素人採取するデータ、精度にバラつきが出ることはあるがそれは医者も織り込み済みである

最も負担が軽く取得できるデータでもあるので、よほど事情があるのでなければとることをお勧めしたい。


男性不妊検査について。

将来的に子供が欲しい男性も可能であれば精子検査を行っておくにこしたことはないだろう。

はい男性不妊場合、1年などの短期間で根本原因を取り除くような治療よりも、何らかの方法精子採取・選別して人工授精体外受精となるケースが多いと聞いている。

EDによる性交渉障害や精子の質と量に問題がある場合など、治療や手術等でそれ回復を図るよりも確実だからだろか。)

そういった意味では、"事前に検査治療が 後々の自分の体やパートナーにかける負担の軽減にどれくらい有効に働くか"という度合では女性のそれと比べてインパクトが低いと私は考えている。

(重ねてになるが、やらなくて良いとは思っていないしケースバイケースではあろう)

  • •生理不順や重い生理痛がある場合は婦人科を受診 •上記で異常所見がある場合は早期に詳細な検査や治療を実施 は子供が欲しいかどうかなど関係なく体調管理としてやっておくべ...

  • 男性側にも不妊の原因がある場合もあるので、男のほうも検査しておいたほうがよいね。

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