ある日機会があって会うことに。お互いセックス目的であり、待ち合わせして会話もそこそこにホテルへ向かった。
体の関係だけでなく、ご飯、買い物なども行くようになった。いわゆるデートだ。セックスだけではないデートもするようになった。
彼は私を“パートナー“と呼び、良く尽くしてくれる。
すっかり私もその気になった。
ところが彼は既婚者だ。
彼は否定も肯定もしなかった。タブーかなっと思ってその場はすぐ流したが、
その時の私は割り切った関係だからどっちでもいいや。と本心から思っていた。
彼も隠しているのだろうと思ったし、今後とも言わない方向性だろうと理解していた。
あきらかにお子さんがいるという確証に繋がる物を持っていたりする。
隠す気ないのか?それとも、「察して」というサインなのか?
「あえて自分の口から既婚ですとは言わないけれど、察してわきまえてね」ということなのか!?
私はだいぶ悩んだ。
言う気がない、隠してる、のだとするとそれらはあまりにも不注意すぎた。
ならばやはり、察してということなのか。
そして触れるなと。
なんだそれは。
いや、なんとなく、想像することに、
私が彼に本気になってしまい、果ては結婚してと言い出すかもしれない。
そうすると、既婚の彼と勘違いした私とで揉めるかもしれない。そうなると大変面倒くさい。
だから、「察して」と。
彼の献身的な尽くす体勢により、それに彼のパートナー宣言もあり、かなり彼にのめり込んでいた私はその事実をことあるごとに意識するようになっていた。彼には決まった相手がいる。それも“妻“。オンリーワンだ。かけがえのない存在。愛するたったひとりの女性だ。
確実に事実だが、真実は知りたくない聞きたくないと思っている自分もいた。
原因は、やはり彼の不注意であった。
彼の名前が書いてあるものをうっかり私の前に出してしまったのである。
彼はその件には特に触れなかったが、あきらかに私の目に触れていた。
見てないかのように振る舞ってしまった。
この日一日は思考の外に出して過ごした。いや、それから数日は考えないようにしてたかもしれない。
悲しい?ようなー
その時の彼の返答はなんだったか。
その時の会話はどうだったか。
あまりはっきり思い出せない。あやふやにされたんだろうか。私が自らあやふやにしたのだろうか。
そして私の感情は遅れてやってきた。
この人に夢中になってはいけないと。のめり込んではいけないと。
遊び相手と思わなきゃいられないと。もうかなり好きだが、ほどほどにしないといけないと。
彼にぐちゃぐちゃと当たり散らした。
私が何故取り乱しているかは本人には言えないのでそこはふせて、
それでも彼は優しく、私の言葉に悲しみ、私を好きだと言ってくれた。
私は再度割り切ることにした。
彼は偽名だけど私にとっては彼を表す名前であることに違いないし、
何か事情があるのだろう。それは私の知るところではない。
でもいつか教えてくれたらその時には喜べるからいい。
既婚なのも万が一の時に私が不利にならないよう逃げ道を作ってくれてるのかもしれない。
それにもしかしたら奥さんにできないことを私にしてるのかもしれない。
そうでなくてもいい。彼が私と会う日、彼がセックスしたい、遊びに行きたい、ご飯を食べたい、と
何を考えているの?としょっちゅう思っていたし聞いたりもしてたけど、
それもいつしか止めていた。
今は私も楽しい。
それでも彼にはもっと気を付けて欲しい。
隠してる事が不注意で知られてしまうことは良くない。
それに私もこれ以上真実を知りたくない。
先日起きっぱなしのスマホの画面に女の人と赤ちゃん、らしき画像が見えた気がするが、
私の見間違いだということにしておいてる。
もっと警戒するべきだ。
もっとも、前述の通り、察して欲しくてわざと見せてるのでなければ、だけど。
たまに、急に、彼に対していわれもない不安が沸いてくることがある。
私はにそれをぶつける場はなく、そっと飲み込み落ち着くのを待つ。
実行し終えた時でないとそれは分からない。
いつかくるであろうその日を楽しみに
今日も彼を想って眠りにつく
大好き
びっくりするほど典型的な愛人思考でワロタ 典型的で陳腐でつまらない不倫するやつの論理 増田にダラダラ書いている時間があったら一刻も早くわかれたほうがいい 偽名使う男とセッ...