はてなキーワード: ほとんどとは
まえに増田に二人の話を書いたらけっこうブクマがついたので、おもしろがって彼にみせてみてから、ちょっと増田に興味があるようだ。自分たち、共通の友人が多いので、mixiなんぞでは変な話がかけないんだよね。
ぜひ彼女のおまたを洗ってあげるときに「うっかり」トニックシャンプーで洗って、
彼女:なんか・・・変。
彼氏:どうしたの?どこが変なの?いってごらん
彼女:・・・が。
彼氏:よくきこえないよ。・・・そろそろ効いてきたのかな。
彼女:・・・!! なにか盛ったの?
彼氏:わははは 身体は正直だのう
まじれすすると、私も友達はほとんどいない(狭く浅い)。彼氏もほぼハツ彼。ただ、毎晩1時間くらいWILLCOMでダベっている(無料だから)。さすがに話すネタがなくなる。ので、くだらない恥ずかしい話をしてみた。そういう程度です。さすがにすすんでドジ話しませんよ。しかし、あんなに笑って喜んでくれるとは・・・(喜んでるのか?)
・はてなができるんだから、ネットで正確な病名を調べ、日本か世界に名医・名薬がいないか調べる。
→借金してでも一人でも這ってでもかかりにいく(周りが怪しいとかいうでしょうが)。
・民間療法といわれるものにも頼る。とりあえずは、断食道場とか、寝室(今や病室?)から電磁波を出すものをすべて追い出してから寝るとか。でも薬草系、青汁系はほとんど全滅らしい(アクが強すぎ、体によくないほうが多い)。キノコだけは効くのもあるみたい。
・こんなこといっといてなんだけど嘘を嘘を見分けられるように気をつけて。宣伝多い。
・健康のためなら死んでもいい覚悟で(だってほんとに死んじゃうんだもん)。休職は当然。
・http://www.9393.co.jp/の資産を守り残すとか、気がつけばあなたもとか、生活習慣病のコラムもおすすめ。
http://www.lares.dti.ne.jp/~nobutan/uuum/baka.html
金銭が絡まなければ、意外と付き合いやすい人が多い。見てすぐ解るし、人に感染させる意思も力もほとんど無いので、付き合っても馬鹿に感染する確率は低い。犯罪を犯す可能性が高いが、更生してしまい根本が直ると、思考回路まで直ってしまうケースが多い。
この手の馬鹿が更生すると、非常に社会に有益になる。実社会では、修羅場を経験している分、危機の時に強く、もともとある才能を発揮して一目置かれる存在になることが多いので、ある程度の距離をおいて付き合う価値はある。
あと、本当に頭の良い人が偽装キチガイをした場合、この分類に見える場合がある。偽装だと確信したら、親友になっておいて間違いない。相場上手に結構多いので、当たればでかい。そんな人は「倫理観の揺れ」まで理解しているんで扱いに困るんだけど(注・参照)。
ただ、最悪の人間は、第2分類の馬鹿と第3分類の馬鹿の境界線にいる人間である。この見極めはきわめて難しいので、用心深い人、特に第1分類に当たると自覚している人は、近寄らないほうが無難。自分がこの分類に属すると鑑定できる人は、この分類の人ではないか、偽装である。偽装であれば、何の問題も無いので、お好きなように生きたら良いと思います(笑)。
こういう人のプログラミングっていうのは、ほとんどコードと同じレベルまで細かく仕様書を書くよ。そして、いざコードを書く段になったら、その仕様書を翻訳していくだけ。バグが少ないっていうのは、仕様書の時点でバグを潰していくから。仮にバグが発生したとしても、それは単純な仕様書からコードへの翻訳ミス。それでもよく分からないバグが出た時は、設計が不完全だという事になるので、設計を見直す。
その作業を頭の中で完結することが出来る人もかなり居るだろうけど、紙か何かに書き出した方が利口。
やはり扇動的な書き込みはてブがたくさん付き易いです。いい加減はてブを中心にはてなのトップページが形成されるのを見直して欲しいのですが、その気ははてなには無いのでしょうか?はてブなんてこんな付けられ方が多いんです。
あと既に経験していたことといえ驚いたのですが、人は文章の内容というよりも、その文章の中にあるいくつかの目立つメッセージだけをターゲットにイチャモンをつけてくることがあります。今回の例で言えば「円周率」というのはあくまで私が伝えたいメッセージを具現化するひとつの「例」であったにも関わらず、そこに対してつっかかる反応が多かった(問題を解き始めた人がいらっしゃったのには笑いました。グッドジョブです)。「フェミニスト」という言葉に対する反応も同様です。正直私の文章全体の中で「フェミニストです」という私の宣言にはほとんど意味はありませんでした。「女=馬鹿なんて主張するつもりはないです」程度の意味で書いた文章だったのですが、目立つ言葉だっただけに反応してしまった人が多かったようです。さらにはキリストのクリスマス生誕説にチャチャ入れてきた人が居たのには流石に驚きました。私が文章で念のためことわりを入れているにも関わらずです(まあこの人は流石に少数派でしょうが)。
まあつまるところ、文章なんてきちんと読まれていないんです。特に文章が長くなればなおさらです。書くほうはそれを意識して文章を書かなければなりません。凄い上手い例え話を使っている文章やスピーチが「その例え話でのみ」人の記憶に残ってしまうという例もあると聞きます。目立つ内容というのが扇動的であれば、そこから先は読み手は思考停止する場合もあります。よって所謂「釣り」の部分だったとしても気を突けなければなりません。
30にもなってまともに恋愛したことがないというのはまずいなぁと感じている。今の今まで、まともな職に就いていなくてそれどころではないというのは言訳にすぎない。そういった環境であってもやっている人はやっているのだ(何だかどちらにも取れる書き方だけど、まぁいいや。両方とも正しいんだ)。
職場恋愛めいたものはあっても、それが長続きしたことはほとんどない。大体が半年以内に破局破綻だ。まぁ、十代の頃を軽く振り返っても、隣に異性がいたことなんて一度もない。二十代でそれに毛が生えた(なんつー表現だろう。毛ってなぁ・・・)程度でしかない。で、30代はってなるとなぁ・・・。
もともと、社交的でも何でもないから、どうにも異性の人と喋るのが苦手で困る。仕事でなら、いくらでも喋れるんだが、それ以外だとかなりきつい。だからここまで我慢強く読んで頂いた方には判るだろうけれど、僕は道程だったりする。あ、ちがった童貞だ。どうやったら、そういう関係にまで行けるんだろうかと、不思議でならない。そんなことだからお前は(以下検閲)とか言われるんだろうと思う。うん。
だから、「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」に出てきた合田一人が、自分は童貞だという台詞を言ったとき、何故か安心感を覚えてしまったのは、ここだけに秘密だ。絶対言っちゃ行けない。絶対にだ。そうだ、僕もど(以下検閲)んだ、とか、アフォなことを感じてしまった。二次元と三次元の区別くらい付けなきゃまずいんだろうが、こういう人間なんぞ、他にそうそういるわけもない。
ここまで振り返って、僕はこれからもこのままなんだろうという確信だけはもてた。今日、僕は30代に加わった。30代の皆さん、これからもよろしく。
http://anond.hatelabo.jp/20070327235323
あとね、「小学生の頃から学校の勉強以外に取り柄がなかった。」なんていってるけど、ほとんどの人間は何の取り柄もないんだよ。悲劇のヒロインぶるんじゃねぇよ、ボケ。…と知識も無ければコミュニケーション能力も無い無職童貞の俺が言ってみるテスト。
30年も、40年も80年も意味がない。
だが、安心しろ。この世の中、意味があって生きているヤツなんてほとんどいない。
だから、生きていける。
これからの大学生活。友人が出来て彼女が出来て振られて。いっぱい楽しいことがあるさ。
いっぱい楽しいことがあるさ。
仕事して怒られてでもがんばって成功してでも怒られて。
いっぱい楽しいことあるさ。
いっぱい楽しいことあるさ。
結婚式して両親泣いて子供生まれてノイローゼになって子供の笑顔で癒されて。
いっぱい楽しいことあるさ。
いっぱい楽しいことあるさ。
いっぱい楽しいことあるさ。
第二の人生と言いつつすることなくて喧嘩ばかりででも四季の移り変わりが楽しくて。
いっぱい楽しいことあるさ。
だんだん年老いて身体動かなくなって病気になって落日の人生を感じて。
いっぱい楽しいことあるさ。
連れ合い無くして子供孫連れて泣いてでも夕日がきれいで。
いっぱい楽しいことあるさ。
お前がこんな事を考える18才でも年を取って病院の病室で窓の外を眺めながら息を引き取る瞬間まで。
いっぱい楽しいことあるさ。
僕は右目が円錐角膜といって、ハードコンタクトじゃないと矯正できない厄介な病気なのです。たぶん去年の春ごろに発症して、今はめがねだと、20cmくらい近づかないとディスプレイの文字が読めません。
パソコンを使う作業がほとんどなので、2週間前にハードコンタクトを作るまで左目だけで視覚情報をインプットして作業していたことになる。
で、気づいたんだけど、そうすると論理的な思考力がすごく落ちる気がするのです。直観的にアイデアはどんどん浮かぶんだけど、それを文章にまとめたりするのがすごく骨が折れる。あと、プログラミングもなんかうまくいかない。
これは、左目で見た情報が右脳で処理され、右目で見たものは左脳で処理されているからなのか?っと思い、これは面白い&ガチャ眼のせいで作業がはかどらないのはマズイと思ってハードコンタクトを作りにいったわけです。(左脳は論理的思考を司るといわれている)
で、どうなったか。
なんか知らないけど、視力が矯正されると特に文章を書く作業が段違いに速くなった!どう早くなったかというと、文章が勝手に浮かんでくるようになったのです。
実はこれは以前の自分の状態です。僕は日本語を書くのはあまり苦にならず、特になにも考えなくてもそれなりに論理的に筋の通った文章が書けます。でも、最近、調子悪いなーと思ってたんです。
ハードコンタクトにしたとたんに調子が戻ってきた。これはナゼ?
1.本当に右目から入ってきた情報(だけ)が左脳の論理的な思考に使われている(だから、右目が使えないと、無意識下での論理的思考が行えない)
もし1だったとすると、無意識に行われている論理的思考もあるんだなーってことになりますね。無意識≠論理的と多くの人が思ってますが、必ずしもそうでもないわけですね。これはなかなか面白いな。
これにちょっと通じる
↓
言いたいことは分からんでもない。
ただ、少し気になる点がいくつかあったので指摘させてもらいたい。
かつ流出させたのが文部科学省管轄の某機関なので、事の重大さは計り知れないものであった。
と書いてあるが、本当だろうか?みんな釣られたのではないか?
駿台予備校(駿台予備学校)は、学校教育法の定める専修学校なのだから、文部科学省管轄だろう。嘘は言ってないと思う。
文部科学省管轄の某機関とかかれて、一瞬大学入試センターと誤認することはあっても、だったら『大学入試センター試験』と書くかなあ。
予備校が集めた受験生の自己採点結果が漏れただけである(だけではないが…)。それをあたかも「大学入試センターから流出した」と見せかけているのだが、この件についてコメントをしている人はほとんどいない。
うーん、見せかけているというのは少し大げさではないか。それに写真を見れば、流出させたのは予備校だとすぐに分かるから、だまされるという感じはしなかった。
それと、http://anond.hatelabo.jp/20070327013830の人もいっていることにも関係するが、
「批判的読み」「批判的読み」と口に出して言っていても、結局のところ「自分でもっと調べてみる」という行動をしていない人は、意外と多い。
と、
とを比較して、ある程度の真実を追究することが割に合わないと判断したとき、人は「自分でもっと調べてみる」ことをやめるのではないか。そして、あなたが追究する真実は、おそらく多くの人にとって割に合わないほどレベルが高いものなのかもしれない。
ある文章の読解だけが求められている状態なら、その文章について深く調べるべきだろうが、ある文章を読んでいる人が、必ずしもその文章を読む必然性があってその文章を読んでいるとは限らない。
「○○が言っていたから信じる」「情報源が○○だから信じない」というステレオタイプな考え方も、「自分はこの方法で自分で真実を追究するよりより少ないコストでより大きな利益を得てきた」という経験則に基づいた判断((正しいかどうかはともかく))がなされている結果なのだろう、と思う。
もっとも、"有名人の日記・ブログにも批判的読みをしなくてはならない事例"の著者さんは、人一倍真実の追究に熱心だからこそ、「他人に真実の追究によって発生するコストを負担させておいて、自分は真実を追究することによって得られる利益ばかりを得るような人」に対して、
「何かあるなら誰かがいってくれるだろう」という態度からは何も生まれない。
と批判したくもなるのかもしれない。
しかしある程度の真実を追究しないことによって発生するコストを被るのも、原則彼らなのだから、言いがかりでもつけてこない限り放っておけば良いのではないか。
http://d.hatena.ne.jp/softether/20050114
もはや二年前のことになるが、ソフトイーサ株式会社社長登大遊氏が「大学入試 センター試験 データ流出の当事者は私です」と語った。この記事には
かつ流出させたのが文部科学省管轄の某機関なので、事の重大さは計り知れないものであった。
と書いてあるが、本当だろうか?みんな釣られたのではないか?
2005年に流出したのは駿台予備校がセンター試験後に受験生に学校や書店を経由して求める自己採点の情報である。駿台の「データネット」の情報が流出したに過ぎないのだから、文部科学省も大学入試センターも何の関係もない。氏のあげている画像もチェックしてほしい。
http://f.hatena.ne.jp/softether/20050115022912
予備校が集めた受験生の自己採点結果が漏れただけである(だけではないが…)。それをあたかも「大学入試センターから流出した」と見せかけているのだが、この件についてコメントをしている人はほとんどいない。駿台から流出したと読み取れない文章ではないが、「ああ予備校から流出したのか」と考えた人はほとんどいないだろう。予備校から流出したとわかった人も、「大学入試センターが予備校に配信した成績情報がもれたのか」などと考えた可能性だってある。つまりどこから何が漏れたのか、あやふや過ぎて逆にそれが事実無根の情報が流布される要因となってしまっているのだ。
おそらく氏は駿台のシステム「インターネット・選太君」を見てそのシステムに関心を持ちセキュリティホールを発見してのだろうが、そこに大学入試センターはまったく関与していない。
これは単なるひとつの例である。この例を通じて私が言いたいのは「有名人の日記に対しても批判的読みをしなければならない」ということだ。有名人の言っていること、語っていることがすべて正しいとは限らない。その認識がいつも正しいということは必ずない。ちなみに上の件をGoogleで検索すると、今さかんに「情報の取捨選択能力を」と唱えている人が「知らなかったけどこんなことあったんだ。文部科学省だめね」といっていて、非常にこっけいである。
もう2年前のことではあるが、しかし現在にも通用することなのではないか。「批判的読み」「批判的読み」と口に出して言っていても、結局のところ「自分でもっと調べてみる」という行動をしていない人は、意外と多い。「何かあるなら誰かがいってくれるだろう」という態度からは何も生まれない。
あれだよ、僕がまだケータイ族だった頃、僕はモバイル用エロ小説サイトに通っていたんだよ。そのサイトは、物語の題名のリンクを踏むとストーリー(100文字くらいのテキスト)があって、next というリンクを踏むと続きを掲載してるページに飛ばされる。そういう感じのエロサイトなんだ。たまにヌード写真なんかがあってさ、はまった最初の月のパケット通信料はすごい事になったもんだよ。違う意味で鼻血が出た。
そこでそういう痛い目にあって、僕はPCを購入したんだ。バイト代でね。ゲートウェイって牛をさ。動画ファイルナビゲーターってやつを見る為に。ケータイ版もあることはあるんだ、この動ナビにはね。でもケータイはだめだ。ケータイはシームレスが感じられない。僕はPC用エロサイトのサンプル動画に行き着いた。PCではヴァーチャル騎乗位動画なんて意味が無いにも等しかったけど、僕はケータイの密着度よりもPCの汎用性を選んだ。ケータイの機動性にはヴァーチャルセックスの未来が見え始めているような気がするけど、ひとまず僕はケータイを解約した。後悔はあるけど、これでいいのだという気持ちもある。電話が無くたって連絡くらいは取れる。計画性を持てばいいのだ。
そうこうやっているうちに僕はたどり着いた。この増田(はてな匿名ダイアリー:アノニ<マスダ>イアリー)に。ほとんどの増田はどうでもいいことを言っている。ときどき社会の不条理を叫ぶ声なんかに胸が締め付けられることもあるけど。それからいつしか僕も増田になった。増田と一つになった。増田になってどうでもいいことを書いた。ほぼ毎回はてなブックマークされる。しばらくして僕は思った。僕のどうでもいい増田をブックマークしたって何も変わらないんだよ。2chを代表とする匿名会の中ですら多数派にもなれはしない。なのになぜ諸君はブックマークするのか。なぜ増田になるのか。増田と一つになりたい?
「2chにこんなエロいオフ会がある」「上司とすごいセックスをしたい」「セックスセックスセックス」 悩みの声が多い増田にも、時折こんなエロがある。作り物かもしれないけど、そう見えないようにも見える。でも作り物かもしれない。が、ケータイエロ小説サイトよりは幾分リアルだ。それがいい。清潔そうなサイトカラーをしていても、内心えろい事もちゃんと考えている増田さん。増田さんは俺の嫁。仲間由紀恵も俺の嫁。
まなびストレートは絵がダメ。真性オタク専用の絵になってるから、ハルヒが取り入れることに成功した「ぬるオタ」を視野にいれることができなかった。また、ハルヒにおいてはyoutubeでのEDテーマがあったように、ネットで話題騒然になるような要素がまなびストレートにはない。普通にインターネットやってるだけではほとんど知ることのない作品、まなびストレート。
「はい、ありがとう」
お嬢さんがそういうと、男の眼から生気が消えた。
早く通って、と言われて、裾を踏んづけそうになりながらあわてて男の横を通り抜ける。
「いったいアレは……」
「ここから先は限られた人だけを通すようにしているの。あれは門番。」
そうか、あれは合い言葉のようなものなのか。しかし決められた言葉、と言う割には当たり前のような言葉だったな。
少し違和感が残っていたが、さきほどの驚きにその違和感はかき消されてしまった。
お嬢さんに連れられて入ったのは、大広間、というには狭い部屋だった。いや、それでも自分の認識ではずいぶん大きいのだが。
そういわれてもその部屋にはお嬢さんと僕以外誰もいない。どこか別の部屋にでもいるのだろうか。
「そうよ。まああなたはもう既に目を合わせてると思うけど」
といいつつお嬢さんは丸テーブルにあったグラスを手に取り、僕に渡した。
「少しアルコールが入っているけど、もう運転はしなくていいし」
もともとそれほど飲む方ではなかったけど、この仕事についてから酒は控えていた。いつ仕事を命ぜられるかわからない、という理由もないわけではなかったが、それはどちらかというと言い訳のようなものだ。夕食の時にも酒を出されることはなかったし、この屋敷に住み込みでいると、夜中にコンビニに出るのも何か面倒になる。昼間は昼間で、あの車でコンビニに入るのはどうもためらわれたし、そもそも昼間から酒を買いたいという気分にもならなかった。ところで、お嬢さんも同じ飲み物の入ったグラスを持っているような気がするけど、お嬢さんは未成年じゃなかったか?久しぶりの酒だったからか、グラス1杯飲んだだけなのにずいぶん酔いが回るし思考も回る。目は回ってないけど。体はなんか暑いなあ。このドレス脱げるものなら脱ぎたいがこれからパーティで裸になるわけにもいかない。それにしても仮装パーティーでなんで女装なんだ。あれやっぱり酒だよなあ。お嬢さんそれ酒じゃないんですか?
「あら、これにはアルコールは入っていないのよ。慣れればそのほうがいいと思うんだけど、あなたは初めてだし」
なにか変なことを言われたような気がした。そういえばさっき夕食を食べたんだった。パーティで食事がでないなんてことがあるのか?いやそれは自分が"上流階級"のパーティなんてものを見たことがないからだけなのかな。第一この部屋じゃここの使用人が入っただけでいっぱいになっちゃうんじゃないか?まてよここの使用人って僕以外に誰がいたっけ。使用人とお客を集めたってもしかしてこの部屋に入っちゃうんじゃないか?
「初めてだから強すぎたのかもね。早くいったほうがいいわ。」
確かにそうだ。なんだか熱があるような気がする。お嬢さんに手を引っ張られるようにして僕は隣の部屋に入った。
欲しい本があったので久しぶりに街へ出た。半分は適正があると言ってもやはり街は苦手だ。生まれついての本能の部分が人工の森を忌避したがる。いや、母親は気にもせず暮らしているのだから、人間としての思考がもう半分についての知識で勝手に作った勘違いなのかもしれないが。
それに何より目立つのが苦手だ。街に出るとじろじろ見られたり、時には、あからさまに侮蔑の目で見られたりする。やはり、四つ足が街に、人間の森にいるのは目立つ。
2本足で歩くことができる、より人間に近い者は街で暮らす。人間の名残で人工の森が落ち着くというのもあるが、一般的に四つ足の者よりも人間に近いので高度が情報処理が行える彼らは、機能を重視・集約したこの人工の森で働き、そして棲む。
私も2本足で歩くこともできなくはないが、私の場合は骨の構造からして無理があるので1分と持たない。前足用の靴を履いてはいるが、4つ足という見た目からして目立つのは仕方がないのだろう。
本屋に着く。目的の本があるのは5階だが、階段で行く。4つ足がある程度いる街の場合はエレベーターのボタンは鼻で押す。押す鼻がない場合は前足で押す。主に前足にも靴を履いてる場合が多いからだ。それよりも4つ足が多い、言い方は悪いがスラムのような街では、皆、前足で押す。靴など履いていないし、それに小さな汚れのことなんか気にしない者が多いからだ。そういった風に四つ足がいる街では、ある程度のしきたりのようなものがあるのだが、この街のように四つ足がほとんどいない街ではそれがトラブルの種となる。前足で押せば靴で押すなんてということになり、鼻で押せば鼻で押すなんてということになる。2つ足の者は手の指で押すからだ。いらぬトラブルは避けるに超したことがないので、階段を使う。四つ足なので2つ足と比べれば断然楽ではあるのだが。
5階につくと「よお、来たか。」と、薄い体毛に覆われた手を挙げられ、声をかけられる。古くからの知り合いで、今日私が欲しい本が入荷したと教えてくれたのも彼だ。彼は大型犬のクォータなので薄く白い体毛に覆われ、耳の位置も高いところにあり、鼻も少し大きいが、離れてみたら人間と変わらぬ程度の外見である。
「
http://anond.hatelabo.jp/20070325232514を書いた人です。
http://anond.hatelabo.jp/20070326001744
模写した場合についての話じゃないの?
いや、「模写する場合」と「切り貼りする場合」の区別はないでしょう。
よく言われるように、メガネは顔……じゃなくて「模写は複製の一部です」。
背景や「――数日後」と書いてあるコマなら、切り貼りは著作権違反だが似たようなものを自分で書いた場合は著作権違反ではない。
って事じゃ?
「――数日後」のようなこまは創作性があると認められなければ切り貼りしても大丈夫と考えますが、もしかしたら創作性があるという話になるかもしれません。
でも、私の著作権の理解が正しいならば、創作物と認められなければ大丈夫なはずです。
あと、これは関係ないかもしれませんが、「似たようなものを自分で書いた場合」ということですが、独立に考え出したものであればキャラクターだろうと何だろうと独立に著作権が発生しますね。
http://anond.hatelabo.jp/20070326002027
それはそうかもしれません。
実際にどのように創作性の有無が判断されるのかはわかりません。
http://anond.hatelabo.jp/20070326002750
それはそう思います。
http://anond.hatelabo.jp/20070326003939
ひとこまだけ、ひとつの台詞だけでは、著作権の要件である「創作性」は認められないと思うからです。
と
私はひとこまのマンガが(創作性が低ければ)著作権の保護の対象にならないのではないか、と言っているのです。
は全然違う主張だと思うんだけど。
たしかに、前者の文は「多くの場合は」という前提で書いたのですが、「ひとこまであれば常に」と読むのが自然ですね。
「読みすぎ」も何も、前者だけで、その後の追記も無い状態で、後者の意味を読み取るとか無理だっつの。その後の主張でリカバーされてるけど、元文だけみたら「読み過ぎなくても」、君が「ひとこまなら、一つの台詞なら、創作性とか(常に)ない」と主張してるように読み取れますよ。あと引用要件について触れたのは、単にそちらが「ひとこまの引用なら」と言ってたから「ひとこまだから引用判断かよ」と読み取ったまで。
他の方にも同様のつっこみを受けたところから見て、誤解を与える書き方だったようです。
申し訳ありません。
最初の段階では、「ほとんどのマンガのひとこまは創作性が低いのではないか」という考えが念頭にあったのも、「ひとこまならばみな創作性が低い」と読める文になってしまった原因かもしれません。
追記をした段階では、http://anond.hatelabo.jp/20070326002750で指摘されているように、「実際は創作性が認められる場合が多いだろう」と思い直していたのですが。
あれは嫌味のつもりで言ったのではなく、自分が読んでためになったので、この増田を読んでいる方一般におすすめしたのです。
また、自分が読んだのがほんの入門書1冊であることを明示し、著作権に関する自分の知識のレベルを示しておこうという考えもありました。
書きぶりからして、あなたはどうやら著作権に関しては詳しいまたはその専門家であるようですので、このような言い方をすれば嫌味にとられてしまうかも、とは思ったのですが……
不快に思われたとすれば、ごめんなさい。
どうも私は文の書き方が拙いようですね。逝ってくる。お騒がせいたしました。
疲れた。昨日早退して休んだが、まだ疲れが抜けない。
その前の二日間の仕事が辛すぎた。
無断欠勤した。でも人が今日は足りてることはわかってる。ベテランが一人か、まして二人いれば私はいない方がいいくらいだ。雑用をする人もいる。
その状態でさぼることと、入って一ヶ月ちょっとの人間に十数人の仕事を整える肝心な仕事を任せて放っておくこととどっちが非道いことだろうか。
でもそんなのきっと通じない。額面どおりの時間に来て、できるかぎり残業して帰ることがいいことなのだ。
以前私と同じ仕事をしていて、私より前に今の仕事に異動した人(つまり私と同じ条件の先輩。歳はかなり上だけど)は、NG処理の仕事と合間に他の仕事の手伝いを半年ぐらいしてた。
私は人手が足りなくて、入って一ヶ月ちょっとでNG処理とセッティング両方を受け持たなくてはいけない。
覚えなければならないことは膨大で、忘れるしまだわからないことはたくさんある。
私の手が遅いことで、十数人の仕事に影響が出る。容赦なく雑用も言いつけられる。文句も言われる。気分的に急かされる。
組み込みの人間と倉庫の人間では、会社も違うし感覚も違うし間に立つのは人間関係の問題も出てきて神経も疲れる。
非常事態な気分で八時間ちょっと(もしくはそれ以上)過ごした状態で、終わったあとも少しでも明日の状態を整えるために残らなければならない。二、三時間残業は当たり前。一番長いときは朝まで仕事をした(次の日は休ませてもらったが。でももっとひどい状況の先輩は出勤してた)。
強制ではないにしろ、やらなければ誰かに皺寄せがいくことがわかっている。
休憩時間も取らなければ取らないで進んでしまう。夜の食事時間は基本的にない。昼を抜いたこともある。自分は仕事が遅いので自主的にだが(でもそんなの虚しいことに気づいたからもうやらない)。
私に仕事を教えてくれていたリーダーは過酷な日々の中仕事にこなくなってしまった。
インフルエンザじゃないかということだったが、多分参ってしまったんだと思う。
ベテランのリーダーがネをあげる状態で、新人の私に何ができるというのか。
私が辛いと言っても、私の同僚先輩に皺寄せがいくだけだ。彼は休出して無水カフェイン飲みながら仕事してる状態。これ以上頼るのも辛い。他は他の会社の人だしぎりぎりでやってるんだろうし、スケジュールに関わることもできない。基本ライバルなんだろうし(私はどうでもいいけど)。
社員は何度か手伝ってくれたけど、ずっとじゃないし、訴えてもどうにかしてくれる訳でもない。
何か難しいことをしてるんだろうし、デスクワークも大切なことはわかるが、談笑してるのがよく聞こえるし、私らより早く帰るしどこか納得いかない。
ここは地獄だ。辛いと言っても彼らには話が通じない。
もともと新人がいつかないといういわくつきの職場だ。おそらくだから余計に小慣れた人間を入れたくないという悪循環(辞めちゃうだろうから)。
私は一ヵ月後に辞めると言った。そしたら全体に態度がやわらかくなった。辞めさせたいんじゃなかったのか?
なぜか全体に今まで皆意地悪だった(もちろん色んな人、状況があるけど全体に)。
思い出したくもないみえみえのくだらないことがたくさんあった。私がほとんどやったことのないNG処理の仕事を受け持ったら、突如NGがどっと増えたり。普段やってる人や倉庫の人がびっくりするくらい。一事が万事そんな感じだ。偶然だと思いたいですが。
彼らは私が仕事を続けたいから固執していると思うのかもしれないが、私は真面目なだけで彼らのためにがんばるモチベーションなどないのだ。
人を「使えない」と思っているなら、素晴らしいあなたがたでどうにかしてください。
美味しい店紹介とか新しくできた美容室のピックアップなんかがあって
身近な情報が得られるのはなかなか面白いので、毎月割合楽しみにしていた
その月もいつもと同じように投函された情報誌
なんとなくぱらぱらとめくっていると、巻末の「催し物」ページに目が行った
地元の市民会館やらホールやらで絵画の展示やバザーが行われる、その案内のようなものだ
児童劇団第3回公演、パッチワーク講習、親子マラソン大会、はじめてのパソコン講座…
この狭い地域でも思ったより多くの催し物があるということに驚きつつページをめくる
そこでふと見慣れた名前を見つけた
そんな小見出しをつけられて仰々しく紹介された名前
何より小さく載った顔写真は昔のままだったから確信した
公演の日付は、3日後
その日入っていた予定をすべてキャンセルして、私は気づくと会場にいた
せいぜい300人程度しか収容できないホールには驚くほど人が少ない
その事に何故か私は納得しつつ、ホールの一番後ろの席に腰をかけて開演を待った
指先が少し震えていた
すーっとホールの照明が落ちる、と同時に私の震えはすとんと停止してしまった
そして、ぱらぱらとまばらな拍手を受けて、彼が舞台の裾からゆっくりと歩いてピアノに向かい合うように静かに座った
やっぱり彼だった、間違いない
長い月日が経ったけれど、あの頃とまったく変わっていない姿
もしかして彼の時計はとまってしまっているんじゃないかと不安になるほどに
クラシックに疎い私は曲名も作曲者もほとんど知らないのだけれど、それでも彼が奏でる音は不思議と心地よく
私の中の時計すら止めてしまったようだった
何曲かを弾き終わって、初めて彼が言葉を発した。
「これで最後になります、僕の大好きな曲です」
最初の1音で分かった
私はこの音が聞きたかったんだ
遠い記憶の中、時間の流れの中でもうすっかり霞んでしまった記憶の中で、あの瞬間だけは鮮やかに彩られていた
『私、この曲がいちばん好きだよ』
あの時の私は間違い無くそう言っていた、彼に、思いを伝える代わりに。
さらさらと窓から入る風と、飾られた数々の作曲者達の肖像画、五線が描かれた緑の黒板
それから漆黒のグランドピアノ
何もできず、それでも精一杯だった子供の私
溢れるように蘇る遠い記憶の中で溺れてしまって
すっかりからっぽになってしまったホールの中で、私はずっと涙を流し続けていた
嫌なことを書こうと思う。読んでいる人にとってではない。自分にとってだ。
僕の職場は、正社員とパートの区別はしっかりしているのだが、仕事の内容によっては、ほとんど変らないところもある。まぁ、僕の同業者の方なら何となく判るかもしれない。というか、そういう人には読んでほしくはないのが正直なところだ。
匿名が一応保たれているから書ける話でもある。前置きが長すぎだ。読まれることを前提にしていないが、何処かで吐き出したくなったからここで吐き出すこととする、。日本社会は匿名でなければ吐き出すものも吐き出せない。だから2チャンネルなんてものが繁盛するんだろう。ああ、僕は2chが好きで仕方がない30男だ。
で、最初の段落に戻るが、僕はパートに属している。30でかよと思うだろう。そう、僕はフリータだ。それも、ごくごく限られたこの業界でなら僕の能力は通用するが、それ以外の業界だとまるで使い物にならない。この業界を離れればもう僕は死ぬしかない。大げさかもしれないが真実だ。この業界から追い出されれば、僕はのたれ死にだ。樹海行きという奴だ。・・・全く、ここは2chの株板かよ。
さて、僕には少し悪い癖がある。職場にいる人を好きになってしまうのだ。それだけなら誰でもあるだろうが、僕の場合は最終的にその人との人間関係は破綻することになる。それをもう何度も経験した。仕事に関することなら僕はいくらでも失敗を克服することができるが、こういうことに関しては、全く出来ない。おそらく僕はまともな人生は歩めまい。他の場所で作ることを考えても良いのだが、仕事に一生懸命になっている女の人くらい、綺麗に見えるものはない。
職場の顔ぶれが変ることとなった。いつもこの時期はそうだ。年にもよるが、顔ぶれは大きくも、微妙にも変わる。結局、紆余曲折の末に、僕はパート契約がさらに1年、更新となった。重大な失敗がない限り、僕はまた1年をここで過ごすことになる。重大な失敗をして、冬に消えてしまった人がいるのを知っているから、気をつけないとなぁと思う。で、そんな中で「その人」はいなくなることになった。
「その人」は違う会社に行くらしい。その人との関係は2つ上の段落の通りに破綻していた。昨年初夏の頃だ。酷く面倒なことが僕とその人の間に起こり、解決に失敗した。その結果、口も聞かない関係になった。誰が悪いのかと言えば、僕に決まっている。いつもそうだ。経験から学ばないし、学べない。困ったことだ。その人がいなくなることを知ったのは2日前。驚いた。その人は明るく社交的である。だから職場では人気があった。その人と口をきかなくなることで、職場の空気を若干読めなくなり困ったし、同じ空間にいることが苦痛でたまらなかった。
その人がいなくなる。僕は居続ける。その人の最後の勤務の日。僕もいた。普通に仕事をしていた。僕もだ。その人は周りににこやかに挨拶をしている。僕のところには当然ながら来ない。僕は何度か挨拶に行こうかと考えた。でも行けなかった。僕もその人と話したいとは思わなかったから。普段の挨拶すらもまともに交わしてない。ドラマと実際は違う。その人との和解など、あり得るはずはない。その人は静かに職場を去った。本当に静かにだ。忙しくて挨拶が出来なかったという人もいた。悔しそうな人が何人かいた。僕は悔しがる人に同情するふりをした。演劇部に幽霊ながら在籍していて良かったと思っている。
僕はそのとき。そのとき、僕の心の中は。狂喜乱舞していた。フラメンコでも何でもいい。ちゃんちきおけさでも、阿波踊りでも、本当に踊りたくて仕方がなかった。ガッツポーズを人に見られないところでやったのは認めるよ。ただただうれしくて仕方がなかった。嫌な奴がいなくなった。あの、憎んでも憎みきれないほどのに嫌な奴が。これがうれしくなくて、何をうれしいというのだろう。今年が始まって3カ月。最もうれしい出来事だ。2日前に知ったときの感動はしばらく忘れない。これで苦痛の種がなくなる。自分は思うとおりに振る舞える。
素直じゃないねと、ここまで我慢強く読んだあなたは思うかもしれない。違うんだ。本当にうれしいんだ。だからタイトルにも最初にも書いただろう。「嫌なこと」を書くと。僕はそいつが帰った2時間後に仕事を終えた。タイムカードがある場所は、誰もいなかった。もう大体の人が帰宅していたし、可能な限り帰宅時間が重ならないように努力したつもりだ。タイムカードを押す。タイムカードを所定の位置に戻す。ホッと息をつく。
そいつのタイムカードはまだある。そいつの名前のところ。そこを思い切り、指ではじいてやった。あの音、しばらく耳から離れない。そして、僕は外に出た。世界が違って見える。軽く伸びをした。僕は、これからも仕事を頑張ろうという決意が沸いてきた。久しぶりにいい週末を送れそうだ。空には星が輝いていた。オリオン座が見えた。
最後に、タイムカードをはじいたときの、音のこと。
ぱーんと、いい音がしたんだ。想定の範囲外だった。ものすごいいい音だった。しばらく忘れられないと思う。だからその人に、この場を借りてお礼が言いたい。いなくなってくれてありがとうって。もう二度と会いたくないし、見たくもない。街中でバッタリなんて真っ平ごめんだ。ここまで読んでくれてありがとう。唾棄すべき嫌な奴だと思ったはずだ。それは正しい。だって、僕自身がそう思うのだから。
むかし、あるところにたいそう貧しい少女がいた。彼女の両親は亡くなってしまい、住むところも食べるものも着るものも無かった。親切な人からもらったひとかけらのパンと彼女が着ている服だけが彼女に残された唯一のものであった。
しかし、彼女はとても良い心の持ち主だった。彼女が道を歩いていると、おなかを空かせた男に出会う。彼女はためらいもなく男にパンを渡し、また歩き出す。今度は寒がっている少年に出会う。彼女は親切に着ているフードを差し出し、また歩き出す。すると、また別の寒がっている少年に出会う。彼女は着ているワンピースを少年に与え、歩き出す。そうしているとまた別の少年が現れ、彼女に唯一残されたシャツを欲しがる。彼女はシャツもその少年にあげてしまう。
やがて、着るものも食べるものも失ってしまった彼女がその場にたっていると、星が彼女のもとに降ってくる。彼女の行いを神がほめたためだった。降ってきた星は銀貨となり、少女は裕福に暮らしたのだった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%81%AE%E9%8A%80%E8%B2%A8
裕福となった少女の元には以前より多くの人が訪れました。しかし、少女は変わることなく、人々に分け与えました。そのため、暖かい家は寒風が入り込んでくる荒ら屋に、絹の服は綿の服に、美味しい食事は粗末な食事に変わっていきました。
それでも、人々は訪れました。少女は残っていた銀貨も全て分け与えました。
それでも、人々は訪れました。少女は変わることなく彼らに分け与え、荒ら屋は道端に、襤褸の服は裸に、粗末な食事は道端の雑草に変わりました。
ようやく、人々は訪れなくなりましたが、少女が雑草を食べようとすると、腹を空かせた野犬が訪れ、少女に吠えました。それを見た少女は今までと何ら変わることなく、その犬に雑草を譲りました。
それを見た神様はまた少女のもとへ銀貨の星を降らせましたが、その度に少女は同じことを繰り返し、結果は変わりませんでした。
「どうして自分の幸せのために使わないんだい?」すると少女は微笑みながら答えました。
神様は少し考えるようにしてから言いました。
「でもほとんどの人々は君に感謝すらしていないんだよ?誰のおかげだなんてすぐに忘れて喜んでいる。それでも君の幸せなのかな?」
「言ってる意味がわかるかい?」
「ええ、わかります。そうです。それが私の幸せです。」
「彼らは感謝すらしていないんだよ?それなのに、どうして笑っているんだい?」
「だって、感謝されるためにやっているのではなく、人々が喜んでくれることが私の喜びなんですもの。だから、神様に人々は喜んでくれていたって聞かされて私はとっても嬉しいんです。」
「君はその中に、みんなの中に入ってないけれど、いいのかい?」
「ええ、いいんです。だって、私の幸せはみんなのように良い家に住んだり、綺麗な服を着たり、美味しいものを食べたりすることではなく、"みんな"の幸せなんですから。」
そうか、と神様は懐かしいものを見るかのように少女を見つめ、しばらくの間、物思いに耽っていました。そして神様は不思議そうに見上げいている少女に問いました。
「もっと多くの人を助けることができたら助けたいかい?」
「はい、もちろん。」
少女は迷わず言いました。
「決して楽しいことばかりではなくてもかい?」
「はい、人を助けることができるのでしたら。」
迷いのない少女の目を見つめ、神様は肩の荷が下りたかのように少し息を吐くと、少女に言いました。
「それでは君が、今から神様だよ。」
すると、神様の周りで輝いてた光が少女の周りへと移り、どこまでも白い衣が少女を纏いました。
「え?え?えー!?」
「私も君と同じこころざしだったはずなのだけど、私には今の君が眩しすぎる。どうかな。私の代わりに神様を、多くの人を助けてあげてくれないだろうか?」
少女は突然の事態に途惑っていましたが、その言葉を聞くと真剣な顔になり、そして
「はい!」
迷うことなく言いました。
正直な所、元神様は少し迷っていました。元々は同じこころざしだったとはいえ、目の前の少女が眩しくなってしまう程に自分は曇ってしまった。それ程までに神ということは辛いことでもある。そんなことを、このような幼い少女に託してしまっていいものだろうかと。しかし、少女の迷いのない真っ直ぐな瞳を、言葉を、姿を見て決めました。
これからどうなるのか。それは誰にも、元神様だった人間などにはわかるはずもありません。しかし、自分にはできなかったことをあの少女なら、あの真っ直ぐで眩しい少女なら、成し遂げてくれるのではないかと、希望と、少しの悔しさを抱きながら、それでも願わずにはいられませんでした。人々が、そして少女が幸せであらんことを。久しぶりに純粋に人の幸せを願うことができた元神様は、そうして静かに息を引き取りました。
気持ちは分かるんだけれど、人は自分の思い通りにならないッス。
せめて話しかけたらきちんと返事はしてほしいなぁって思う。
気の進まない会話に付き合わされようとして、うんざりしているのでは。
うん、気持ちは分かるんだけれど、こればかりはどうしようもない。
自分の思い通りにさせようと思えば思うほど、それが相手の個人を尊重しない方向に進めば進むほど、ストレスが溜まるよ。
男ってどうしてもがっついてしまいがちだけれど、相手がそれに積極的に乗ってきてくれるのでなければ、少し待ってあげるくらいの心のゆとりを持たないとね。
そうだね、温度差は大きいね。自覚してる。
今は同じくらい好きになってくれとは思ってないけど、せめて話しかけたらきちんと返事はしてほしいなぁって思う。
たまに返事が来ても内容がほとんど無くて会話にならないし、凹んじゃう。
かといって全く返事が来なくても凹むし。
普通に楽しく会話したいだけなのにな。難しいね。
「もっと俺に興味をもってよ!」って言いたくなる。
ゲームの比重はわかんない。
最近は色々ありすぎて疲れたので、しばらくゲームから離れようかと思っているよ。
話してて楽しかった人を失って、これからもっと話したかった人も失いそうで。
きっといまゲームの世界に行ってもつまらないと思うんだ。
ブログ書いてるとちょこちょこトラバスパムが来るわけなんだけど、そのリンク元の一つを見に行ってみた。そういうスパムってアフィリとか広告とかが目的と思うじゃない? でもさ、そのサイトにはそんなのがほとんど貼ってないの。下の方にちっちゃく[PR]でリンクがある程度。