はてなキーワード: 「S」とは
競馬の主要なレースには、GⅠ、GⅡ、GⅢのようにグレードが付加される競走(グレード競走)のほかに、リステッド競走というものがある。
グレード競走に次ぐ重要な競走を国際的に、リステッド競走と呼んでいるのだ。
そして、グレードを「G」で略するように、リステッドは「L」と略されて表記される。
一方で、競馬には「○○ステークス」と呼ばれる競走が多い。
ステークスとは本来、馬主が掛金(ステーク)を出し合ってそれを分配するようなレース形態だったようだ。
今やそんなレース形態は無いのに、名前だけが残っている不思議な呼び名だ。
そして、ステークスは「S」と略記される。ステークスと付くレースは数が多く、略記しても意味は通じるのだ。
たまに、この二つが融合することがある。
これを略記するならば、「○○S(L)」となる。
かけ算割り算には,足し算引き算にはない特別な力があるんです。それは数字の意味を変える,という力。言い換えれば単位を変える力があるんです。
「長さ」を足しても引いても,同じ「長さ」しかでてきません。けれど「長さ」と「長さ」をかけると「面積」がでてくるんです。「長さ」を「時間」でわると「速さ」がでてきたりします。
つまり「a×b+S=c×d」とかは「a×b」という面積に「S」という面積を足すと「c×d」という面積と同じになる,というような使われ方をします。これ,それぞれが強く結びついて新しい意味を持っているんだ,ということを強調した方がわかりやすいですよね。なので「ab+S=cd」のように書くんです。こうすると「面積の計算だ」ということがよりはっきりします。
このことは数学だけを学んでいる状態ではそれほど意識されることはありません。ですが,実際に数学を応用して物理や工学の問題を解きはじめると,計算している式がどういう意味を持っているか(どういう単位を持っているか)は,常に意識がむくようになります。なので,その単位になる前段階のかけ算は省略してしまったほうが,かえってわかりやすくなるんです。