はてなキーワード: 貸本とは
想定してるのはブッコフで100円で買えるようなの。
もちろん手元にあればそれで。
どこでやってもできあがるものは同じだし、場所が確保しやすいだろうから。
とりあえず表示できるファイルが出来たら電子書籍として100円で売ります。
この時点ではスキャンしただけなので検索できるかどうかとかあやしい感じでもOK。
わざわざ削ったりもしない、カメラでいうと「撮って出し」ってやつ?
1冊のスキャンにどのぐらい時間がかかるかにもよるけど、人件費がペイするには
20冊ぐらい売れればだいじょうぶ?
で、さらに売れるようだと思えばファイルをアップグレードしていきます。
画面のゴミを取ったり検索用のテキストを修正したり電子書籍に最適化したりとか。
最初に100円で買ってくれた人はもちろん強制上書きで最新ファイルに書き換えます。
スキャン代行サービスが一冊100円でできるということで少し話題になりましたが
それについて違法ではないかという議論もされているようですが
個人的には、自分で金出して買ったものを、自分の為にどんな形で保存しようと勝手だと思うわけです。
例えば野菜。今は値段が高騰しているみたいですが
あれ、スーパー等で売っているけれども日にちがたてば鮮度も落ちて腐ってごみになります。
ですが、買って家で切って保存容器に入れて、冷蔵なり冷凍なりすれば店で売っているより鮮度もキープできて長持ちします。
お店で売るときは鮮度もリスクとして値段設定をしているわけですが、それを買った人は勝手に調理して価値を高めて保管します。
また当然保管だけではなく、調理して美味しい別の食べ物として食べますよね。
それどころか、レストランなどではそれを付加価値として値段をつけて提供しています。
以前インスタントラーメンをただ調理して出すだけのお店がテレビでやっていました。
作り方通り作って出すだけでお金をもらうわけです。
食べ物と本は違うとは思いますが、まずこういったことがあるわけです。
次に本ですが、本についても同様で、昔から記事の切り抜きを別のノートに貼りつけて保存していた人もいるでしょう。
必要なものを必要な形で持っておくことは買った人の自由であるべきです。
付箋を貼って探しやすくするのも、赤線でラインを引くことも、パラパラ漫画を書いて遊ぶことも自由です。
であれば、それをスキャンして保管しておくことも自由であっても良いのではないでしょうか。
ページ数の多い本から必要な部分を見つけ出すのが大変であれば、OCRをかけたPDFの方として保管した方が便利ですし
部屋が本で一杯で狭いのであればデジタル化して部屋を有効利用するのもいいのではないか。
そしてその作業が面倒だから誰かに頼んでやってもらう。
それだけのことです。
インスタントラーメンを作ってもらって食べるのと一緒ですね。
形を変えただけのこと。
オリジナルを売り払うことができるわけでもない。
コピーをして誰かにあげることが可能だということであれば、それはオリジナルを貸すのも同じ話。
個人のモラルというか、ただ犯罪行為をするかしないか、その判断の問題。
貸本は著作権料が発生するようになったようですが、古本やら漫画喫茶は何も払っていません。
勝手に他人に見せているのにです。
判例があるのでどうしようもないですが、こちらを先にどうにかするべきです。
そしてその対策として有効なのがむしろ電子書籍なのです。
電子書籍化の流れが止められないのであれば、むしろ有効活用すべきです。
正当化とかあったまワルとか1行で言って済ませてるやつ、
全能感の塊にしか見えないな。
せめてもうちょい考えをめぐらしたらどうだ。
突き詰めると法律とその解釈のための慣習のためでしかないと思う。
これは作者に還元するかどうかっていうところから話を始めるから
わけがわからなくなると思うので、
っていうところから考えたほうがいいと思う。
漫画の値段は1冊400円かもしれないが、
全ての1冊と消費者を1対1で結びつけて400円にしてるのじゃなくて
読み方も含めて利益が出る価格設定として1冊400円にしてるのな。
だからどっちかっていうと損してるのは漫画家じゃなくて、
1冊400円でまじめに買ってる消費者なわけだ。
利益出る値段を計算したら1冊はもっと安くてもよくなる。
逆にP2Pとか使う人がもっと増えたら
1冊辺りはもっと高くなるかもしれないな。