はてなキーワード: 補正予算とは
まあ、ネットを見てて定額給付金関連の記事を書いてて、これだけの事実を知らないわけないよな。
と言うわけで念のため書きました。
こりゃひでぇと思ったので、目に付いたところだけでも突っ込んでみる。専門家ではないので嘘が混じっている可能性は否定しない。なお、資料の入手しやすさから基本的にアメリカとの比較で考えている。
定額給付金については、制度設計をうまくやれば機能するかもしれないけど今のままじゃやるだけ無駄だろ派。
比較的楽観的な研究としてBroda and Parker (http://www.voxeu.org/index.php?q=node/1541)によるものを取り上げる。これによると
In aggregate, the 2008 rebates total around $100 billion, which is about four% of aggregate personal consumption expenditures (PCE) during the three months in which the rebates were distributed, or about 13.3% of PCE on nondurable goods. Using the relative spending responses to the 2001 rebates, our estimates imply that the receipt of the tax rebates directly raised nondurable PCE by 2.4% in the second quarter of 2008 and will raise it by 4.1% in the third quarter.4 These calculations do not include any potential multiplier effects, which might make the full impact of the rebates on the economy even larger, nor do they include price effects, which might mitigate their impact on real GDP.
とあるので、非耐久消費財に注目すると、総支出額の13.3%に相当する割戻しで支出額を2.4%ないし4.1%増加させたということができなくはないので、割戻し額の3割弱が消費に回ったといえるか。
逆に悲観的なMartin Feldstein (http://online.wsj.com/article/SB121798022246515105.html?mod=opinion_main_commentaries)によると、
The evidence is now in and that optimism was unwarranted. Recent government statistics show that only between 10% and 20% of the rebate dollars were spent. The rebates added nearly $80 billion to the permanent national debt but less than $20 billion to consumer spending. This experience confirms earlier studies showing that one-time tax rebates are not a cost-effective way to increase economic activity.
ということなので、せいぜい10%から20%程度ということらしい。
いずれにせよ、30~60%という推計は過大に思える。
少なくともアメリカに関していえば、先ほどのFeldsteinを始め批判を見つけることは難しくない。Shapiro and Slemrod (http://www.aeaweb.org/annual_mtg_papers/2009/retrieve.php?pdfid=294)とか。後はGreg Mankiw's Blog (http://gregmankiw.blogspot.com/)とかで取り上げられる場合もproとconがセットになっているように見える。
081224kaikensiryou.pdf (http://www.kantei.go.jp/jp/asospeech/2008/12/081224kaikensiryou.pdf)によると1次補正11.5兆+2次補正27兆+21年度予算37兆で辻褄は合っているように見えるが、元増田が指摘するとおりこの金額は予算ではない。2次補正予算(http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/h20/sy210105c.pdf)に注目すると、そこで実際に計上されているのは27兆円ではなく4.7兆円でしかない。
とりあえずいまだに75分の2とか言ってるやつは自分のだまされやすさを自覚したほうがいいと思いました、まる
ばら撒きをいくらやっても景気は回復しないのだが、ばら撒く事しかできないと、視野狭窄を起こしている。サラ金地獄に陥った人が、目の前の返済日をクリアする為に、より高利で条件のきつい金融会社を探し、融資を受ける事で仕事をしたつもりになってしまうのと同じで、本質的な解決策が見えなくなっているのである。
ド田舎の選挙区に公共事業や農業補助金をばら撒けば、票と資金を掘り起こせるから、選挙対策になるという見込みもあるのかもしれない。しかし、そのようなやり方では、借金が増えるだけで、それらの地域の担税能力が成長する事はない。この、無駄なお金のばら撒きこそが、国民が批判し、改革を求めている部分であるのだが、見えていないようである。
国民が求めているのは改革である。しかし、小泉後の総理総裁は、改革の担い手としては、今一つであり、ついに、改革を見直すと公言する首相まで出てきてしまった。
改革の痛みをやわらげるという主張から、改革に反対だったとまで、ニュアンスが変化し、それに伴って、国民の支持率も変化している。
戦後60年間かけて作り上げられてきた制度の、方向性を転換しなければならない状態にあるという基礎的な認識が無いから、改革の痛みとか、反対だったという主張が出てくるのであろう。
官僚機構を始めとする既得権益層は、方向性の転換をしたくないし、何かをしなければならないのであれば、小手先の無意味な変更で終わらせるとか、変更した結果、国民にしわ寄せが行くように骨抜きにしておいて、改革に反対の意見を作り出さそうと企み、いくつかの分野においては成功している。それらの成果を真に受けて、改革を修正すると主張するようになれば、抵抗勢力の対策に乗せられてしまっていると評価するしかなくなる。
自ら倒れていく内閣に、わざわざ倒閣運動を行う必要はない。むしろ、次の首相の用意が整うまで、今の内閣を倒れないようにしなければならない位である。
で、問題は、次の首相なのであるが、誰が良いかねぇ。アメリカの国務大臣が日本に来るようだけど、自民党の議員で面談する人の中に、次の首相となる人が居るかもしれんね。
もしかして、麻生政権がどんな景気対策しようとしているのか(民主が何を妨害しているのか)も知らずに麻生批判とかしてる?違うよね?
効果ってのもわからん。
それは貴方が無知なだけで、あちこちの国で減税や給付金、商品券の類が実施されてる。
それは対外的な戦略の一環で、日本国内の経済対策とは異質の物だよ。
たとえば定額給付金とか、補正予算案の中の1割にも満たない規模のはずなんだが。
それに、最初は減税をメインに考えられていたのが「それじゃあ低収入の人達が恩恵を受けられない」って事で給付金に切り替わったんだよ。
だって当時マスコミが派遣切りを盛んに報道して、それの尻馬に民主が乗ってそういう攻撃を繰り返したんだもん。商品券は手間がかかるから外された。
それを今更「無駄遣いの極みだ!」とか攻撃してくるんだから、既に与党と民主の信頼関係は完全に崩壊してる。福田政権の頃だって何回与党との合意を反故にしてきたと思う?
記事を読むと、質問事項は大まかに【行政改革】【国民栄誉賞】【08年度2次補正】【オバマ新大統領】 の四つ。
で、タイトルが「話はがらっと変わるんですが」で始まる最後のおまけみたいな【オバマ新大統領】の部分(オバマ氏人物像「想像でもの言えない」23日の首相)。朝日にとって何が重要なのかがよく分かる。
しかも質問内容からしてゲスだ。
――話はがらっと変わるんですが、先日就任したアメリカのオバマ大統領と政策の面ではなくて、人物像に限って見たときの、総理とオバマ大統領の似ている点と似ていない点、総理はどうお考えでしょうか。
「政策以外で、どうして会ってない人の人物評価ができると。僕は新聞記者じゃないから。想像でものを言う立場にありませんので、会ってない人の人物評価をすることはできません」
タイトルに持ってくるって事は、こんなやりとりが行革や2次補正予算案よりも優先度が高いと現場が判断したって事だろ。
それに、この「僕は新聞記者じゃないから。」は、どう見たって句点(。)じゃなくて読点(、)だろうに。
「お前らみたいに、憶測でものを言える立場じゃねーんだよ」と、あの曲がった口から今にも飛び出しそうな気配だ。
この記事↓だけど、
娘「こっちの記事では「民主党は、審議が尽くされていないとの理由で、補正予算案の採決に抗議し、採決前に退席の方針」ってあるけど、なんで「審議が尽くされていない」と「採決前に退席」しなきゃいけないの?」
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民主党は「自民は審議を尽くして(少数意見聞いて)ないじゃん」だから「採決すること自体に反対」してるわけで、先生の言う通りのことをしてます。普通です。
たとえば遠足はAとBどっちがいいですか、という学級会で、多数派Aが話合いせずに「じゃあ採決とりまーす」って言い出したら少数派B支持者が「それはおかしい」といい「採決すること自体に反対」する、というのと同じ。普通でしょ。その状況で「賛成、はーい」「反対、はーい」って素直に手を挙げてたら馬鹿みたいじゃないですか?
娘「あと、一番わからないのはここの部分、「その場合民主は参院審議入り拒否の方針」」
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娘「おかしいじゃん!! 衆議院では審議が足らないから採決欠席したんでしょ、じゃ参議院でいっぱい審議すればいいでしょ、なんで拒否しちゃうの、そんなの絶対おかしい」
全然おかしくないよ。
それは「衆院の優越」の原則が関係します(木走さん、そこは説明したの?)。参院で審議したら当然採決取ることになるし、そこで衆院と反対の結果が出ると、法案は衆院に差し戻し。そうなったら衆院の2/3の賛成が必要だと法は定めてますが、衆院の2/3を押さえてる与党は参院の審議結果を無視して簡単に再可決してしまえるのです。これじゃ参院で話合う意味がないよ! 参院で審議されなければ廃案だから、法案に反対だと主張するなら野党にはその手段しかない。要するに、国会では話合いする状況じゃなく、もはや番外戦に移行しつつあるってこと。
参院・その後の衆院で「じっくり話合って妥協点を探る」努力を与党がするという保証・信用があれば、野党も参院で審議に入ることができるでしょう。でも今、最初の衆院で話合いに応じる姿勢を見せない相手が後でなら話し合うと約束しても、そんなの信用できるわけないじゃないですか。つーか本気で話合うつもりなら今話し合いましょう、参院じゃなくてここで話し合いできるっしょ?と野党は言ってたわけで、与党はそれを拒否して強行に採決に踏み切ったわけです。「強行採決ということは、自民は『じっくり話合い』する気はないんですね、じゃあウチも(参院では)あなたと話すことは無いです」ということ。話は一貫してるので、これを打開するためには「話合いできる状況」にまでまず戻さなきゃいけません(それをするのが国対という係のおじさんたちで、今は両方のその係の人が、ひそかに一所懸命飛び回って『根回し』してるわけです)。
さらにもう少し言うなら、民主が参院で審議拒否したら与党は『予算が成立しないのは民主が審議拒否するからだ、国会は審議の場なのに仕事しねえ奴最低!ヤレヤレw』と言える。マスコミとか全部味方につけて、「この非常時に国会での審議に応じないとは…云々」と、民主をただただ一方的に悪者に出来る。そんで、自分たちがマトモに話合いしなかったからこうなってる…という部分は、全部スルーで口を拭っていい顔できる。たとえば、最初の学級会で言えば、多数派Aが(自分たちは話合いに応じなかったという事実を一切無視して)先生に「一部の人たちが騒いで決が採れませーん。叱ってくださーい。」って言ってるような状況。まあ、それ普通にズルいよね、と。
というわけで、木走さんは、このあたり丁寧に娘さんに説明してあげてください。
(追記)
勘違いする人がいたらアレなんで一応書いとくけど『違うよ、審議は尽くされてるのであって、民主党が言うのはただのダダこねor現実が見えてないよ』系のレスは、スルーしますよ。つーか別のとこでやってください。木走さんの話がそうであるように、ここで述べてる話もあくまで手続き論的な話として述べているので。
以下コピペなんだけど。こんだけやって君の中では何もなかった事にされてる麻生さんかわいそう。
・一次補正(済み)
・日本領海拡大(済み)
・IMFへ外貨準備高から10兆円貸し出し(民主はなぜかこのドル不安の中で準備高削ってドル売り宣言)
・二国間の経済支援要請をすべて拒否、今のところアイスランドと韓国×(民主IMF批判してたが、なぜか特定国への2国間支援表明)
・ASEAN+3の通貨スワップ拡大を話していくことで合意、つまり韓国支援なし
・自社株取得規制、年内限定で緩和
・政府が銀行のマネーロンダリングへの対応の甘さを指摘(その翌日から、数件の経済ヤクザの逮捕)
・G7での行動指針採択
・日印安全保障協力共同宣言
(民主小沢寝不足の為、シン首相との会談キャンセル<翌日青森で選挙の為の演説は実施>)
・農林水産省利権の地方農政局・国土交通省利権(創価枠)の地方整備局の廃止・統合指示
麻生「中国とは今までのお題目の友好ではなく、共に利益となる共益を目指しましょう」
【安倍政権で行われ福田政権で止まっていたガサ入れ再スタート】
・朝鮮総連強制捜査(数十年脱税疑惑があったが放置されてきた在日商工会にメス)
・アーレフのガサ入れ
・大麻や麻薬等の摘発が増加 動いているのは厚生省の麻薬取締課、通称マトリ
「なんだ、やっぱり報道が言わないだけじゃないか、やる事やってるじゃないか。チンパン福田の売国政権引き継ぎながら、よくやってるよ。国籍法改案だけはもっと尽力してほしいが。・・・しかし売国侵略報道局が。怒」
【1月25日投開票】 民主党の菅直人代表代行、2009年1月の通常国会冒頭の「話し合い解散」の断行を麻生太郎首相に呼び掛け
毎日新聞 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081212ddm005010128000c.html
緊急経済対策
http://www.kantei.go.jp/jp/asospeech/2008/10/30message.html
こんだけマスコミがお膳立てしてるのに解散に追い込めないって、馬鹿か?民主党。
これを「やり抜く」まで選挙は有りません
野党が求める時に解散する与党はどこを探しても無い。世界的に見ても王道中の王道政略。
そう言えば、世襲予定の、息子は、今は?
まだ解散言ってんだ・・・補正予算本予算審議があるんで常識的に無理。今まで解散に追い込めなかったお前らの力不足w
「なんだ、韓国や中国様から、命令が毎日来ていて、とうとう売国報道局も役立たずで手の内なくなって、お願いになったのか?」
【政治】 麻生首相が求めていた"消費税の引き上げ"時期の明示、公明党の反対で見送り...与党税制改正大綱
讀賣新聞 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20081211-OYT1T00804.htm
「国籍法改案でだまし討ちの公明党、日本国民がこの事実を知ったとき、在日朝鮮人は日本から排除になるのは間違いない。侵略者の手先をいつまで特権作って守ってやる必要がある?」
【通り魔】過去最多=1??11月に13件、死傷者42人??警察庁[12/12]
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008121200081
「朝鮮が絡む大きな事件があるたびに、どういう訳か通り魔が。日本から外国人を放逐したくなる理由が分かる?」
【民主党】納税額がゼロの人には5万円支給 税制調査会、2009年度税制改革大綱の骨格固める★3
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081211AT3S1001N10122008.html
自民のばらまきと何が違うんだ?
【日本人を粛清せよ!】音声を止めろ!速記を止めろ!【言論封鎖で騒然!】
http://jp.youtube.com/watch?v=8nwcfzrcNOo
民主主義であるのをやめた日本。民衆の代表である政治家の意見を封殺する。1分3秒あたりで発言を阻止している。
この法案が通り、外国人労働力が日本に流入し、さらに仕事が奪われていくのでしょう。
「国籍法改案の売国政党、民主党。こういう自治労・中国の犬が必死にばら撒き、売国奴にいつまで参議院を牛耳らせておくんだという気持ちでいっぱい」
コタツってやばい.
何がやばいって,出れなくなる.
ミカンとかあったら,もっとやばい.
外に出ようなんてことが愚の骨頂に思えてくる.
で,気がついたら眠くなる.もちろん,寝る.
気がついたら丸1日,トイレとお風呂以外,コタツから出てなかった.
しかも,累積睡眠時間が普段の3倍ぐらいになってる.超やばい.
そこで,ふと気がついた.
最近,不景気らしいんだけど,これってもしかしたら,コタツが原因なんじゃないの?
だって,仕事してても,すぐに眠くなる.
しかも,後ろに倒れたら,すぐに寝れてしまう.
これじゃぁ,仕事が進むはずがない.
だから,景気だって悪くなる.
じゃぁ,どうしたらいいか?
そんなの簡単,小学生だって思いつく.
それだけで,景気が上向く.
ほら,最強の景気対策なんじゃないの?
予算案は成立に30日必要なんだな。もうすぐ成立するんだな。
その間に2次補正予算案に必要な法案審議をするべきなんだけど、野党が一方的に話を遮るからできないんだな。
先に2次補正予算案を出してからやろうとすると、まず予算案で30日かかるんだな。
法案は参議院の通過も必要なんだけど、野党が過半数だから最低でも60日かかるんだな。
合計90日かかるんだけど、そのまえに特別国会は強制終了しちゃうんだな。
法案を審議してる途中に国会が終わるとその法案は廃案になって二度と提出できないんだな。
つまり今国会中に2次補正予算案を出しちゃうと予算案が実行できずに宙に浮いちゃうんだな。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081123-OYT1T00455.htm
同補正予算案の審議に協力するとした小沢氏を麻生首相が「信用できない」と評したことについては、「チンピラの言いがかりみたいな話で、一国の首相として情けない限りだ」と批判した。
首相問責決議案については、「ないとは言えない。福田前首相が辞めたのは能力に限界を感じたからだ。麻生首相は福田氏以上にひどい」と語り、今国会提出に含みを持たせた。
んー。なんだかなあ。
国会途中に入院したり、入院したと思ったら大移動して選挙運動してるような人に言われたくもない気がするが。
〜の方がひどいんだ。えーん。かまってよー。みたいな論議はもう良い。
麻生の言葉に問題はあるのは確かだが、正直それに対して小沢が当てになるかと言えばそうじゃないから国民は困ってるんだよ。
わかってないなー。
石原が2,000億もカツアゲされた!
なんてこったい! なんでとられてるんだよ石原のアフォーー!
というわけで補正予算案を申請する。
新規に公共事業事後評価委員会 を設立して場合によっては立件してもらいます。
(新)バイオ医務庁の下に
iPS特別予算 1000億円
割り当てます。
あと、いままで外務省などがおこなってきた中東などのエネルギー確保のための接待は、
昨今の調達困難という時勢をかんがみて、
エネルギー資源調達費 600億 補正しますので、がんばって国内価格の安定に尽力してください。
・・・。
国内の物資不足2008年まじ深刻だ。どうしようね。
■[政治] 各地で暴かれる共産党の実績横取り/ウソ、デマ宣伝に行政から批判の声
2月から3月にかけて全国で開かれた地方議会の定例会で、公明党議員が質問に立ち、日本共産党が機関紙「しんぶん赤旗」やチラシなどで医療費助成などを同党の実績であるかのように宣伝していることを取り上げ、行政当局の見解をただしました。これに対し、当局は「共産党から提案されたから実現した政策は一つもない」「予算に反対した者が実現したとは言えない」などと答弁。同党の実績“横取り”“デマ宣伝”が次々と暴かれています。
東京都が今年10月から子どもの医療費助成を中学3年生まで拡充することについて、2月22日の都議会で公明党の中島義雄議員は、共産党がチラシなどで共産党の実績であるかのように宣伝していることを指摘し、都の見解をただした。山内隆夫福祉保健局長は「(助成拡充は)自民党、公明党の申し入れなどを契機に検討に着手し、2007年度予算案に盛り込んだ」と説明。石原慎太郎知事は「(共産党は)事実を覆い隠し、自分たちに都合のよい理屈ばかりを、あげつらっている」と厳しく指摘した。
3月2日の世田谷区議会で共産党議員が、子ども医療費無料化の拡充は共産党の主張が実ったなどと強調したのに対し、熊本哲之区長は「共産党から提案されたから実現したという政策は一つもない」と反論した。
少人数学級
2月28日の埼玉県議会で公明党の、はたけやま清彦議員は、共産党がチラシで、不採択になった「30人学級実現の請願」によって少人数学級が実現したように書いていることを糾弾。島村和男教育長は不採択になった請願によって少人数学級が実現されたという共産党の言い分は「正しくない」と答弁。上田清司知事は「(共産党は)調子いいなと思う」と述べた。
若者の就労を支援する千葉県のジョブカフェ事業が4月以降も継続されることについて、3月6日の県議会で公明党の高崎照雄議員は、「しんぶん赤旗」(2月26日付)が、共産党の実績として報道したことを取り上げ、県側の見解を求めた。飯田耕一商工労働部長らは「以前から事業を継続する方針を固めていた」として、共産党の実績ではないと指摘した。
エレベーター設置
3月8日の大阪府四條畷市議会で公明党の、そだ平治議員は、共産党四條畷市委員会の「なわて民報」が、JR四条畷駅と忍ヶ丘駅へのエレベーター等の設置を、共産党の実績であるかのように宣伝していることを取り上げ、「共産党はエレベーター設置を含む市予算案に反対している」と指摘。田中夏木市長は「予算に賛意を表することなく事業を推進したという(共産党の)主張は、一般的には理解し難い」と答弁した。
グラウンド整備
3月1日の東京都杉並区議会で、区がNHKから借り受けたグラウンドを整備して遊び場に転用する事業について質問した公明党の西村文孝議員は、共産党が同グラウンド整備費が盛り込まれた2006年度の補正予算に反対しておきながら、自分たちの実績であると宣伝していると指摘。山田宏区長は「予算に賛成した者が実現したと言えるのであって、反対した者が実現したと言えない」と答えた。
介護ベッド購入助成
3月13日の東京都昭島市議会で公明党の赤沼やすお議員は、市の介護ベッド購入助成制度について、共産党がチラシで同党の申し入れや同党系市民団体の請願署名などが「市の姿勢を変え」て実現したように記述されていることを取り上げ、「事実とかけ離れている」と指摘。新藤克明保健福祉部長は「市として(実施を)判断したのは、それ(共産の申し入れなど)以前」と説明。共産党の申し入れや市民団体の請願署名などは“あと出し”だったことが明らかになった。
地域巡回バス
3月13日の名古屋市議会で、公明党の江口ふみお議員は、同市千種区内を走る地域巡回バスについて、共産党千種区委員会発行の「ちくさ民報」が同党の提案や署名で実現したかのように宣伝していることについてただした。吉井信雄交通局長は「これ(共産党の運動)によって(市政が)動かされたとは思っていない。(地域巡回バスは)私ども(市)の判断で実施させていただいた」と答えた。
国保料引き下げ
3月14日の大阪府茨木市議会で公明党の河本光宏議員は、市が来年度から実施予定の国民健康保険料引き下げについて、「しんぶん赤旗」(2月23日付)が共産党と市民団体の署名で実現したかのように宣伝していることについてただした。今村二郎健康福祉部理事は「引き下げに関する署名を添えた要望は受けていない」と答弁。共産党がウソの宣伝をしていることが明らかになった。
【公明新聞 2007-03-26付】