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はてなキーワード: 乾杯とは

2009-03-25

幹事って大変なんだな。

乾杯ビールの話題から派生した話を読んでて思ったんだが、幹事って大変なんだな。

俺の周囲っていわゆる幹事タイプが少なくて、俺がやることも多いんだが、変な店選んで反感買うとか考えられん。そんなこと言われたら怒られるよ。もしくは俺が怒るよ。

「あんまり良い店じゃなかったな」「そうですね。次は別のところにしましょう」って言うくらい。

予算クーポン券にらめっこしつつExcel計算させて会費を決めたり、店の雰囲気を下見に行ったりする手間は背負えるけど、飲み会の雰囲気や料理の良し悪しまで求められるのはつらいものがある。

俺の周りが恵まれてるってことか。

下戸幹事をやるのは、場合によります

http://anond.hatelabo.jp/20090325073958

元増田。今度は、「ぐだぐだ言ってないで幹事をやれ」という意見があったので・・・これも、色々考えて、頼まれれば断りはしませんが、積極的になろうとはしません。

  • まず、「幹事をやる」っていうのは、面倒くさいんじゃなくて、タイプ3の真性下戸にとっては恐怖なんですよ。普通の人が考える「酒に弱い」よりも、圧倒的に弱いから。酒に弱いといっても、「ビールのコップ1~2杯ぐらい大丈夫だろう」って、普通は思うじゃない。「最初の乾杯ビール」の1杯が限界だなんて、普通は思わないじゃない。だから、「幹事だから飲みません」っていう言い訳が通用しないときもある。互いによく分かっている中ならいいけど、参加者の中に「酒を注ぎあうのが礼儀」みたいに一人でも思っている人がいて、しかも年配の人だったりすると、断りづらいじゃない。
  • 大きな問題は、「酒の味が分からない奴が選んだ店は楽しいか」というもの。下戸自分が我慢すればいいだけだけど、ヘンな店を選ぶと反感かうし、「やっぱり下戸幹事じゃダメだね」という偏見を与えかねない。それだったら、自分だけやり過ごせばいいと思う。
  • 次に、「一杯も飲まない幹事は旗から見ていて気持ちいいものか」っていう問題もある。幹事が本当に一切酒を口にしないと、普通に飲んでいる方も、なんとなく気まずいじゃない。少人数だと、飲んでいると悪い気分になるんじゃないか、と思う。
  • それに、幹事になるっていうやり過ごし方をしても、常に幹事になれるとは限らない。飲み会幹事って、仕事でもリーダ的な立場にある人が、自然幹事になるものじゃない?あるいは、そういうリーダ的な人が、幹事のうまそうな人を選んで頼んだりする。みんな、「幹事はあの人だろう」って大体思っているのに、いつも、「下戸だから幹事をやりたいです!」としゃしゃり出てくる奴がいたら、うざいと思う。常に使える方法でなければ、「臨機応変な技術」じゃない。

そういうことを考えると、自分経験上、下戸幹事をやるべきなのは、本当に場合による。幹事の選定って、仕事への貢献度とか、いい店を選んでくれそうか、とか、色々な要素が絡むから。ただ、参加者として参加して、何か飲み会事故が起こったときに対応する方が、大抵の場合、よい結果をもたらすと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20090324202037

いや、「比較的迅速に乾杯ができるから」ってことならウーロン茶でええやん。

「比較的迅速に乾杯をするため」だったら別にビールじゃなくてもとにかく「統一された飲み物」であればいいんであって、全員が同じものを飲むとなれば、アルコールはどう考えても不向き。好き嫌い以前に、日本人にはアルコール飲料が苦手な人が結構いる。非合理的だし古い習慣だよなーこれ。大体乾杯をする必要性からして微妙じゃねぇ?どうしてもしたいならお冷でしてりゃいいだろ、一番迅速にできるし。「とりあえずビール」ってもう、論理では擁護しきれないって。要するに、「単に昔のオッサンの名残」でしかないんだから。「うるさい!ビールがいいんだ!」っていうみっともない逆ギレでしか擁護不可能だよ。それをつたない論理でなんとか合理的に見せようと頑張ってるのは認めるけどさ。無駄努力だよ。

2009-03-24

http://anond.hatelabo.jp/20090324202037

じゃあアルコールがいい人はビールダメな奴はウーロン茶で無理やり注文通しちゃえばいいんじゃね?

ビールの人!」>はーい

「ノンアルコールの人!」>はーい

って感じで。

なんか早く乾杯したいムードを感じ取る人は、メニュー見ないで「ウーロン茶」って言う気がする。

下戸だって、ちゃんと考えて「最初の乾杯ビール」を断ってます

http://anond.hatelabo.jp/20090324202037

元増田。あのね、下戸だって、「乾杯が迅速に出来る」なんて、そんなに長々書かなくても百も承知なんだよ。だから、本当に急いでいる時は、自分ビールをついで済ませることもある。でも、次のような問題を何度も何度も経験したから、わざわざ最初からソフトドリンク頼んでるの。

  • 一番困るのは、他の人に「この人は酒が飲める人だ」と思われてしまうこと。そうすると、勝手に注がれてしまって、自分で調整できないの。せっかく、頭ガンガンしながら、乾杯用のビール1杯飲んで、やっと、「ソフトドリンク頼める~」ってなると、勝手に注がれる。はい、ここで、もう、ドリンクオーダーストップ。もう、これ以上飲むと吐くから、残り1時間半ぐらい、一切飲み物なしで気持ち悪いまま過ごす。最初に乾杯ビールをコップ1杯注がれてしまい、飲み放題なのに、2時間乾杯用のビールだけで過ごしたことが何度もある。
  • 一度、酒を注ぐと、「この人は酒が飲める人だ」って誤解されて、大抵の人は、「本当は下戸だ」と後で口で言っても忘れてしまうのね。配慮されなくなるの。「飲んでるんだから大丈夫だろう」と思われて。そうして、飲み会のたびに、他の人が注ぐのを断るはめになる。「今日は、他の人が注ぐのを上手く断れるだろうか」って心配しなくちゃいけなくなる。

で、思うんだ。注ぐの断ったら、注ぐ側も、こっちも気まずいじゃない。だからといって、2時間乾杯用のビールだけで過ごしている人がいると、盛り上がらないし、幹事さんにも心配かけたり困らせたりしちゃう。だから、長期的に見て最適な策として、「最初の乾杯ビール」を断っているの。別に、わがままなわけじゃないんですよ。

ちょうど新歓の時期だけど、実は、新歓は、下戸が絶対に「最初の乾杯ビール」を断りたい代表例なんだよ。新歓で周りの人に、「この人は酒が飲める人だ」って誤解を与えてしまうと、その後の飲み会が全部辛く、気まずくなる。大学で、何度も経験した。だから、俺は、新歓では必ず「最初の乾杯ビール」を断るようにしている。

逆に、こういう問題が心配なさそうなときは、臨機応変に空気読んで断らないよ、「最初の乾杯ビール」。例えば、大人数が関わっているプロジェクトのほんの一部を自分担当していて、そのプロジェクトが完成したときの祝賀会だけど、飲み会参加者の大半が初対面なときとか。プロジェクトが終わったら、大部分の人は、もう会わないわけだから、別に、自分下戸だって覚えてもらっても仕方がない。色々な人がいるから、自分ビール注いでも許される。こういうとき、「最初の乾杯ビール」だったら、自分が気持ち悪くもならずビールが飲める許容量、コップ1/3ぐらいだけビールを注いで、乾杯を済ませて、すぐにソフトドリンクに切り替える。

そのぐらいの知恵はあるよ。下戸だって、ちゃんと空気読んで「最初の乾杯ビール」を断っている。下戸が「最初の乾杯ビール」を断っているときは、「この人たちと長く付き合っていきたいです」という意思表示だと思ってください。

http://anond.hatelabo.jp/20090324202148

そういう話じゃなくて、乾杯の時は無理にビールじゃなくてもいいけど、あんまりフリーダムなのもどうよってことじゃない?

ていうか誰も酒勧めてないし

http://anond.hatelabo.jp/20090324191348

乾杯した後グラスを飲み干したかなんて誰も見てなくない?

「最初はビール」には理由があって

比較的迅速に乾杯ができるのね。

「飲み物のご注文お決まりですかー」

「生」「私カシスオレンジ」「ウーロンハイ」「茶じゃなくて」「ハイを」「ウーロン茶」「茶ですね」「そう」「私ブラッディマリー」「生」「生これで2つね」「グレープフルーツサワー」「りんごサワー」「ソルティードッグ」「ジントニック」「生」「生合計3つ。ほかに生の人いる?」「…」「じゃ次」「生じゃなくて瓶のヱビス」「瓶で」「はい」「コップは」「ひとつで…いいよね」「コップひとつー」「梅サワー」「ウーロン茶」「ウーロン茶は2つね。ほかにウーロン茶の人いる?」「…」「ウーロン茶は合計2つ」「私トマトジュース

「…」

「はい生3つー」「生ー」「生ー」「あとこっちねー」「あとウーロン茶2つ来たよー」「ちょうだーい」「ウーロン茶あと誰だっけ」「えっウーロン茶? はいこっちこっち」

「…」

トマトジュースお待たせしました」「トマトジュースの人ー」「はーい」

「…」

ジントニックの方ー」「…」「ん? いたよねージントニック」「はい、確かにご注文を」「すごいねーそうなんだー、あれ、ねえさっきジントニック頼んでなかった?」「ジントニック? あー頼んだ頼んだ」「ちゃんと聞いてろよー」「わりーわりー、話がはずんじゃってへへへ」

「…」

お客様申し訳ありません先ほどのご注文なんですが、りんごサワーとグレープフルーツサワーと、あともうひとつが…」「サワーの人ー、りんごサワーとグレープフルーツサワーとあと何だっけってー」「りんご?」「うん、りんご」「じゃあグレープフルーツのほかにサワー頼んだ人はなにー」「梅サワー」「梅か」「梅ね!」「梅だって」「わかりました梅サワーですね、申し訳ございませんすぐにお持ちいたしますのでー」

「…」

「(生の)泡が減ってきたねー」「まあでも来てない人まだいるし」

「…」

以下略

ってなっちゃうんだよ!

せめて乾杯のときくらい、品目を少なめにしていきたい。

http://anond.hatelabo.jp/20090324191348

追記3/25 16:40

トラバブクマたくさんついたなー。なんか言葉足らずの内容ですいません。特に元増田さんをイライラさせてしまったようで申し訳ないです。

意見をたくさん見た上で、一番いいのは

そんなん幹事ビールと一緒にウーロン茶ピッチャー2、3個用意しときゃすむ話しじゃん?

http://anond.hatelabo.jp/20090325101857

だと思いました。幹事がいるかどうかにかかわらず。今度やってみます。

(というか幹事の有無には元増田さんすら言及していないのに、幹事幹事出てきて興味深かった。幹事にまかせきりの人ほど幹事に文句を言うかもと思いました(改善の提案を文句を言う形で行う人、という意味です))

ブクマから

迅速にいかないグダグダ感が飲み会っぽくていいと思うけどな。/あと、そういう時イライラしてる人とは付き合いにくいなーというのも個人的に分かる

pen_pen_gusa

面白い視点だと思いました。

表現力は認めるが、言ってることはおかしい。

RRD

言ってることがおかしい、はいいんです。「表現力は認める」!文章をナイスと思ってもらえるのがこんなに嬉しいとは、初めて気づきました。自分ももっとほめようと思いました。

http://anond.hatelabo.jp/20090324191348

つがれたビールを飲み干そうとせず、ひと口なめるだけにしとくのはどう。

で、乾杯直後にこっそりウーロン茶を頼む。

それでもむりやり飲ませようとする人は…君を急性アルコール中毒にする陰謀のために秘密結社から送られた刺客と考えてまず間違いないだろう。

 

聞かれてないけど自分の場合、そこそこ飲めるかわりにすぐ顔が真っ赤になる体質。これけっこうお得で、赤い顔をしているとさすがに刺客も無理にすすめてこない。自分のペースで飲めてよい。

http://anond.hatelabo.jp/20090324191348

えっと、とりあえず乾杯したら、ビール好きな人にあげてあげてください。

あと、ウーロン茶を頼むのも忘れないように。あ、頼むときはいつものメンバーにも声をかけてあげてください。

「最初の乾杯ビール」を強制されるのはもう嫌だ

あとがき

これほど反応があって驚いています。皆様、ありがとうございました。色々ありますが、この記事で伝えたかったのは、私のような、「コップ一杯のビールも飲めないタイプ3の下戸存在する」という事実です。私がR25の記事を読んで最初に疑問に思ったのは、件の記事の著者が、タイプ3の下戸存在を知らないのではないかと思ったからです。「いくら下戸といっても、コップ一杯のビールぐらい飲めるだろう」、と、そのように思っているのではないかと感じましたし、私の経験上、そう考えている上戸の方は大変多いと思います。

結局、タイプ3の下戸存在を知らないと、どうしても「コップ一杯のビールぐらい飲めるだろうに、それすらしたくないのだろうか」、「仲間に加わりたくないのだろうか」というように感じてしまい、「自分勝手」とか「わがまま」とか「協調性がない」といった誤解を招きやすいのです。確かにタイプ3の下戸は5%しかいないので、たまたま、知り合いに一人もタイプ3の下戸存在しないこともありえますので、普通の人が我々の存在について無知であることは致し方ない部分もあります。(本当は、中学高校で1コマ時間を取って、我々の存在を教えてもらえるだけでよいのですが・・・)ただ、アルコール専門家を自認する人には、我々の存在は知っていてしかるべきであると思います。件の記事の著者を私は存じ上げませんが、私には、「どうも、この人はタイプ3の下戸存在を知らないのではないか」と感じられたので、この記事を書いたのがきっかけです。

イッキ飲みのような、大量にアルコールを飲ませるような行為は危険性が重視されて社会人の間では避けられるようになってきましたが、それの根底には、「誰でもイッキ飲みが出来るわけではない」ことが明らかであるという事実があります。ある事柄が、社会的に「皆がやるべきこと」として認められるためには、前提条件として、まず「誰でも可能な事柄」である必要があり、「イッキ飲み」は明らかにそれに該当しません。一方、同じアルコールでも、「最初の乾杯ビール」は、「誰でも(下戸でも)ビール一杯ぐらいは飲むことが可能」と思われてしまう節があります。

「最初の乾杯ビール」もだんだん行われなってきてはいますが、「下戸だって本当はビール一杯ぐらいのめるはずなのに、協調性がないからビール一杯すら飲まない」などと思われては仕方ありません。そうではなくて、「ビール一杯でも飲めない下戸存在するのだよ」ということを、ちゃんと知ってもらう必要があると思い、この記事を書いた次第です。

追記1:「愚痴っている暇があれば工夫せよ」という意見を見かけたので、僕自身がどのような工夫をしているかを書きました。「迅速に乾杯したい」というニーズがあることはもちろん百も承知で、臨機応変に色々考えて「最初はビール」を断っています。

http://anond.hatelabo.jp/20090324213407

追記3:「愚痴っている暇があれば幹事をやれ」という意見を見かけたので、下戸幹事をやるべきかどうかについて書きました。率直に言えば、下戸幹事をやるべきかどうかは場合によると思います。

http://anond.hatelabo.jp/20090325095112

追記4:追記2の「鍛えると強くなる」の原理について、自分も「正常な遺伝子が働き始める」っていうのは厳密にはおかしいと思っていたのですが、ちゃんと解説してくれた人がいたので、リンクを張っておきます。

http://anond.hatelabo.jp/20090325114537

追記5:「まずは東大に入れ。話はそれからだ。」というトラックバックを見つけましたが、僕は東大卒ですww英語Iで「優」取るために、The Universe of Englishを丸暗記するのは大変でしたよね。丸暗記しなくてもよく読んでいれば「良」は取れますが。東大努力すれば入れますが、下戸努力しても飲めるようにはなりません。

http://anond.hatelabo.jp/20090325212150

追記6: はてブより、「同性愛の例示がクソむかつく。私らのほうが日常的に異性愛押し付けられて、逆なんてほぼありえないのに!本当に苦手だとしても、こうやって繰り返しホモフォビックな反応を分かり易い一例として使われるのは不快。」というご意見がありました。お気持ちお察しいたします。申し訳ありません。ただ、僕も、最初は、「クソむかついた」からこの記事を書いたので、記事の訂正はしません。結局、本質的な問題は、マジョリティマイノリティの対立なんですよね。喫煙ではマジョリティ喫煙者から非喫煙者に変わったために、状況が変わっただけで、マイノリティが不遇な目に会うという点では同じだと思います。

本文

下戸なんだよ。下戸って言うのはね、要するに、普通の人でいう二日酔いの症状が、酒を飲んだ瞬間に出るんだ。二日酔いになると、頭ガンガンして辛いだろう?あれが、ビール、コップ一杯飲んだだけで、出るんだよ。ジョッキじゃないぞ。200mlぐらいのコップだ。二杯飲むと、トイレ直行で吐くんだよ。俺、吐くのはやだし、周りの人間も、飲み会で俺のゲロみてもしょうがないだろう?だから、飲まないの。

http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/id/1112009030214

藤原ヒロユキ:「ですから、お酒が苦手な人が、乾杯だけ飲酒に付き合う場合にも、ビールはとても適しています。」

ふざっけんな!こっちは、乾杯ビール一杯で、頭ガンガンして20分間何もできなくなるんだよ!

いや、ビールが好きな奴の間で、あーだこーだ言ってもらう分には全然かまわん。なんっで、「お酒が苦手な人」が、乾杯だけ付き合わなくちゃいけないんだよ!下のように、酒以外のものに置き換えると、いかに異様な文章かわかるだろう?

・「タバコが苦手な人が、一服だけ喫煙に付き合う場合にも、この銘柄はとても適しています」

・「同性愛が苦手な人が、一回だけ同性愛に付き合う場合でも、キスはとても適しています」

アルコール中毒の人が医者に行くと、嫌酒薬っていう酒を飲むと気持ち悪くなる薬をもらうんだが、下戸人間は、常に嫌酒薬を投与されているのと同じ体になっているんだ。日本人の5%は、遺伝的にこの体質。「苦手な人」ってね、「苦手」どころの話じゃないよ。吐くの。コップ2杯で。ゲロゲーロ。俺のゲロ見たくないでしょ?

まぁ、でも、俺は無理して飲んでも吐くぐらいですむからいいけどさ。アルコール中毒の人にお酒すすめちゃったらどうするの?それで、飲酒運転事故起こしたり、家に酔って帰って家庭内暴力の引き金になったり、色々考えられるけど、あなた、責任取れるの?

不思議なことに、これがタバコだったら、「吸わない人に付き合いでタバコを勧めるなんて、相手が肺がんになったら責任取れない」という意見には、割と納得してもらえると思うんだよ。なんで、酒だとダメなのかなぁ。不思議だなぁ。付き合いでタバコ吸って肺がんになるのは、まだ自業自得の範疇と言えるかもだけど、付き合いで酒を飲んで酒癖で事故起こしたら、自業自得じゃすまないはずなのになぁ。

追記2:下戸について

http://anond.hatelabo.jp/20090324221109

http://anond.hatelabo.jp/20090324225008

http://anond.hatelabo.jp/20090324224532

「酒が飲めるように努力しろ」「遺伝だから仕方ない」の、お決まりの議論が出ましたが、正確な知識を持っている人が少ないので、ここにまとめます。結論から言うと、日本人には「下戸遺伝子」と呼べるものが存在して、次の三種類のタイプ存在します。「酒豪遺伝子」は存在しません。「下戸遺伝子」の有無で決まります。

  1. 日本人の6割)普通
  2. 日本人の4割)下戸遺伝子を片親からもらう
  3. 日本人の5% )下戸遺伝子を両親からもらう

このうち、2のタイプの人は飲むとすぐに赤くなりますが、正常な遺伝子も持っているので、鍛えると正常な遺伝子が機能し始め、強くなります。一方、3のタイプの人は、下戸遺伝子しかもっていないので、鍛えても強くはなりません。僕自身は3のタイプで、父親が3のタイプ母親が2のタイプです。

自分経験で言うと、同じ「酒に弱い」でも、2のタイプと3のタイプの間には、大きな差があります。2のタイプは酒に弱いとはいえ、乾杯ビール1杯ぐらいなら難なく飲めるので、今回のような問題は避けられます。3のタイプは、本当に、ビール1杯~2杯で頭がガンガンゲロゲーロ、普通の人で言う「ひどい二日酔い」の症状が出ます。そして、3のタイプの人は、5%しかいないので、存在そのものが知られていません。特に、2のタイプ下戸の人の中には、「最初は弱かったけど鍛えたらのめるようになった」という経験を持つ人がいて、3のタイプの人も自分と同じだろうと思い込み、「お前も鍛えれば飲める」という発想に至ってしまうのです。

このように、下戸遺伝子は、簡単に言うと、どれぐらいお酒を飲むと二日酔いの症状が出るのかを決定するものです。下戸が「飲めない」のは、コップ1杯のビール二日酔いになるからです。大変誤解が多いですが、下戸であるかどうかは急性アルコール中毒へのなりやすさとは関係ありません。急性アルコール中毒は、単純に、体重に対するアルコールが多すぎると起こります。下戸は、ちょっとのアルコールでも二日酔いの症状で気持ち悪くなるというだけで、下戸でも体重が重ければ急性アルコール中毒にはなりにくいです。

下戸遺伝子は、白人黒人にはありません。2万年前に起こった突然変異が、モンゴル人・中国人韓国人日本人など、東アジア人間を中心に広がったものです。実際、下戸遺伝子を持つ人がいるかどうかは、ある民族アジア人との混血があるかどうかを調べるのにも使われています。

この下戸遺伝子の正体は、DNA中の、ALDH2という、酒を分解する時にできる毒(アセトアルデヒド)を分解する酵素設計図が、一文字変わってしまい、酵素が壊れてしまったことによるものです。アルコールを分解する途中で、アセトアルデヒドという毒ができるのですが、このアセトアルデヒド頭痛吐き気といった中毒症状を引き起こします。これが、二日酔いです。下戸アセトアルデヒドの分解速度が遅いために、どんどんアセトアルデヒドたまって、すぐに中毒になります。

とにかく、下戸には3種類いて、本当にコップ1杯でも吐く3のタイプの人が5%存在する、と言うことだけでも覚えて頂けると幸いです。

参考文献

http://ja.wikipedia.org/wiki/アルデヒドデヒドロゲナーゼ

http://ja.wikipedia.org/wiki/モンゴロイド#.E4.B8.8B.E6.88.B8.E9.81.BA.E4.BC.9D.E5.AD.90

http://ja.wikipedia.org/wiki/急性アルコール中毒

専門家の方へ:酵素が壊れるんじゃなくて、正確には、「四量体になって活性が失われる」んだ、とかその辺の科学的な細かい間違いは、僕も分かってます。ただ、「活性が失われる」とか普通の人に言っても、通じないので、「壊れる」と表現しました。「新モンゴロイド」という言葉も、硬くなりすぎると考え、あえて使いませんでした。

2009-03-23

3から5年目の社員がどんどん辞めていく、このご時世に

残っているのは会社がくたばるのが先か自分の定年が先かっつーベテランと、入社3年未満で離れるに離れられない新人ばかり

平工員が容易に気づく組織構造の欠陥を無視し続けられる管理職以上の保身力に乾杯

2009-02-06

http://anond.hatelabo.jp/20090206174542

増田が酒飲めるのであれば、ペアでグラス買って

「一緒におウチで乾杯しよ(はぁと)」とか可愛いと思うけどなー

…って、また俺の願望だなw

2009-02-05

http://anond.hatelabo.jp/20090205002828

なぜその醜い争いを増田に持ち込もうとするのかがさっぱりわからないのだが。

ちなみにイスラエルが強烈な武力を持って対抗勢力を制圧しようとしていることは

どの道間違いがない。「ものすごく残酷」か「かなり残酷」かの違いしかない。

そんな些細な違いにこだわれる人々に乾杯

2009-01-16

小学校のころ同級だった男の子スキーに行った。

http://anond.hatelabo.jp/20080913153317

http://anond.hatelabo.jp/20081201015818

http://anond.hatelabo.jp/20081226042010

の続き。

知らないうちに、彼らはスキーに行ったりしていたらしい。

小学校同窓会にて地元組で話が盛り上がり、近場に泊まりがけでスキーに行ったことがあるらしい。

なぜわたしがそれを知ったのかというと件のやつから「せっかくだから今年は一緒に」と誘われたからなのだが、転勤族の悲哀というか、卒業と同じタイミング学校を変わってしまうとこういうふうに図らずも仲間はずれになってしまうことがままあるのだ。

これまでは特に気にしたこともなかったけれど、今回ばかりはちょっとさびしくなった。

いいな、と思った。

わたしには「幼馴染」という関係に対する幻想のようなものがある。

子どものころからずっと一緒にいると、互いが少しずつ異性になってゆくようすを間近で見る機会が多くなる。

声が変わったり、胸が膨らんだり、背の高さが逆転したり、ちょっと重いものを運ぶときに軽々と担いでいる姿とか、ふとした瞬間の大人びた表情とか。

そういうのが、とても魅力的で刺激的なことのように思うのだ。

実際は特に意識することなんてないよ、と経験者が語るのを聞いたこともあるのだけど。

例の、本当の意味クラスの「注目の的」だった女の子は、彼と同じ私立中学校に進学していた。

そこは中高一貫校だったので、きっと高校も同じだったんだろう。

幼馴染コンプレックスうずく

いいな。いいな。

そしてほらまた。

スキーも一緒だったんだって。

彼女は、お父さんが開業医だった。

絵に描いたような優等生だった。

なんでもできる子だった。

わたしが彼女に勝っていたものといえば、英会話ぐらいだ。

わたしと彼女はたまたま同じ英会話教室に通っていたのだけど、わたしの気持ちと先生の教え方が上手に噛み合っていたようで、わたしは一人でやたらと順調に力を伸ばしていた。

海外の人が何かの交流で学校に来たときに代表でスピーチをしたりとか。

彼女と唯一張り合えるであろう技能はそのぐらいのものだった。

なんていうか、格が違う感じがする人なのだ。

ということで、スキーツアーに参加することになった。

かなり緊張していた。

彼らは定期的に会っているらしいのである程度気心の知れた仲を保っているのだろうが、わたしは卒業以来初めてなのだ。

知らない人たちの輪の中にひとりで入ってゆくことにほぼ等しい。

当時特に仲の良かった子を見つけてくっついていよう、でもきっとある程度関係ができあがってるだろうし、今更加わっても迷惑がられないかなあ、とかネガティブ思考全開で集合場所へ行った。

総勢7人。男性4人、女性3人。

意外と集まるものなんだ、とびっくりした。

なんか全体的にキャッキャキャッキャした浮わついた感じで、早くも不安でいっぱいになる。

なんだろう、この広瀬香美な雰囲気は、と思っていたら実際「(合コンあいのり)÷2」な、そんな趣旨の集まりに近いのだということをわたしは後になって知ったのだが、まあとにかく緊張していた。

久しぶりだから、一応

「きゃー!!ミッチョン!?久しぶりー!!!」

「今どこに住んでるのー!?」

みたいな盛り上がりはあった。よかった。

やっぱりみんな卒業して十数年も経つとだいぶ変わるんだなあ、というのが実感だった。

顔立ちそのものもだけど、化粧をしたり太ったり痩せたりハゲたり茶髪になったりしていて、確かな年月の重みを感じさせられた。

それからバスに乗り込んだのだけど、わたしは当時の仲良しグループの子ではなく「注目の的」の女の子、さとし(仮名女の子です)と隣どうしで座ることになった。

仲が良かったほうの子がすでに結婚していて、ご主人と一緒に来ていたからだ。ちなみにご主人は同級生ではない。

さとしは医学部に進学したそうだ。

浪人して入ったこともあってまだ学生で、本当はこんな風に遊んでる暇はないけど、と笑っていた。

彼氏もいて、まだわからないけど同じ医学部の人なので将来を考えることができたらうれしい、と言っていた。

「さとし、きれいになったね」

と、誰かさんではないけれど、わたしはさとしに言った。

本当にそうだった。

もともと色が白くて線の細い子だったけど、そのままの雰囲気で大人になっていた。

薄化粧をして髪をゆるく巻いたさとしは、小学生のころの何倍も美しかった。

さとしは少し肩をすくめて、小さく照れ笑いをした。

感じのいい笑顔だった。

さとしについてはいろいろな記憶がある。

5年と6年で同じクラスだったのだけど、5年のころ、さとしは取り巻きの子たちを引き連れていじめをしていた。

先生たちから全幅の信頼を置かれる優等生でありながら、陰で特定の子の持ち物を隠したり、寄ってたかってバイキン呼ばわりしたりしていた。

別に怖かったわけでもないのだけど、なぜかだれもさとしを告発するものはいなかった。

6年生になってその子とクラスが分かれると、さとしのいじめ自然となくなった。

週一回の英会話教室の帰り道は、さとしと帰っていた。

野良子猫を見つけて、近くのスーパー惣菜を買ってきて一緒にえさをあげたりした。

さとしは「けろけろけろっぴ」が大好きで、サンリオのお店に一緒に立ち寄ったこともあった。

そこで見るさとしは、本当に普通女の子だった。

何となく別世界の人のように見えるさとしにも親しみを感じるひとときだった。

卒業式が近くなり、毎日のように練習が続いていた日、わたしはヘアゴムを失くした。

当時はものを失くすたびに親からこっぴどく叱られていたので、また怒られる、と思っておろおろと周囲のクラスメイトに尋ねて回った。

ちょうど体育館への移動時間が迫っていて、誰もが

「ごめん、知らない」

としか言わない中、さとしだけが探すのを手伝ってくれた。

結局見つからなかったのだけど、わたしが

ありがとう、もう大丈夫だよ」

と捜索打ち切りを宣言しても

「いや、あそこにあるかもしれない

とか言って机の下をのぞきこんだりしていた。

今思うに、この生真面目さが、さとしの美点だったのかもしれない。

すごく責任感の強い子で、委員会活動などで任せられた仕事はいつでも完璧にこなそうとしていた。

いじめをしていた時期も、さとしはこういう一面を失うことはなかった。

むしろそういう子だから知らないうちにストレスがたまってしまって、子どもゆえの残酷さでその捌け口を「いじめ」に求めてしまっていたのかもしれない、と今は思ったりする。

さておきスキー場に着き、まずは滑ることに。

一通り体を動かし、食事がてら休憩所のストーブの前でさとしと話をしていたら、やつが来た。

いたって気軽に今日の天候がどうとか雪の積もり具合が、とか話し込むふたり。

かたや、ものすごい置いてきぼり感の漂うわたし。

相槌はかろうじて打つものの、いまひとつ会話に乗れてない。

ほどなくしてさとしが早々とゲレンデに戻ってしまったので、ふたりになった。

「今まで何回ぐらい集まったの?」

「うーん、もう5、6回になるんじゃないかな」

「そうなんだ」

「俺はスノボだけどね。ミッチョンは?」

「もうだいぶやってないよ…。大学生のとき以来」

「俺も毎回来るわけじゃないからなあw」

「それにしてもみんな、変わったね」

「あー、ミッチョンは久しぶりだもんな」

同窓会も出たことなかったし」

「そうだな。いなかったな」

「でも、いいものだね」

と言うと、こっちを見てにやっとした。

「そう?」

「うん」

するとどこかあさっての方向を向いて

「それならよかった。」

と低くつぶやくように言った。

自分が誘ったのだから、ということで気を遣って尋ねたことのようだった。

それから、同行している元クラスメイトたちの話をしていた。

夫婦で来ている彼らは婿養子なのだと聞いた。

なるほど、確かにあの女の子は古くからの金物屋さんの娘なのだ。

2年前にご主人がお店を継いで、モダンな感じの雑貨屋に改装して、小さなカフェまで併設したらしい。

それが当たって、地元でもちょっとした有名店になったのだとか。

「すごいよね。

 婿養子って肩身が狭そうなイメージがあるけど、そんなふうにお店を変えるのも大変だっただろうね」

「最初は反対されたらしいけど、最近はやってるじゃん。古い家屋の味を活かして今風の店にするの。

 それで、お父さんたちが今まで卸してきた品物をメインで売るのは変わらないってことも話して、

 プランナーと一緒になって説得して、お父さんも折れてくれたらしいよ」

「お店、今日休みじゃないんだよね?」

連休は書き入れ時だろうに、夫婦で来て大丈夫なのだろうか、とふと思った。

「俺も聞いたんだけどね。お父さんとお母さんが、自分たちで何とかやるからたまにはいいよ、って

 送り出してくれたんだって。」

わたしは、彼女の家に遊びに行ったときにお母さんがよく出してくれていた手作りケーキのことを

思い出した。

高級店のケーキとは違うけれど、素朴でシンプルで、ついたくさん食べたくなる味わいだったと思う。

行くたびに違うメニューのケーキが出て来ていたのだけど、いつも手作りだと言っていた。

カフェで、もしかしてあのお母さんの手作りケーキを出しているのだろうか、もしそうだったら、なんて素敵だろう、と思った。

彼は、この金物屋の若夫婦とも

商工会の集まりでときどき会う」

と言っていた。

自分はまだメインじゃないんだけど、あいつらはもう店主として堂々としたもんだ、と言っていた。

その縁でスキーにも一緒に行くようになったらしい。

つながってるなあ。

同じところに住み続けるとは、こういうことなのだろうか。

わたしには、わからない世界だと思った。

幼いころからずっと顔を知っている人と今でもこうして交流を保っているということが、とても幸せなことのように思える。

わたしはたまたまこいつが夢に出てくることから始まって今こうしてスキーに混ぜてもらっているだけで、彼らと同じ地域には住んでいない。同じ世界を知らない。

妻夫木仮名・そいつのこと)はさ」

「うん」

幸せ者だね」

「何、突然w」

「同じ土地で生まれ育つのって、幸せなことだよ」

「そうかな?」

「そうだよ」

「じゃミッチョンは幸せじゃないの?」

「え?」

「なんか、そういう話の流れじゃない?」

「ああ、いやそうじゃないけどw

 でもうらやましいよ、何となく」

「うん、まあその寂しさはわかる。ミッチョン卒業式のときめっちゃ泣いてたしな」

「そうだっけ?」

「覚えてないのかよw」

「あんまり」

「ミッチョンって普段はあまり自分の感情を表に出すほうじゃなかったじゃん。

 それがいきなり号泣だからな。

 小栗っち(仮名・担任の先生)も反応に困ってたよw」

「やめてよ、恥ずかしいじゃん!」

「わははw」

「でも、その割にあんまり皆のこと覚えてないんだよなあ…。

 なんでだろう。」

「あー。実は俺も。」

「薄情者w」

「お前もだろw」

軽い突っ込みにしても「お前」と呼ばれたのが、すごくうれしかった。

距離が一気に縮まった気がした。

わたしも、一応まだ仲間なんだよね?

そうだよ。だから心配すんな。

みたいな変な脳内会話が繰り広げられてしまい、ひとりでにやにやしてしまった。

「ていうか、小栗っちw懐かしいねー」

「元気にしてるんだろうか?」

「相変わらず熱血なのかな」

「ハゲてそうだよな」

「それ当時から言ってたよねw」

「言うとムキになるから面白くてw」

「剛毛はハゲやすいらしいよ」

「それじゃ、やばいじゃん、小栗っちw」

小栗っちは若い男の先生で、かなりの熱血教師だった。

当時から妙に冷めたところのあったわたしは、一度小栗っちから涙交じりで怒鳴られたことがある。

クラスの子達から学級委員に推薦されて、それを辞退しようとしたときのことだった。

もう3学期のことで、めぼしい人はすでに委員をしてしまった後で(学級委員は学期ごとに改選するのがうちの学校の決まりだった)先述のさとしはそのころ生徒会をやっていたし、他にこれと言って人がいないからまあミッチョンぐらい推薦しとくか、みたいな空気を感じ取って「なんだかめんどくさそうだなあ…」と思ってしまったのだ。

「やればできるやつなのに、俺はお前のそんなところが悲しい!」

というようなことを言われた。

子供心に「そんなこと言われても」とか生意気なことを思っていたが、でも小栗っちはいい先生だった。

今のわたしとそう変わらないぐらいの年だったはずだけど、難しい年頃の子どもたちをよくまとめていたと思う。

芋づる式に、いろいろな人の記憶が蘇る。

過去記憶はいつだって甘美で優しい。

なんだか、せつなくなる。

ところでわたしは妻夫木聡のファンではないのだけど、最近、やつの顔に少し妻夫木聡の面影があることに気がついたのだ。

長めのまつ毛と潤いのある目元が特によく似ている。

にこっと笑ったときの口元も似ている。

このところ、妻夫木聡テレビで見ると「どきっ」とするようになった。

「あー寒いマジでやばい!」

とか言いながら、他の元クラスメイトが来た。

平野仮名男の子)と大田(仮名男の子)だった。

当時にぎやかし担当の人たちだったが、わたしは彼らとほとんど接点がなかった。

今日は同行者だからこうしてとりあえず話しかけてきたのだろうけど、正直に言うと話題がない。

妻夫木ここにいたんだ」

「久しぶり。ミッチョン俺のこと覚えてる?」

「覚えてる、久しぶりだね」

「やーミッチョンきれいになったなー」

「え、いや。ありがとう。大田も…大人っぽくなったね」

「ハゲてきてるって正直に言っていいよ、ミッチョン」

「うるせぇよ平野メタボ平野

「まだメタボじゃねぇw」

笑いながら、同じ褒め言葉でも言う人によってこんなに心に響かないものなのか、と思った。

もちろんまだ20代だし、ハゲもメタボも言うほど目立ってはおらず、顔立ちも整っている人たちなのだ。

茶髪日焼けして華やかな格好をしている彼らは多分人目を惹くだろう。

実際、さっきだってゲレンデでよその女の人に声をかけて何だか楽しそうに盛り上がっていたのを見た。

子どものころは大田も平野運動がよくできた子だったし、女の子にも人気があったと思う。

あの

「誰か好きな人いる?」

に、よく出て来ていた二人だった。

でもわたしは彼らと会話のテンポが合わず、話していて何かと気後れしてしまうことが多かった。

彼らが当時「ミッチョンって何となくしゃべりづらい」と言っていたのも知っている。

その流れで、苦い記憶を思い出してしまった。

平野たちのふとした発言がきっかけで一部の女子に陰口を叩かれ、あからさまに仲間はずれにされていた時期があったのだ。

その中に、さっきの金物屋の娘の子もいた。

しばらくして和解できたので、忘れてしまっていたのだ。

なんという芋づる。

「だいぶあったまったし、俺そろそろ行くわ」

妻夫木が言い、立ち上がりながら

「ミッチョンも行く?」

とわたしに声をかけてくれた。

「あ、うん」

と返事をしたときにはもう妻夫木は歩き始めていた。

「じゃ、またあとでな」

「おー」

「またね!」

すたすたと立ち去る妻夫木に、わたしはあわてて着いていった。

妻夫木といっしょにいるほうが、どう考えても居心地がよかった。

背後では平野たちの明るい話し声が続いていた。

大田は知らないが、平野は当時、妻夫木とかなり仲が良かった。

妻夫木やさとしが進学したところとは志望先が違っていたが、受験組の一員だった。

このスキー旅行を毎年企画しているのは平野だ、と妻夫木から聞いた。

「ああ、平野こういうの好きそうだね」

とわたしが言うと

「半分は女目的らしいけどw」

と笑いながら言っていた。

「さっきもナンパしてたね」

「今夜あたり、何か仕掛けるんじゃないの」

「仕掛けるってw」

「あいつそういうの得意だもんw」

と、気がつけばふたりで並んでリフトに乗っていた。

わたしは「高いところに宙ぶらりん」のシチュエーションが大変苦手だ。

だからバンジージャンプは死んでもできない。するとしたら死ぬときだと思う。

加えて、隣が妻夫木だ。

楽しそうに話を続ける彼の横で、わたしは硬直していた。

よほど返事が上の空だったのだろう、

「どうした?」

と少し覗き込むようにわたしの顔を見た。

「なんでもないよ」

笑顔を作って答えたが、その笑顔がこわばっているのが自分でもわかった。

「…いや、なんでもなくないだろ。トイレ?」

「ちがうってw大丈夫大丈夫

「いや、本当にどうした…あっ!」

妻夫木が、何か思い当たる節があるかのように声をあげた。

「ミッチョン、高所恐怖症だったなw」

「いや、あの…はい…」

「わははははw」

「ちょっと笑わないで!揺れる!」

「ほーらほーら」

「いやああああ!揺らさないで!!やめてえええ!!!」

「わはははは…」

もう本当に恐ろしくて、リフトを吊り下げているワイヤーにひしとしがみついてしまった。

すると妻夫木が、さすがにばつが悪そうに

「もしかして、本気でいやだった?」

と聞いてきた。

「怖いです…やめてください…」

と言うと、妻夫木はしょんぼりした。

「ごめん」

「ううん、わたしもごめんね」

「いや、ほんとにごめん」

気まずい。

でもやっぱりリフトは怖い。

なるべく自分がいる場所を認識しないように、上のほうを見るように心がけていた。

「…なんで上向いてるの」

「下見ると怖いもん」

「…ククッ」

「笑わないで!」

「いや、だってお前の格好、おかしいってw」

「おかしくない!」

「おかしいよwなんか怖がり方がすごいもんw」

「あんたに言われたくないよ!」


あとで気がついたが、このときが「お前」「あんた」が復活した瞬間だった。




夕食およびお風呂の後、男子部屋に集まって皆で飲むことになった。

女子部屋からの移動中に

りょうちゃん(仮名・金物屋の子)ち、お店きれいになったんだね」

とわたしが話しかけると、りょうちゃんは気さくに答えてくれた。

「そうそう、旦那がなんかがんばっちゃってさー」

するとさとしが

「すっごいかわいいお店だよ。わたしもたまに行くもん」

と話に入ってきた。

「さとし、いつも抹茶ロール頼むよねw」

「あのロールケーキはすばらしい。○×屋(地元デパート)で売ってほしい」

「何言ってんのw無理でしょw」

さとしがわたしのほうを見て

「ミッチョン、もしこっち来ることがあるなら連絡してよ。いっしょにりょうちゃんのお店行こう」

と言った。

「ありがとう」

とわたしが笑顔を返すと、さとしはにっこりと笑った。

ケーキりょうちゃんのお母さんのお手製なんだよ」

「ああ、やっぱり!」

「なんでわかるの?ミッチョン」

「いつもご馳走になってたじゃん。さっき妻夫木から『カフェもできた』って話聞いて、りょうちゃんのお母さんってお菓子作るの上手だから、もしかしたらそうなのかな、って思ってた」

「ああ」

りょうちゃんは、何かしたり顔でにやっとした。

何だろう、とそのときは思っただけだったけど、後でその意味がわかった。

りょうちゃんは、わたしが妻夫木を「狙っている」と思っていたみたいだった。

「狙っている」というか、まあ確かに大はずれでもないのだけど、なんというか、そういうニュアンスじゃないのだ。

ちょっと違うのだ。

積極的に関係を進展させたいとは思っていないのだけど、でも、縁を途切れさせることなく続けていくことができればどんなにいいかと思っている。

まあ、それが「狙っている」ということになるのならば、りょうちゃんの読みも正しいということになるのか。

男子部屋ではすでに小宴会が始まっていて、りょうちゃんの旦那さんが

「おー!来た来た!女性陣はこっちにどうぞ!」

と、いそいそと座布団を準備しながら場所を空けてくれた。

あとでりょうちゃんに年を聞いてみたら、わたしたちより7歳上の人だった。

部屋は10畳ぐらいの和室で、エアコンストーブでぽかぽかと暖かかった。

「いやー美人揃いだなあwおふたりともまだ独身ですか?」

と旦那さんが早くも鼻の下を伸ばしているのが印象的だ。

「はいはい始まったw」

と、りょうちゃんがすかさず釘を刺した。

さとしは面識はあったらしいが、ちゃんと話すのはこれが初めてだった、と後で言っていた。

「ほら、この子がさとし。ときどきお店に来てくれてるじゃん。」

「ああ!あの医学部の!」

「よろしくお願いしますw」

「いやー!すごいね!才色兼備ってやつだね!」

「ひろし、うるさいよ」

旦那さんの名前は「ひろし」らしい、ということがこのへんでわかった。

「で、こちらは…」

「ミッチョン。小さいころ、家が近所でよく遊んでたんだよ」

「ああ、あの英語が上手だったっていう」

「いえwよろしくお願いします」

「ふたりとも頭がいいお友達なんだな。お前バカなのにな」

「ひろしには負けるけどね」

りょうちゃんwとりあえず乾杯しようよw」

「あ、ごめんね、こいつがバカなもんで」

「もういいからw」

というふうな感じで、せわしなく繰り広げられる夫婦漫才を残りの5人が遠巻きに鑑賞しつついじる、という流れが出来上がった。

さとしを平野に取られてしまい、ひとりで所在なくぼんやりしていると

「楽しんでますか?」

と、妻夫木が横に座ってきた。

「うん、りょうちゃん夫婦おもしろいねw」

「ひろしさんがムードメーカーだから」

「でもこの集まりって不思議だよね。皆もともとバラバラのグループだったのに」

「ああ。さとしは俺が呼んだんだよ」

「そうなんだ」

平野がね」

と、妻夫木はちらりと、平野とさとしのほうを見やった。

「さとしと会いたがってて」

「どうして?」

「さあ…。いろいろあるんじゃない?」

「男同士でそういう話したりしないの?」

「しない」

「そういうもんかなあ」

「うん」

大田が乱入してきた。

「ちょっとミッチョン!飲もうぜ!」

「大田お前大丈夫?w」

大丈夫大丈夫!はいミッチョン!」

と、大田に紙コップを渡されて並々と清酒を注がれた。

「あ、ちょっと!大田!」

妻夫木がふいに焦ったように声を上げて、瓶を取り上げてしまった。

わたしはなぜかわからないけど、とっさに「妻夫木を安心させなきゃ」という気持ちが働き、あえて

ありがとう。いただきまーす」

と明るく宣言して口をつけてみた。

あーあー、という顔をして、妻夫木がわたしを見ている。

そんなに焦らなくても、わたしは実はお酒には強いのだ。

妻夫木はそれを知らないから「清酒をいきなり女に飲ませるのは危ない」ぐらい思って焦ってるんだろう、とそのときは思った。

それにしても清酒は普段あまり飲まないものだけど、ひとくち含んでみるとなんだかとてもおいしく感じて、一気に飲み干してしまった。

「あー。これすごくおいしいねー。どこの銘柄なのかな?」

本心からしみじみとつぶやくと、妻夫木と大田が驚いた顔をしてこちらを見ていた。

「ミッチョンって、お酒強いの?」

と大田がおそるおそるといった様子で尋ねてきた。

「まあ、それなりにw」

と答えると、ふたりは顔を見合わせて

「それなりに、どころじゃないよなあ…」

「ミッチョン、なんかイメージ変わったわ」

と大田が半笑いでつぶやいた。

どんな可憐な(しかし誤った)イメージをわたしに持ってくれていたんだろう、と思った。

一通り話をして大田が立ち去った後、妻夫木に聞いてみた。

「女の人がお酒好きなのは、よくないのかな」

「え?なんで?」

「大田、引いてたし」

「ああ、気にするな。あいつ未だに異性に変な幻想持ってるやつだから」

「でも妻夫木もびっくりしてたじゃん」

「ああ、俺?」

「うん」

「いや、俺は…」

「何?やっぱりよくない!?」

「いやいや、そうじゃなくてw」

「何?」

やや酔っていて、しつこく絡むように聞いてしまった。

「いや、だからね」

「なんだよー」

「いや、うれしいな、って」



あっ、と思った。

このお酒妻夫木が持ってきたもので、妻夫木のおうちはもともと醸造所から発展した会社だ。

「ほら、ほんとにうまそうに飲んでくれたじゃん。

 やっぱり、作り手としてはね、うれしいじゃない」

さっき飲んだのは、妻夫木のおうちが作ったお酒だったんだ。

そして

「あー。失敗した…」

とかぶつぶつ言っているのでよく話を聞いてみて、もっとすごいことを知った。

妻夫木は今、若い人向けの新商品を開発する部署で働いていて(これは前から知っていたんだけど)、実は今日、販売直前まで来ている試作品のような販促品のような、まあそんな扱いのものを持ってきていたそうだ。

それを黙って周りの人間に飲ませてみて、反応を見てみたかったらしい。

「俺んちの酒ってわかってたら、みんな多分気を遣ってよく言ってくれるだろ。

 でもそんなの、おもしろくないじゃない。

 黙って飲ませて『うまい!これどこの酒?』って言わせてみたかったんだよなw」

そのために隅っこに隠しておいたお酒を、酔いどれの大田が見つけ出して勝手に飲み始めてしまったのだった。

でも最後のほうは、もう抑えきれない笑みがこぼれていた。

妻夫木はうれしかったのだ。

事情を知らないわたしが、図らずも思い通りのセリフをつぶやいてくれたことが。

わたしは、なんだか胸がわくわくして、たまらなくうれしくて満ち足りた気持ちになった。

妻夫木にぎゅーっと抱きつきたくなった。

妻夫木は、すごい。

妻夫木、かっこいいよ」

と、背中をばしばしと叩いた。

「は?」

妻夫木は、本当に立派な社会人だね」

「なにそれw」

「うん、かっこいいよ」

「わけわかんねぇw」

「こんなにおいしいお酒を作ってる妻夫木は、すごいやつだよ。

 自慢の友達だよ。

 もうたまんないよ。すごいよ」

と、ほろ酔いの頭で語彙がうまく出てこないもどかしさを感じながらも、一生懸命わたしは感動を伝えた。

妻夫木は目を細めて

「おう。サンキュ」

と、わたしの頭をがしがしと撫でてくれた。

それが今回の旅行で一番思い出に残っている出来事だ。

妻夫木はすごいやつだ、と思った。

そして、わたしみたいな平凡な人間と仲良くしている理由が、よくわからなくなったりもした。

妻夫木は、わたしの何がよくて友達でいてくれてるんだろう。

我ながら卑屈だなあ、と思ったけれど、こんなことを考えていると、妻夫木に誘われたというさとしの笑顔が、小学校のころの羨望の念とごちゃごちゃに混ざって、頭の中に霧がかかっているような、すっきりしない重たい気持ちになってくる。

さとしを誘いたかったのは、平野だけなのかな?

さとしみたいな子だったら、きっと妻夫木とも釣り合うんだ、とか意味のわからないことを思った。

こういうことをうじうじと考え込んでいる自分がとてもいやだ。

さとしだって、こんなふうに思われるのはきっと迷惑だ。

そういうことを考えたくなくて、今は仕事をとにかく頑張ることにした。

妻夫木みたいにすごいことはできなくても、自分なりにやるべきことをきちんとこなし続けていたら、いつかはこのもやもやも晴れるかもしれない、と思ったりしている。

次はいつ会えるのかな。

休日はひとりで過ごすことが多く、あまり人を誘うことがないので実は誘い方がよくわからない。

自分から誘ってみれば、何か変わるのかな。

2008-12-29

とりあえずビール

なんで「とりあえずビール」なのだろう?

そもそも何がどう「とりあえず」なのか、分からない。

無理して皆同じものを頼まなくてもそれぞれスキなものを頼めばいいだけの話じゃないのか?日本人全体主義みたいな話になっちゃうか?

なんつーのかな。『女子中学生じゃないんだから「みんなでトイレにいこう」みたいなことを大人がしてどうするんだ?』といった、反発というより、恥ずかしくてやっていられないってとこがある。オッサン連中はそういうのを恥ずかしいと思わないってのが、新鮮だなとも思う。俺らにはちょっと理解できない。

たとえば、別々の飲み物だったら、一斉に揃わない、ゆえに、乾杯ができない。と言うかもしれない。でも、寧ろそこも疑問なんだ。「乾杯」ってそんなに必要か?別にやりたくないわけじゃないが、個人の好みを抑圧して全員無理矢理ビールを飲ませる選択肢をとってまで「乾杯」って大事か?なんか一部の人間に我慢をさせておいて今更「乾杯」なんてとりつくろって「全員の調和」みたいなの目指したってなあ。調和って、別に「皆同じことする」ってのがそれじゃないだろう。寧ろ個人個人は違うのだから、そんなことをしたら余計差がつくだけ。それぞれ違う棒グラフに一律に線をひいちゃったら、そこからはみ出たり足りなかったりする差はそれぞれ違うだろう。そんなことで調和なんて成し得えないよ。

それに、そういうものを目指しているにあたってその着地点が「ビール」であるのも、解せないんだよ。「全員がとりあえず何かおなじものを飲まなきゃならない」という前提を、とりあえず認めたとしても、だったら「ウーロン茶」とかの方が適切であるはずだ。少なくとも、アルコール類は不適切である。アルコールを飲めない・苦手な人が日本人には結構多いことは周知事実だ。体質的に、日本人お酒に弱い人が欧米よりも多数存在する。そんな日本で「とりえあず」をやる際にアルコールをチョイスする、というのは全く理にかなっていないわけだ。

だから彼らが、「とりあえずビール」で何を目指しているのか分からないんだ。調和したいのかしたくないのかどっちなのかと。単なるマジョリティであるビール党の自己満足に過ぎないんじゃないかって。だとしたらそれはマジョリティによるマイノリティへの暴力だから断固粉砕すべきであるわけなんだよ。「とりあえずビール」党の反論はそもそも「ニッポンジンのジョウチョってのはナァ」とか情緒感情的なことを酔っ払いのように言って自己陶酔しているだけで話にならない事が多いのだが……その種の「オッサン」(年齢的な問題ではなく)は、スイーツよりよほど話し辛い相手だと感じる。彼らは実に感情的且つ暴力的で、本当に始末が終えない。

2008-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20081213120755

そうだよね。直そうと思ってるんだけど、なかなか出来なくて。

飲み物が来た時点で、乾杯のことなんて忘れちゃうんだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20081213110359

飲み物が来たら、いつもうっかり先に口をつけてしまうので、「乾杯してからじゃないと飲まない」は無くなって欲しいなあ

ご飯に手をつけるのは、幹事の軽い挨拶が終わってからでいいから

http://anond.hatelabo.jp/20081212131928

お店のことを考えると注文はまとまっていたほうが楽なんだろうけど、やっぱりお金を払うなら、時間を消費するなら最初から好きなものを飲んで過ごしたい。

同意。自分飲み会ではビールだけは絶対呑まないようにしてる。

前は「コップに入れるだけでも」と、ビールを注いで来る奴がいたが、毎回断ってるので今はもうなくなった。それどころか最近幹事が「増田さんは何飲みますか」と聞いてから乾杯という手順。しかも自分以外は全員ビール

一人だけ違うものを頼むのは空気よめてないとか言うのはヘタレ空気を読んでばかりで周りに読ませようとしないやつは負け組み確定。その程度の根性ではビジネス競争に勝ち抜くことはできないと断言する。

http://anond.hatelabo.jp/20081213004747

これ、同意。

別にとりあえずビールじゃなくてもビール好きなやつが集まれば「とりあえずビール」になる。面倒だし。(自分はまだ24なのでおっさんではないと思う)

会社忘年会」はとりあえず乾杯挨拶を最初にやってもらうまでの時間がいかに短いかが重要であって、個々人の好みなんてそれが終わってからにしろよと新卒が言ってみた。

http://anond.hatelabo.jp/20081212131928

遅ればせながら。

定期的に出てくる立論「『とりあえずビール』という文化はおっさんだけ。」

こういうこと言ってるやつは

1.ビールが嫌い

2.おっさんが嫌い

のどちらかである公算が高い。若い頃はビールのどこがおいしいか分からない。また自分よりもおっさんな人が嫌いなのはどの年代も同じ。

自明な立論。増田ですら必要のない日記

問題は、「年配の人が多い飲み会だと」云々の指摘。

飲み会である以上「酒を飲むための会」というのが通常の理解かも知れないが、若いやつが年配と「酒を飲みにいく」のは、上司部下の関係の場合か、歓送迎会/忘新年会等の宴会くらい。つまり「酒を飲むための会」ではない。説教されるかもしくはセレモニーセレモニーで必要なものは乾杯乾杯で必要なのはタイミング

そういう状況下で、「飲みたいものを飲む」とか言う選択肢はない。生絞りグレープフルーツサワーとか頼んだら死亡。

だいたい、そのおっさんたちとの飲み会が単なる「酒を飲むための会」だったら参加不参加の自由だってあるんだろう?

なぜ仮病を使ってでも欠席しない?おじいちゃんに死んでもらってもいいじゃない?

ようするにビールの良さが分からず、その上「セレモニー」「おっさん」が嫌いなんだろ?

2008-12-12

http://anond.hatelabo.jp/20081212172311

ビール苦手な奴は

乾杯はコップに1/4だけで済ませてとっとと次に行けばいいのにね。

ジョッキで来ても、それを丸ごとビール派に渡してとっとと次に行けばいいのにね。

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